00年9月の日記。  今の日記へ

【出発】 00/09/29

10月1日にフロリダに出かけます。結婚式は10月3日。…なんですが、まだなーんにも準備してないんですよ。明日頑張ればなんとかなるかなあ、と思ってはいるんですが。いや、なんとかしよう。
出発前の更新はこれが最後。帰ってくるのは10月10日ですが、さすがにこの日は無理ですから11日にはなんとか更新したいな。向こうにテリオスを持っていくので、日記はこまごまとつける予定なんですが、ネットにアクセスできる環境にはしないので10日間はアクセスできません。こんなに長いこと通信しないのって、初めてかも。ネットに接続できないと、耳がふさがれたような感じで落ちつかないなあ。帰ってきたら、どれだけメールが溜まってるだろ。あと不満なのが、本屋に行けないこと。「足のない獅子」の新刊(しかもジョナサン神父がメイン!!)とか、他にも楽しみにしている本がでるのに〜。なにより、ジャンプが読めないのが。…でも向こうにいったら、そんなことも忘れて遊びまわってると思います。なんせ一生に一度の(予定)新婚旅行ですから、思いっきり楽しんできます。

今日のお買い物。
「東京ミカエル 上/下」(大塚英志+堤芳貞 角川書店):前にKinKiのドラマ「未満都市」がテレビ放映しているときに、「大塚さん原作の『東京ミカエル』というマンガに設定が似ている」という話を掲示板で聞いたので、ずっと読んでみたかったんです。長いこと未完でコミックスになってなかったのが、このたび完結編をつけて刊行。…大江朔は17歳の誕生日に、気がつくと「17歳」の少年少女しか住んでいない東京にいた。名前以外のすべての記憶をなくして。定期的に大人達が銃を持ってまびきにくるが、彼らの手を逃れて18まで生きると解放されるというが……というような物語。大塚さんらしく、(いい意味で)スカスカしてて乾いた作品。連載されていたのが7年前だそうですが、その間に現実の方が追いついちゃいましたね。17歳の、殺人という大人になるための通過儀礼。なぜそんなゲームがされているかの説明がほとんどないですが、その空虚な感じがいいなあ。ちなみに「多重人格探偵サイコ」とはキャラの一部や設定の一部に共通点があります。こうやって実物の話を読むと、たしかに「未満都市」に似てますね。でも「東京ミカエル」も元ネタにした作品があるそうで、その作品は読んでみたいなあ。大江健三郎は「治療塔惑星」しか読んだことなかったので、それほど評価は高くなかったんです。

批評に関する話。みなみさんの9/29の日記からのぶさんのご意見。ごもっともです。批評はどうあるべきか、とか私も考えてみたいけど旅行から帰ってきてからってことで。…ただ、イエスマンは有害だと分かっていても、今の仕事場では正直な意見とか言えないんですよ。言っても人の意見を受け入れてくれる上司ではないので、これ以上摩擦をおこしてまで意見する気力がないの。で上司のいないところで課員同士でグチをいうって感じ。うちの職場は完全に末期です。さっさとプロジェクト潰れてほしいものですが…こういう風に、批判をしづらい空気を持ってるジャンルというのは先行き明るくないかも。間違った方向に行きそうなっても批判によってそれに気づいて、軌道を修正するということができないわけですから。

みのうらさんの9/28。なるほど、「知り合いだからかえってほめにくい」場合もあるわけですか。たしかに「お仲間だから誉めている」と周りや場合によっては本人に思われる恐れはあるかもしれない。私の場合は、市販されている書籍では「知り合いだから」ということで誉め言葉をプラスすることはないのですが、同人誌関係は(特に知り合いだと)大したことなくても「すごくよかったです〜」とか言っちゃうからなあ……気軽にそういっちゃうから、本当によかったときに誉めてもそれが伝わってないかも。かといって、同人誌の場合は、自分に正直にいるよりも同好の士とまったりする方が大切ですから。WEBの個人サイト評もそうです。自分がお金出して買ったわけではないものに対して、強くいうことに抵抗があって。金払ったからといって何を言ってもいいというわけではもちろんないとは思っていますが。
自分が評価をうける場合は、天狗にならないためにもお世辞はニ割引くらいに考えていますが、逆に心の底から誉めてくれていたら、そういう態度って失礼なのかも。

そうそう、昨日書いた「『マリア様がみてる』をうちのサイトのせいで読んだ方連絡ください」というのは、ダサコンのアンケート回答を書いた人で…というつもりだったんですが、言葉足りなくて誤解させてすみません。でも反応してくれた方、嬉しかったです。こうやって、私の言葉をきっかけに本を手に取ってくれた、というのを実感できるのはなによりサイトを続けていくための活力になるので。どうもありがとうございました。


