98年9月に読んだ本。

●「このままでいさせて」剛しいら[キャラ文庫](98/9/29)

ボーイズラブものです。好きな作家さんなんで、買ってしまいました。
日向晃は、「バーチャマン」に主演したがその後は売れない俳優をしながら、アルバイトで稼ぐ生活を送っていた。ある日、ファンと名乗る中学生の少年・滴が家に訪ねてくる。事情がありそうな家出少年と暮らしはじめたが、やがてふたりは恋に落ちて…
結構よかったです。指輪のシーンとか、けっこうグッときました。ひたむきさが泣かせます。
ボーイズラブものでありがちな、ふわふわしただけの話じゃなくて、足が地についた、夢物語になってるんですよね。


●「風のケアル3 嵐を呼ぶ烽火」三浦真奈美[中央口論社C★NOVELS](98/9/28)

「風のケアル」のシリーズ三作目。ケアルは1年ぶりにデルマリナから故郷・ハイランドに戻ってきます。親友・エリとは別れたまま。
今まではどうも影の薄かった主人公でしたが(^ ^;)、成長して帰ってきたケアルも、さまざまな問題に立ち向かっていきます。表紙の胸板(^ ^;)といい、たくましくなったなあ、と。
ハイランドも、デルマリナでも大問題が起こってしまいましたが、今後どうなるやら…


●「長靴を履いた犬」山田正紀[講談社ノベルズ](98/9/26)

「神曲法廷」の、神の声(?)を聞いてしまう、“神性探偵”佐伯神一郎の続編です。今回は、犬神伝説のある、さびれた町を舞台にした、殺人事件でありますが…
うむむ。前作は大袈裟な謎が「神曲」とうまくからみあってよかったんですけど、今回のは事件自体が小粒で、ああいう大袈裟な描写と妙にズレを感じるというか。
あとがきにかいてあった、著者の試みも成功したとは思えないし。どうも消化不良な感じがします。


●「魔術士オーフェンまわり道2 ゼロの交点」秋田禎信[角川mini文庫](98/9/26)

本編の番外編です。今回は怪獣大戦争です(笑)。
とにかく、アニメ化おめでとう、ってことで。キリランシェロくんが回想シーンででてくることを楽しみにしてまーす。


●「アポクリファ」乗越たかお[河出書房新社](98/9/26)

これまた、西村さんに貸していただきました。
マイナーな通信ネットワークでのチャットを舞台にした小説。1200とか2400bpsでNiftyでチャットにハマってた頃を彷彿させるなあ、って思ったら1991年の作ですね。なるほど。
展開はわりと簡単に想像ができるし、ここで交わされているメディア論は、実際に個人がホームページを持てて、かなり大きな影響力を持てる今となっては(ちなみにそれは無茶苦茶怖いことです(^ ^;)。私も怖い思いを何度もしてる…)、「ちょっと違う」ものがあります。この手のジャンルは、進歩が激しいから、時期を逃すと、ちょっと辛いものがありますよね…この話もおもしろいのは確かだけど、せめて5年前に読みたかった。


●「カラフル」森絵都[理論社](98/9/26)

西村さんに貸していただいた本です。ありがとうございまーーーす(*^ ^*)。
「つきのふね」よりもこちらの方がいい…という話を聞いて楽しみにしてました。
死んだ「僕」の前に現れた天使が、「抽選に当たったので、本来なら輪廻を外れる魂に、再チャンスをあげます」。「僕」は地上に戻されて他人の体に「ホームスティ」をして、自殺した少年・小林真として生きることにテ……
あらすじだけ紹介しても、魅力は伝えきれないんですよね……ちょっとしたエピソードや、言葉の使い方がうまいんだろうなあ。
やっぱり、泣かされてしまいました。誰もがみんな、ほんの少しのことで傷つけられてるけど、見方をかえることで、それらも美しいものになるんだと。
とにかく読んでほしい…と薦めたく本ですね。


●「秘密の花園」あさぎり夕[集英社コバルト文庫](98/9/22)

