99年11月に読んだ本。
●「緑の迷路 ショウ&クラウド2」多戸雅之[新書館](99/11/29)
犯罪多発都市・トライアルの刑事のショウとクラウドは、「グリーン・ナイツ」の一員にして、賞金稼ぎナンバーワンコンビ。彼らが大物テロリストをはめるための罠に協力することとなった。舞台は水族館で…
前作にもまして、ショウの本体とクラウドのらぶらぶぶりがすごいです。ショウの半戦闘形態とクラウドとの熱い友情もいいんですよね。
ノリのいい会話やキャラと、勢いのある話がおもしろい作品なんですが、特に表題作はフレアと深淵警部(すっごいカッコいい〜)との間にある激しく深い絆がいいなあ。この話、もっと読んでみたいです。
このシリーズ自体、この二冊で終わる(?)のがもったいないですよね。続き、読んでみたいだけども。
●「緑の標的 ショウ&クラウド」多戸雅之[新書館](99/11/26)
「やさしい竜の殺し方」や「喪神の碑」シリーズの津守時生の別ペンネームでの作品です。
ショウとクラウドは犯罪多発都市・トライアルの特殊刑事(?)「グリーン・ナイツ」の一員にして、賞金稼ぎナンバーワンコンビ。その二人の命に裏社会のボス的な存在のトモ・キヨタが賞金をかけたため、二人は多くの暗殺者に狙われることに…
この人の作品って、強い絆で結びついた男たちの話が多いのですが、このシリーズはわりとあからさまにらぶらぶですね。といっても、ホモでもボーイズラブでもないんですが。クラウドがラブラブなのはショウの本体であって、半戦闘形態じゃないからー。個人的には半戦闘形態の方が好きかも。
会話がテンポよく、キャラも生き生きしてて楽しいです。ただ、これがプロ第一作だったということで、この作者の他の作品に比べて少しアマチュアぽいノリが感じられますね。
とりあえず、シリーズ二作目を次に読まなきゃ。
●「風の名前」妹尾ゆふ子[ファンタジーの森](99/11/25)
「魔法の庭」シリーズの前史にあたる話です。妖魔の王・シリエンがまだ名前を持たなかった頃の話。全てのものを破壊しながら、ただ世界の果てに向って移動するだけの長虫によって滅ぼされかけた女神の神殿。そこにたった一人残っていた巫女のところに、妖魔の王がやってきた。ふたりは長虫を追いかける旅にでかけるが……
精緻な織物をみているよう。名前や言葉がパワーを持ち、精霊が暮らし、神が生きている世界をみごとに編み上げられています。なかなか切なくて美しい話でした。
この世界の話ももっと読んでみたいな。
●「スカーレット・ウィザード2」茅田砂胡[中央公論社C★NOVELS](99/11/24)
「スカーレット・ウィザード」待望の続編。買ってからすぐに読んじゃいました。
パワフル宇宙恋愛(?)小説。一匹狼の海賊が結婚したパワフルな「女王様」は、巨大財閥の総帥。前作ではイマイチ影の薄かったダンナ様が、今回は奥さんの危機を救うために大活躍です。
ただ、今回は茅田さんの話にしてはちょっとパワーが足りなかったかな?水準以上におもしろいのは確かなんだけども。
とりあえず、次巻に期待。
●「徳利長屋の怪」はやみねかおる[講談社青い鳥文庫](99/11/24)
「ギヤマン壷の謎」に続く、「名探偵・夢水清志郎」モノの大江戸番外編の下巻です。
「名探偵とはみんなが幸せになるために謎を解決する人です。」という教授でも、幕末の嵐と無縁でいることはできなくて。のほほんとした雰囲気の上巻と比べると、緊迫した雰囲気となっています。江戸が火の海となる瀬戸際で、「今」を守ろうとする教授のいうことは理想主義の甘ちゃんかもしれないけど、やっぱり子供が読む本はこうあってほしいと思うのは私だけかな。これを読んだ子供たちにもちゃんと伝わるといいよね。
●「木曜組曲」恩田陸[徳間書店](99/11/22)
