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ここまで足を伸ばしてくださって、ありがと。(⌒ー⌒)。聞いてもらいたい・
見ていただきたい自慢の写真や話を並べました。(最上段が新しい記事)
『TV・映画』『くらし』『舞台・ライブ』『旅・ダンス』『新聞・雑誌』『はてな?』
各コーナーの目次をご参照の上、ごゆっくりなさってネ!ふふ。(⌒ー⌒)。

☆☆ 初体験と、再挑戦のグライダー ☆☆


☆ グライダーは、エンジンも無いのに、空を飛ぶ ☆




何を隠そう、わたしは高所恐怖症です。
(スタジオ内にある、階段などでも・・・向こうが見える階段では、その階段の隙間からムコウに落ちそうな気がして、いつも、手すりをシッカリ握ってます。アハハ。) ですから、仕事でなかったらやりませんでしたね。
ただ、その初体験で得たものも大きかったのね。
生き方まで考えたし、変えさせられたのですから・・・。

オマケにまた挑戦したいなんて思うなんて。ふふ、面白いですね。
怖さをこらえての挑戦で期待しているのは【浮遊感・空に浮く感覚】
好い上昇気流に 上手く乗れたらキット、こんな風だろうと想像する 【浮遊感・空に浮く感覚】を、味わってみたいの。
自分で操縦する訳ではないので、気は楽でしょ。
楽しいイメージだけがドンドン膨らむのね。

そんな日はきっと、上空でお弁当食べたくなるだろうなあ、その時はサンドイッチよりおにぎりの方が、わたしらしいかなあって、ドンドン勝手に、想像のフライト姿が、出来ているの。あはは。

*********************


【エンジンも無いのに、空を飛ぶグライダー】に、初めて乗ったのは4年前。
怖さをこらえて、死ぬ気で乗ったの。ふふ。
'02年の秋、北海道文化放送の「開局30周年記念番組」ノースポイントの@として制作された長澤雅彦監督の『つばさ』撮影のためでした。
前田亜季さんが主演されたドラマで、他の出演は萩尾みどりさん、河原さぶさん、小市慢太郎さんと、わたし、と少人数でしたが、とても素敵な温かなドラマでした。
(レンタル店に出ていますので、ぜひ!)

家出した孫が、ふと訪れた一人暮らしの祖母は、グライダー操縦テスト受験のために、必死で勉強を 【明日は単独初飛行をするの!】と、年老いて尚、頑張って生きている人だった。
わたしが演じたお祖母ちゃんの生き方を見て、前田亜季さんの演じる孫娘が、母娘の断絶感を乗り越え、大きく成長するなの。

わたしは普通の飛行機も「あんなに重いものが、空を飛べるのが、どうにも不思議・信じがたい!」と、思っているので【エンジンも無しに空を飛ぶ】なんてコトは、飛んでもない!したくなかった!
でも、このお祖母ちゃん役を演じるためにはグライダーは不可欠だとも思い、飛んだのです。
♪♪〜飛んだ、のではなく・跳んだ、のかもネ。また翔んでみたくなったもの〜♪♪


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☆ グライダーに、再挑戦! ☆

'06年7月13日、北海道の滝川スカイパークで【グライダー】に乗りました。

↑機体は9メートル位で羽は8メートル位かな。わたしのためにスタンバイされてるですよ〜。



↑の写真よーく見て。プロペラ機が前にいるでしょ。
<グライダーって、こんな風に、ロープで牽引してもらって上昇するよ。
風をキャッチして、自力で飛べるところで、ロープを離すの。
わたしが乗せてもらったのは、勿論エンジン無しのグライダーよ。
だから【上昇気流】に乗れないと3〜40分の滞空時間が、限界らしいのね。
長時間、空にいるためには、それなりの雲が無いとダメなの。

エッヘン。(ちょっと、気取らせてもらいます!あはは)


↑の写真は、わたしが「再挑戦だ!」と張り切っていた時刻に、隣でスタンバイをしていた、大阪在住のグライダー愛好家Kさんたちの、愛用機です。
コレは【格納出来るプロペラが備え付けられてる】グライダーなの。 
(Kさんの愛機のようにプロペラ搭載機だと、上昇気流をキャッチ出来るまでの時間、ツナギが出来るらしいの。)
だからこの日、わたしが飛んでいられたのは、40分位でしたがKさんは、愛機をあやつってかなり遠出をして、4時間位かな〜、ずっと空に滞在なさってたの!