男子校を舞台にしたボーイズラブもの。単発の話ですけど、まあ、いつもの感じです(^ ^;)。
作者本人があとがきに書いてますが、昔の少女マンガノリで展開も大体想像つく線だし、でもまあ疲れてる時にはこういう本の方が気楽でいいんですよねぇ(^ ^;)。


●「やさしい雨」浩祥まきこ[集英社コバルト文庫](98/9/21)

心に疵を抱えた、三人の少女を描いた、短編集。
悪くないです。もうすこし突き抜けたものがあればよかったんだけど。
久しぶりに、昔ながらの「コバルト文庫」を読んだなあ、って感じがします。


●「塗仏の宴 宴の始末」京極夏彦[講談社ノベルズ](98/9/18)

「支度」から半年、やきもきしなから待った完結編です。
とにかく、すごい話でした。シリーズ最高傑作ではないかと個人的には思います。(一作目からリアルタイムで読んでるのはちょっと自慢(笑))
色とりどりの糸で織り上げられた曼荼羅の美しさ。読み終わったあとのなんともいえない酩酊感、これがあるから京極夏彦はやめられない。
ファンなら放ってても読むだろうし、この本は色々なページでもっとおもしろい書評がでるだろうから、そういうことはおいといて、とりあえず注意。
「支度」を読んでない方、「始末」のあらすじは絶対に読まないように。ネタバレです。
「支度」をほとんど忘れた方は、「始末」の前に再読しておくことをオススメします。そうじゃなきゃ、あの編まれた世界の美しさがわかりにくいと思うので。
「始末」で、「あんまり関係ないのでは?」と思える短編も、実は深く話にかかわっています。読み落としのないように(^ ^;)。「支度」がちょっと退屈…と思った人も「始末」の話のうねりには満足すると思いますよ。あれだけの長さも、「宴」のためには必要な「支度」だったんですから。
ここ数日、本関係のサイトでは「始末」の話でもちきりだったと思うけど、それをみて興味を持った人は、「支度」から読むのではなく、シリーズ最初から読んだ方がいいです。途中から読んでも話はわかるんだけど、このシリーズは登場人物が複雑に絡み合っているので、最初から読んだ方がいいかも。
最近、「姑獲夏(うぶめ)の夏」の文庫版(講談社文庫)がでたばかりだし、それからチャレンジしてみては?
初心者(?)は京極堂のウンチクで挫折する人もいるそうですが、それが辛かったらその部分は読み飛ばしてください(爆)。それでも話はちゃんとわかりますから。
一度最後まで読めば、キャラに興味がでるだろうから、それから読み直せば全然辛くないのではないかと。
京極夏彦の作品をリアルタイムで味わえることの幸せと苦しさ(この半年は長かった(^ ^;))をしみじみと感じました。
…それにしても、榎さん、カッコよかったっっっ!!いやあ、ホレ直しました(*^ ^*)。
キャラ萌えな、完全ネタバレの話はこちら。作品を読み終えてない方は、絶対に読まないでくださいね。

巻末に、雑誌「メフィスト」で連載を開始する、「百器徒然袋」の宣伝が載ってるけど、なんと榎さんがでるらしい(*^ ^*)。「IN★POCKET」で「探偵はでてくるけど、ミステリじゃない」って言ってたからひょっとして…って思ってたけど。嬉しい〜〜。…でも、榎さんメイン(って勝手に決め付ける(^ ^;))で、話はまともに成立するの????…とにかく、「メフィスト」予約しにいこう(^ ^;)。


●「グイン・サーガ外伝15 ホータン最後の戦い」栗本薫[ハヤカワ文庫](98/9/15)

またでました、グインサーガの新刊です。今回で、やっとグインのシルヴィア救出劇が一段落です。いやあ、長かった(^ ^;)。
それにしても、グインって報われない人だよなあ…
早くグインに本編復帰してもらいたいものです(^ ^;)。
次は本編が10/9、12月上旬発売予定…って、ってことは今年は本編とあわせて8冊でるんですか(^ ^;)。このペースだと、あと5年で完結…するのかなあ。