待望の恩田陸の新刊。本屋で見つけられなくて、クロネコで注文しました。
今回の作品はミステリです。
耽美的な作品を書く、有名女流作家の時子が毒物で死亡してから4年がたった。時子の住んでた「うぐいす館」に集まったのは、時子の死亡時に居合わせた5人の女性。5人が集まったところに、花が届いた。添えられていたメッセージは、5人の罪を告発するものであったが…
ほとんど食堂だけで繰り広げられる、5人の密室劇。次々と明かされる秘められた事実。二転三転する展開も面白いですが、なにより話の空気が素敵です。ここにでてくる女性たちはみんな「物書き」に関連する仕事に就いていて、創作することの業というか、苦悩や喜びなど描かれてるあたりがおもしろいかったです。
女たちのしたたかな強さがいいなあ。微妙な気持ちを描くの、うまい。
話が下世話じゃなく、鮮やかだけでもどぎつくない色彩に染まっているあたりが恩田陸かも。
ミステリとしてもオススメです。
これ読んでたらお腹空いてきちゃったなあ。でてくる食べ物が本当に美味しそうだもん。
●「燐火鎮魂 斎姫異聞」宮乃崎桜子[講談社X文庫ホワイトハート](99/11/20)
「斎姫異聞」シリーズの最新刊。この作品は平安時代を舞台にした調伏モノで、「神の子」で両性具有の宮と、ただ人でありながら無意識の破魔の力がある義明のじれったい恋物語であったりもします。
今回は恋多き女・和泉式部の話。彼女に関わった男たちが次々と不審な死を遂げてゆく。彼女に妖狐がとり憑いているせいではないかという噂が流れていたが…
テーマが「らぶこめ」だそうですが、肝心の宮と義明の間に全然進展がないような。そろそろいい加減なんとかならんのでしょうか。あと重家の出番がなかったのが寂しいぞ。
●「魔法の庭3 地上の曲」妹尾ゆふ子[ファンタジーの森](99/11/19)
いよいよシリーズ完結編。やっと氷姫の魔法の庭に辿りついた妖魔の王とうたびと。そこでみたものは…
切なかったです。氷姫・イザモルドはあまりにも大きな力を持って生まれたために、周りの人に疎まれて孤独に育っていって。唯一愛した人を失って…そして呪わざるをえないように追い込まれてしまって。読んでて胸が痛かった。
雪に閉ざされた北の国の魔法の庭、そこに唯一咲いている青い薔薇。イメージがきれいでいいなあ。
神がいて妖魔がいて、言葉に「力」があって魔法が存在する世界。それらの世界の手触りが感じられるほどしっかり作られているのがいいですね。話のスケールが大きくなりながらも破綻せずに収拾させたのもみごと。
というわけで、オススメ。読むなら三冊イッキの方がいいですよ。世界にどっぷり浸れるから。「ファンタジーの森」のちょっと前の本までちゃんと置いてる本屋って少ないから、見つからなかったらクロネコヤマトのブックサービスで注文した方がいいかもしれないです。すぐに届くし。
シリエンの昔のお話「風の名前」を読むのが楽しみです。(クロネコで注文したの)
●「魔法の庭1 風人の唄」妹尾ゆふ子[ファンタジーの森](99/11/17)
正統派のファンタジーです。まじりけのない水のように、きれいな話。
北方王国は強大な魔力を持った姫・イザモルドの呪いの言葉で氷にとどされ、死の世界となった。それから50年。妖魔の王・シリエンは南王国のうたびと・アストラと共に、イザモルドの待つ「魔法の庭」を探すために旅立つが…
言葉が、唄が力を持ち、名前を呼ばれることが支配される世界。その世界の作りがしっかりしてるのがいいです。
妖魔の王、シリエンはビジュエル的に好みのタイプ。高飛車な性格もいいですなあ。
とりあえず、続きを明日読もうっと。
●「ギヤマン壷の謎」はやみねかおる[講談社青い鳥文庫](99/11/16)
「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズの外伝の大江戸時代劇編。