↑の写真、は 、Kさんの乗ったグライダーが【滑走路から飛びたったところ】を、上空からわたしがパチリ、と撮ったものなのよ〜!
家族は 『引っ張っているプロペラ機もグライダーも、飛んでるようには見えないなあ!』だって!
撮影者が下手ピーなので、どうにも判り難いと思うけど、TAKIKAWAの文字の左上に、左向きに飛んでいる紙ヒコウキみたいなのが、【Kさんの愛用機】ょ。ふふ。

怖さはあるんですが、一方で羨ましくもあるわたしの心の中には 『 上昇気流に乗って、グライダーの中で、おむすびを食べながら、下界を見たいナア ! 』な〜んて夢が、ムクムクと湧いてきちゃった。あはは。
これら↑の体験は、霧多布での↓仕事が終了した直後の、狙っていた寄り道なの。
鈴代婆ちゃん
(粉雪舞い散る霧多布。水谷豊さんに背負われている鈴代婆ちゃん。 '06.7.12)


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☆ いまだから言える 『怖かった〜!』☆


ドラマ『つばさ』を成立させるためには必要だ、と思いこんでの初体験。
もしかしたら、乗っているだけの絵でも、オーケーが出たのかもしれないけれど
怖さを押して空に飛び上ることを、選んだ。

グライダー体験・しかも再挑戦までした、と話をすると、誰でも『怖くないのオ〜?』と聞く。
モチロン、怖い。怖かったで〜す。
でもあの時は【怖い】って、口に出来ない状況だったの。
本当に、こわ〜い状況だったのよ。あはは。

ドラマの中では「雪の来る前に、飛ぶ」ことになっているが、この日の滝川は、今にも雪の降りそうな天候で、重そうな黒い雲までの距離は300メートル位。
撮影前日に、例年より早い雪がドカンと降り、この日の天候も良くなかったの。

普通は400メートルないと飛ばないらしいが、滝川スカイパークのスタッフは、予想外に早い降雪のために、後が無くなっている私たちの事情を汲みとって【何とか、風の様子を見つつ、飛んでみましょう!】 と協力的だったので、重く垂れ込めた雲を睨みながら、長澤監督を先頭に、我々も手伝って滑走路の除雪をし、祈るような気持で【飛行可能な風を待って】の撮影でした。

わたしの後ろに乗って居られる教官・池田先生は、単独飛行の絵を作るために、頭から布を被り不自由な姿勢で、管制室との交信を続けている。
はるか遠くに据えられたカメラの脇にいる監督から『準備OKです。いつでもどうぞ!』と、催促が無線で何度も来るが、飛び立つ気配はない。

怖さで身じろぎも出来ずにいるわたしに、池田先生は『大丈夫ですよ〜』とか『心配は要りませんよ〜』と、何度も優しい声で声を掛けて下さるのだが、管制室からの「風向きは××・風力は××」と報告される声と『もう少し待ってみよう!』の返事をされる先生の声が、時を経る毎に、緊迫感を増してゆくのが(聴き取れるだけに)『そりゃあ、怖かったのォ〜!』あはは。

(⌒ー⌒)モチロン、担当の池田先生が、安全の対策をとって下さってましたし、撮影は無事に終了しましたヨ。あはは(⌒ー⌒)。


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☆ こころ残りが出来ちゃった ☆

待つ事、どの位だったかしら、夕暮れ近くになって、GOのサインが出て飛びたったけれど、雲が低いので(雲の中は、入れない)急旋回をして帰還。
<昔の映画でみた宙返りするゼロ戦乗り>のように、体が斜めに傾いているが、キャーッ、と叫ぶヒマもなかった。

ごく短時間の飛行を、二回繰り返して撮影は終了したの。
でもね、こんな思いをして乗った【グライダー飛行】で、わたしの世界観は変わった。
事実、わたしの生き方が変わったの。
だから今は、このチャンスを得られたコトを、監督にも神サマにも感謝しているの。
風に身を任せる爽快感から、がんばり過ぎない生き方を識ったのカナ?! ふふ。

そんな天候だったので、グライダーでの浮遊感・上昇気流に乗って、空を翔ぶ感覚
(最初にお聞きした説明で、わたしがイメージした感覚)には、出遭えなかった感じがあって、こころが残り、今回'06.7.13にグライダー再挑戦!

(⌒ー⌒)だけどねえ、天候ってこっちの思うようにはならないものなのね。
飛行機が霧のために、欠航になった位なので、晴れてはいても【グライダー日和】にはならなかったの。
今回も、【おあつらえ向きの、上昇気流】には出遭えなかったの。
期待してた『空に浮かぶ感覚』は、今回もオアズケのまま、帰京しました。

だから【空を、翔んでる!】って感覚はきっといつか味わうゾ、との思いから、怖さもありますが『もう一度再々挑戦をしたい』と、思って居ます。あはは。


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☆ グライダーの事をもっと知りたくなったら・・・ ☆

滝川スカイパークのトップページの体験飛行のご案内
滝川スカイパーク公式ホームページ

(⌒ー⌒)併せてこの春の 池田亨先生たちの素敵な挑戦もご覧下さい(⌒ー⌒)
【グライダーによる夢の日本縦断飛行】


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