●「実況中死」西澤保彦[講談社ノベルズ](98/9/12)

「幻惑密室」に続く、「チョーモンイン」シリーズ二冊目です。「チョーモンイン」というのは、「超能力者問題秘密対策委員会」の略で、超能力者が起こす事件を解決するための秘密組織で、その見習い相談員の嗣子と能解刑事、ミステリ作家の保科が事件を解決するというシリーズものです。SF的設定の、ミステリです。話自体はコミック的な軽い話ではありますが、ミステリとしては本格的。
今回は、テレパシー。それも、たまたま一方的に特定の人の見えてた光景が、ある特定の人に見えてしまう…というもの。しかも、その相手は、殺人を犯しているらしい…次の被害を防ぐためにどうすればいいか?という感じですね。
前作はもうひとつしっくりこなかったんですが、今回のは見事!今までの西澤作品の中で個人的には一番よかったのではないかと思います。
嗣子ちゃんがかわいいし、3人の不思議な三角関係も進展したような、してないような…いやあ、でもいい感じですねぇ。
短編の方も全部メフィストで読んでますけど、こっちも早く単行本化してほしいなあ。


●「人狼城の恐怖 第四部完結編」二階堂黎人[講談社ノベルズ](98/9/12)

「ドイツ編」発行から2年と5か月、ついに「人狼城の恐怖」の完結編です。ドイツとフランスの国境にあるという、謎に包まれた人狼城。それは国境の渓谷を挟んで、双子の城だという。その城で、時を同じくして、猟奇事件が発生する。その謎を解明するために名探偵・蘭子はいよいよ人狼城に乗り込む!…というわけで、今回は一冊丸々推理・解決編です。
人狼伝説、ハーメルンの笛吹き、ロンギンヌの槍、ナチスの秘密実験……もちろん、さまざまな密室……と多くの謎を絡めながら、これだけ大きく広げた風呂敷きをはたしてちゃんと畳むことができるのか??…と半分不安だったのですが、期待どおりの出来栄え。これだけ長いのに、それらがちゃんと絡み合って、最後に収斂していく様は見事です。
非常に長い話ではありますが、「本格」が好きな人であれば、何があっても読むべきでしょう。ミステリが好きな人も、興味があればぜひ読んでほしいですね。最初、意味なく長く思えるかもしれないけど、最後まで読めば、それらはちゃんと意味のあるパートであったことがわかるはずです。


●「セレーネ・セイレーン」とみなが貴和[講談社ホワイトハート](98/9/10)

第五回ホワイトハート大賞《佳作》受賞作。舞台は21世紀初頭の月基地。代わりばえのしないメンバーとの生活が続く中、「暇つぶし」のために作られた、人間型ロボットのドーン。ドーンはやがて作成者のJJに恋をするが……という、ロボットと人間の恋物語です。設定としてはよくある話かもしれないけど、ドーンの感情の移り変わりと、ドーン自身は感知できない「悲しみ」が丁寧に描かれていて、なかなか読ませます。けっこう、切なかったです。
設定は全然違うけど、「アルジャーノンに花束を」を彷彿させるものがあるなあ、と個人的には思いました。
ホワイトハートは「佳作」受賞だったけど、受賞してから9か月たっての出版ということを考えると、大幅に加筆修正されたんでしょうね。最初からこれだったら、大賞を受賞できたでしょうね、きっと。
細かいのから大きいのまで、疵もなくはないんですけど、大切なことがしっかりとしているから、私にはあんまり気になりませんでした。これから先が楽しみな作家ですね。


●「夢の宮 〜薔薇いくさ〜」今野緒雪[講談社コバルト文庫](98/9/9)