今回の舞台は幕末という熱い時代ですが、教授はいつものように、のんびりゆったりと過ごしています。
このシリーズは児童文学ですが、人が死なない、ほのぼのとしたミステリになってるあたりがいいんですよね。教授のキャラは結構好き。
今回は上巻で、たしかもうすぐ下巻も出ると聞いたような…
●「百鬼解読 妖怪の正体とは?」多田克己[講談社ノベルズ](99/11/15)
京極夏彦の「妖怪シリーズ」に出てきた全部の妖怪に関する解説の本です。京極さん自ら書き下ろした妖怪画42点つき。
えっと、この作者ってひょっとして「塗仏の宴 宴の支度」にでてきた妖怪研究家のモデルとか?名前似てませんか?…えっと、今手元に「支度」がないんで、はっきりとキャラ名がでてこないんですけど。
「不思議な現象」に理屈をつけるために、どのように妖怪が生まれてきたか、またどう変わっていったかはなかなか興味深かったです。個人的にウケたのは、大禿です。…そういう意味があったのね。
陰摩羅鬼って解説を読んだけど、どんな話になるんだか想像もできないです。はやくお話を読んでみたいけどなー、京極さんの新刊はいつになるんだろうな。
●「百器徒然袋 −雨」京極夏彦[講談社ノベルズ](99/11/13)
京極堂シリーズの外伝で、榎さんメインの中編集です。
とにかく、痛快な話。京極堂と榎さんのタッグが素晴らしいんです。関くんもいつものように胡乱でかわいいし。
収録されてる話は、「鳴釜」、「瓶長」、「山颪」で、全部メフィストに連載されていたもので、すでに読んでいたのですが…少々加筆あり。ちゃんと引き比べていないけど、「山颪」には読んだ記憶のないパートがいくつかあったような。メフィストで読んだときにちょっと説明不足かな、と思ったことが加筆されていたんじゃないかと思うのですが…
とにかく次の長編が楽しみ。この本で言及されている、「白樺湖」の事件がそれなんでしょうか?それとも「大磯の事件」?個人的には白樺湖の話が読みたいです。発端が榎さんと関くんがふたりで旅行だし、向こうで起こったできごとが榎さんの目が見えなくなったということだし!!
京極夏彦の本を「読んでみたいけど、あの厚さはなあ…」とためらっている人は、とりあえずこの本から読んでみてもいいんじゃないでしょうか?中編だから軽く読めるし、話がとにかく愉快ですし。これでキャラに興味が持てたら、長編を読むのもかなり楽になると思います。長編の方が構造的に魅力で、話に深みがあるので、ぜひ長編も読んでほしいです。
●「グイン・サーガ68 豹頭将軍の帰還」栗本薫[ハヤカワ文庫](99/11/12)
「グイン・サーガ」シリーズ最新作。
ついにグインがケイロニアに戻ってきました。なかなか感慨深いものがあります。
今回のシルヴィアはなかなかけなげでかわいかったです。グインともなかなかラブラブだし。…でも、その彼女がいつかはああなっちゃうわけで。ここしばらくのアムネリアの扱いといい、栗本さんの女性キャラへの仕打ちって…
イシュトの方もなんだかきな臭くなってます。さて、続きはどうなるのやら。次刊予告はなかったけど、結構書き溜めているみたいだからはやくでるんだろうね。
●「景清奇談」椹野道流[講談社X文庫ホワイトハート](99/11/11)
「奇談」シリーズ最新刊。本業は小説家、裏稼業が霊障を扱う「組織」に属する追儺師(ついなし)の美形・天本森と、人間と植物の精霊のハーフの美少年・琴平敏生による、ゴーストバスターもののシリーズ。
最近は旅行・グルメな霊退治モノになってるような。
今回の舞台は広島。掛け軸の絵に魅せられ、何かにとりつかれたようになった女性。彼女が失踪したとき、絵の中の女の姿も消えてしまっていた……