「夢の宮〜薔薇の名の王〜」の続編というか、前史にあたる話です。
今回の話は、巫女がヒロインです。なので、今まで「夢の宮」シリーズに深くかかわってきた、「予言」と巫女について詳しく書かれています。
今までは、「夢の宮」シリーズに出てきた予言を「なんでこんなの本気で信じているのかなあ…」ってちょっと思ってたけど、こうやって詳しく説明してくれたので、「なるほどー」って納得できました。
ちなみにこの話は、「薔薇」シリーズの内容をはっきり覚えているとネタバレになります(^ ^;)。私は細かいところを忘れてたので、ちょうどいい感じだったかも。
派手な話ではないけれども、この「薔薇」のシリーズは結構好きなので(茨木様〜)、しみじみとした話だったなあ、と。


●「サイコ No.2阿呆船」大塚英志[角川スニーカー文庫](98/9/8)

待望の2巻。「サイコ No.1情緒的な死と再生」の続編で、雨宮一彦が、彼に興味を持った精神科医の磨知によって、医療刑務所に移管される途中、彼女と一緒に誘拐されてしまう。そして、犯罪専門の違法FM局が犯罪中継をはじめ、そこに雨宮はゲストに招かれていた…
「サイコ」は、雑誌「エース」で連載されているマンガです。その原作者による小説版で、小説を読む前にはコミックスを読んでおいた方がいいでしょうね。ちなみに、怖い話です(^ ^;)。(植木鉢〜)小説版は、コミックスの小説化ではなく、コミックスでは描かれなかったエピソードが語れていきます。
さて、小説版の話。今回も、ずいぶんと冷えた話でした。悲惨な事件の描写をなんだかひとごとのように、ブラウン管の向こうで眺めているような感じを受けながら読んでました。おもしろいか、と言われたらなんとも答えにくいけど、買ったばかりなのに、全部イッキ読みしちゃいました。途中でやめられなくて。
今回も、あとがきが一番過激(?)だねぇ…
今回、スニーカーの中で一冊だけ発売が遅れたのって、単に原稿が遅れたのか(あとがき、8/6だよ(^ ^;))、もしくは「また」輪転機が止まったのか…どうなんでしょうねぇ…


●「ハルマゲドンバスターズ 黄金狂騒曲!」嬉野秋彦[スーパーファンタジー文庫](98/9/8)

表紙のイラストに惹かれて本を手にとって、あらすじを読んだらおもしろそうだったので買いました。
探偵…なんだけど、実際は拝み屋やってる、陰陽師の善ノ介。そのパートナーで、一見美少女のサクラ。そのふたりが、召喚された悪魔の巻き起こした事件の解決を依頼されて…という、ライトノベルズではよくあるゴーストバスターズものです。主人公側は陰陽師、で悪役(?)の方は西洋魔術。設定はよくあるパターンではありますが、キャラが魅力的だし、話に勢いがあっていいし。おもしろかったです。この手の話が好きな方は、ぜひ目を通してほしいなあ。この作者の他の作品も読んでみようかなあ。


●「邪馬台国はどこですか?」鯨統一郎[創元推理文庫](98/9/7)

数か月前に出て、そこそこ評判になってて気になったので、買ってしまいました。
ジャンルとしては、歴史ミステリー。といっても見立て殺人があるわけでもありません。とあるバーで、歴史学者の美女とライターの男性が、酒の肴に歴史の話。定説とは全然違う、とっぴな結論を出して、それをライターの男性が論証していく…という短編集。
感想としては、「もっと上手に騙してほしかった」です。私はそれほど歴史に詳しいわけではないけど、歴史ミステリーっていうのは結構好きで、そこそこ読んでます。こういうのはフィクションだから、事実に基づく必要はないと思うけど、「…ひょっとして…」と思わせてくれるものがほしかったなあ(^ ^;)。
仮説はなかなかおもしろいけど、論証がずさん過ぎる(^ ^;)。仮説の上に仮説を建てていくのは歴史ミステリーではありがちだけど、もうすこし上手にやってね(^ ^;)。文献を、自分の説に都合のいい所だけを取り出したりて肯定したり、都合の悪いところは後世の偽作や信用できないと決め付けてしまうあたりがなんだかなあ、でした。
途中から飛ばし読みになってしまいました…
個人的にひっかかりを覚えたのは、地の文で「証明された」とかそういう宮田の説を簡単に肯定してしまうこと。これは信じやすいバーテンの視点だから、彼がそう思う分にはいいんだけど、なんか客観的に「正しい」って肯定しているようでさあ…
明石散人のように、資料を元に推理を組み立てていくという、「ゲーム」として描いてくれたら、まだここまでもやもやしたものが残らなかったんだけどねぇ…


●「葡萄の真実」藤原万璃子[小学館パレット文庫](98/9/6)

「葡萄の宝石」の続編。ワインを巡る話です。
ソムリエ志望の黒崎丈は、ボルドーの経営の苦しいシャトーで働きはじめて、1年。シャトーの当主の少年・アンリと丈はブルゴーニュへ息抜きの旅行にでかけるが、そこで日本人の親子に出会って…
今回のアンリはなかなかかわいくてよかったんじゃないかと。エピソードの展開は予想の範囲内でしたが、悪くなかったです。ワインが好きな方、ワインに興味のある方にはおもしろく読めるシリーズではないかと思います。


●「《星》はなんでも知っている 真・運命のタロット6」皆川ゆか[講談社X文庫ティーンズハート](98/9/5)

シリーズ通算19冊目。前作の最後で《女教皇》があんなことになって、突然3人称に変わってます(^ ^;)。まだ前作の最後では、「カードの中で見聞きしたことかなあ…」って思ってたけど、今回は完全に視点が別だよ(^ ^;)。…それがちょっと気になるなあ…
まあ、それはおいといて。国際陰謀の話がますます…ティターズでもプロメテウスの内部でも色々あるようだし… 本当にこれ、あと3冊で終わるのかなあ(^ ^;)。
今回はなんといっても、真の1でちょっと話の出てた、ライコとカインの関係が明らかにされたことでしょうか(^ ^;)。…いやはや。あと、戦車&大河兄の復活が嬉しいですね(*^ ^*)。
ここしばらくのジンクス(?)を破って、珍しく今回はタイトルになった精霊が活躍してますけど、協力者とあわせて3メートルという爆乳はすごかった(^ ^;)。


●「ラグナロク2 白の兇器」安井健太郎[角川スニーカー文庫](98/9/4)

第三回スニーカー文庫大賞受賞作「ラグナロク 黒き獣」の続編がさっそく登場です。喋る剣・ラグナロクと、凄腕の、元傭兵・リロイは、港町カナンで海賊に追われる女を助けたことから 厄介ごとに巻き込まれることに…
今回は前作にもまして息詰まる戦闘シーンが多く、話のテンションは高いです。そのせいか、前作に比べて笑えるシーンが少なくなったのがちょっと残念(^ ^;)。リロイのラグナロクへのいじわる(^ ^;)と、それに対するラグナロクの反撃には笑ったけど。
新キャラも続々登場。謎の美女から、《闇の種族》を付けねらう男、超人的な腕を持つ海賊……新キャラのうち大半の人は今回で出番は終わったようですが(^ ^;)。今回はたくさん人が死ぬし、建物の破壊もすさまじかったねぇ。あと、リロイの出生の秘密(?)も今回で大体判明しました。今後は、リロイがどう変化していくか…なんでしょうね。
フェイリルはおいしかったなあ。ああいうキャラは好きだ(*^ ^*)。とにかく、次が楽しみ。


●「アース・ガード −ローカル惑星攻防記−」小川一水[ソノラマ文庫](98/9/1)

宇宙人ひとりと高校生二人が、地球に「開発」にきた宇宙人たちから守るために立ち上がった!!…という話を、名古屋を舞台に描いた作品。軽いタッチながら話の展開はハデだし、なかなか楽しいです(*^ ^*)。話の造りもちゃんとしてるし。気楽に楽しめる話ですので、興味があればどうぞ。


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