前回の反動からか、今回はラブラブ全開という感じで、なんか恥ずかしかったです。じれったい二人の関係も、ほんの少しは進展したような。今回は長いわりにはちょっと話は薄かったような気がします。
●「新人賞の獲り方おしえます」久美沙織[徳間書店](99/11/10)
93年にハードカバーで出た作品の文庫本化。待ってました。ハードカバーででた時から読みたかったんですよ。
小説を書くための基本的な心構えから、テクニック、そして日常の意識の持ち方まで、実践的なアドバイスがつまっています。
私は小説家になりたいとか、ものがきで食べていきたいというような欲求は全くないけど、WEBであれこれ書いてる以上、少しは文章力をつけたいな、という気持ちがありまして。あとはこういう「お話を作るときの構造」に関する話を読むのは好きなんです。昔のだと、栗本薫の「小説道場」は全部持ってましたもの。
単なるHOW TOモノに終わらない、ひとつのエッセイとしてもたいへん読み応えのある本です。オススメ。
●「三千世界の鴉を殺し(1)」津守時生[新書館ウィングス文庫](99/11/10)
「カワランギ・サーガラ」や「喪神の碑」と同じ世界のお話だということで、読む前から期待は大きかったんですが、それにちゃんと応えてくれました。
O2の息子のルシファード・オスカーシュタインは、超絶な美貌と飛び抜けた能力の持ち主のくせに、奔放な性格のせいで銀河連邦宇宙軍イチのトラブルメーカー。そんな彼が左遷された辺境の惑星で、滅亡したはずの蓬莱人の医師・サラディンと出会い、運命は動き始めるが…
SF…というよりは、あとがきに書いてあるとおり、「お笑い軍隊物」かも。個性的なキャラ同志のやりとりが本当に楽しい。ルシファードもいいですが、きっぷのいい姉ちゃん・ライラが素敵です。あと、O2との親子の会話は最高でした。
ただ、まだまだ話は序盤なんですよね。蓬莱人の謎も、それがどうストーリーに絡んでくるかもこれからだし。はやく続きがでてほしいものです。
ほんの少しホモくさいですが、「ギシギシ」は最後までないそうですんで男性でも読めるのではないかと。
●「アール・デコの館」写真/増田彰久・文/藤森照信[ちくま文庫](99/11/9)
旧朝香宮邸、現・東京都庭園美術館の写真と日本のアール・デコに関する解説が載っています。この前、東京都庭園美術館に行ったときにゲット。
東京都庭園美術館は、二番目の、建物が好きな美術館です。(一番は佐倉の川村記念美術館なんです)
入り口のラリックの、ガラスの天使像、香水塔、広間の取っ手のデザインとかも全部好きで。いいよねぇ。写真がすごくきれい。
アール・デコ関係のお話もなかなかおもしろかったです。
●「李歐」高村薫[講談社文庫](99/11/8)
「わが手に拳銃を」を元に書き下ろした作品。
高村薫は、「神の火」で挫折して以来、なんとなく苦手意識があって手を出さなかったんです。でもこの作品は評判いいし…でずっと気になってたんだけど、「ヒカルの碁」で海王の大将・岸本くんが手にとっているのをみて、読もうかな、と。
大学生・一彰は美貌の殺し屋・李歐に出会って運命が変わった。共有した時は短かったが、互いにかけがえのない相手となった二人。そしてふたりの間に15年の年月が流れ…
硬質で冷たくて、それでいてどこか熱く、そして色っぽい、ハードボイルド。高村薫に熱心なファンがいるのはよくわかるなあ。話の重量感と広がりがさすが。
思ったよりは読みやすかったです。前半はもうひとつのめり込めなかったけど、後半にはぐいぐい引き込まれました。最後の方にはちょっと涙が。
李歐は大陸的な大きさを感じる魅力的なキャラですね。一彰との強い絆に憧憬も感じます。
ただ、李歐は私のストライクゾーンから微妙に外れちゃってるのよ…なのでもうひとつキャラ萌えができなかったのは残念ですが。
高村薫の作品としては結構読みやすい方だと思いますし、オススメ作品。
●「キスの法則」和泉桂[講談社X文庫ホワイトハート](99/11/5)
「キス」シリーズももう7冊目。経済アナリストと、無愛想なシェフの甘々のボーイズラブものです。
今回はあんまり大きな事件はないけれども、吉野と千冬は言葉が足りないためにまた気持ちがすれ違い。このあたりのじれったさがいい感じ。
今回はなんといっても、マイハニー・バンビちゃんこと睦ちゃんでしょう!!今回は藤井くんとの関係の進展にはドキドキでした。それにしても、睦ちゃん、強くなったよねぇ。自分の人生は自分のもの。当たり前といえば当たり前だけども、まっすぐ言えるというのはスゴイと思います。ほんと男前です。
私は外見はかわい子ちゃんなのに中身は男前できっぱりとしててしなやかで強いタイプが好みなんで、睦ちゃんにはまだまだキュートでいてほしいです。
●「サイケデリック・レスキュー ハイスクール・ジャッカー」一条理希[集英社スーパーファンタジー文庫](99/11/5)
「サイケデリック・レスキュー」シリーズの最新作。今回は短編がみっつ入っています。長さが短いせいで、事件が浅くて軽い感じはしますが、サクサク読めていいです。二つ目の神野の話はいつもと違ってほのぼのした感じがよかったし。三つ目の災害救助犬の話、結構ホロリときました。
●「GENERATION Z」夏季真矢[祥伝社](99/11/4)
音楽モノは嫌いじゃないんで、とりあえずゲットしてみました。
彗星のように現れたロックバンド「GENERATION Z」。短すぎる活動は天才ギタリストの自殺によって終わった。そして3年後、元メンバー達が終結し、彼を死に追いやった人たちに音楽で復讐することにしたが…
音楽モノかと思ってたんですが、どちらかというと音楽業界モノ?作者が音楽業界に色々と思うところがあるのはわかるんですが、ちょっと毒が強すぎるかな。あと、脚注が不必要なものが多かったような。話の流れが分断されちゃうんですよね。
作者がロックを心から愛してるのもよくわかるんですが……ただ、音を文字で表現するにはちょっと力が足りなかったのかな、という気がします。音楽がもうひとつ聞こえなくて。話自体はそれほど悪くなかったから、そのあたりがちょっと残念でした。
●「慎治」今野敏[双葉文庫](99/11/1)
97年にハードカバーで出た作品の文庫本化です。ハードカバーででた当時、結構WEBで話題になって、それがおもしろそうだったから気になってたんですよ。なので文庫本でゲット。
14歳の少年・慎治は、イジめられっ子で自殺を真剣に考えていた。そんな彼が「ガンプラ」という夢中になれる新しい世界を知ることで変わってゆくが…という感じの青春小説です。
中学生位って、学校だけが世界のすべてのように思えちゃうんですよね。だから感じる閉塞感も、別の世界に「逃避」すればちゃんと呼吸できるようになるよ…というお話。でもその「別の世界」が「ガンダム」「プラモデル」「サバイバルゲーム」というヲタクな世界というあたりがこの小説の変わったところかもしれません。
全編の半分以上がそういうオタクな知識で占められます。ガレージキットとかサバイバルゲームって、私には興味はあるけどよく知らない世界なんで、興味深く読む事ができました。慎治がプラモデルを改造していく過程なんか、ワクワクしたし。
爽やかな話で、個人的にはオススメ。ただこの手の知識に興味のない人には、ウンチクの部分が鬱陶しいかもしれません。
今、CSでファーストガンダムのリピート放映をしてるんですよ。今日がちょうど第一話の放映。昔再放送でみた記憶はあるけど、おぼろげで…たしかに、これはおもしろいですよねぇ。これからが楽しみ。
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