【アンケート2】 00/09/28

[DASA4]書評アンケート結果、昨日はざっと読んだだけなので勘違いを。「作者が知り合いだとしても書評に影響を与えない」ではなく「作者がネットで露出していても書評に影響を与えない」ですね。そりゃ、直接やりとりがなけりゃ「遠い」人だし気にすることもないのは当たり前のような。…でもコメントをみるかぎりでは、たとえ知り合いであっても「つまらないものはつまらないという」だけの覚悟はある人も結構いるみたい。
私もWEBで知り合った作家さんも何名かいるんですが、自分の感じたことに嘘をつきたくないから、たとえ作者と知り合いでも面白くもない本をおもしろいと書くようなことはないです。「つまらない」というときも表現はなるべくオブラートに包むようにしてるけど、それはどの作品についてもそうだから、作者と知り合いでも特別になることはありません。ですから、うちの評価はおべっかとかは一切ないです。

うちのページは、自分の読書メモですが、同じ趣味の人の参考になれば…と思ってやってます。ネタバレには注意してるし、未読の人でも既読の人でも楽しめるような感想にしたいけど、難しいなあ。ページの構成としては、ジャンル別のオススメ作品とかそういう分け方もした方がいいんだろうけど、これ以上手間をかける時間がなくて。

そうそう、差し支えなければ、うちのサイトをみて今野緒雪「マリア様がみてる」を読んだという方、メール送信フォームでいいので名乗りでてくださいませ。…いや、作品が作品だけにどういう人が読んだのかなあとちょっと興味を持っただけですが。

メモ。個人情報保護やネットセキュリティ、日常生活における意識から。ウィルスで怖いのは、被害者になるということは自動的に「加害者」になってしまうということで。少しのお金をケチるよりも、安全と信頼のためにウィルス対策ソフトはインストールしてマメにバージョンアップするのは当然しなきゃいけないことなんでしょうね。


【アンケート】 00/09/27

今日やっと、[DASA4]書評アンケート結果にアクセス解析で気がつきました。…そっか、こんなおもしろそうなアンケートやってたんですね。私も参加したかったな。答えた層は非常に偏っているものの(SF系の人が多そうです)、なかなか興味深い結果が。「とりあげた作品の作者や関係者からポジティブな反応がきたことがある」のが半分を超えてますか。それでも作者が知り合いだとしても書評の内容に影響を与えない人がほとんどというのは、アンケートに答えた層が特殊で「作者との距離」のとり方について分かっている集団なのか、WEB書評というジャンル自体がそうなのかは興味深いところです。…芸能系やマンガ系ファンサイトに比べたら意識は高いと思いますが、そこまで成熟しているジャンルとは思えないけどなあ。どうなんだろ。
それと、参考サイトに私のページを上げてくださった方、ありがとうございました。自分のための読書メモではありますが、誰かの役に立っているかも…と思うと嬉しかったりしますので。いつもみてくださる方、本当にありがとうございます。

メモ。
授業でのネットからの資料コピー認めて 著作権審検討へ
現状にあわない法律は改正すべきだと思うし、教育の場は特別視してもいいと思いますが、同時に「他者の著作権を尊重する」教育も授業でやっておいて欲しいものです。他人の意見を引用する場合の正しいやり方とか、私は大学で論文を書くときに始めて習ったような気が。十数年前に私が受けた国語教育は、読解力や文章力をつけることの役に立ちませんでしたが、今は少しは変わってるんでしょうか?

個人情報保護法「報道は全面対象外に」 新聞協会が声明
報道の自由は大切だと思うけど、自由の名を借りた暴力になってしまうこともあるだけに、個人が報道被害を受けた場合の救済措置というのも考えてほしいものです。それにしても、新聞は「言論の自由」を振りかざす割には自分のところの著作権には強い権利主張をして、他者の言論の自由を規制してたりするあたりがどうも胡散臭くてねぇ。
それにこの場合に想定されている「報道」というのは新聞・テレビ・雑誌などのマスメディアだけなんでしょうか? インターネットの個人メディアまで無制限にそういうのを認めたら暴走が起こりそうで怖いけど。アメリカであったように、「言論の自由」を免罪符に「中絶を行っている医師の名前や住所をWEBに載せ、危害を加えるよう煽る」ようなことは日本ではあってほしくないですから。

掲示板ルールネタ。
・掲示板は管理人のものなので、(法律や公序良俗に違反しないかぎり)どんなローカルルールを定めてもよい。そのかわり、参加者は掲示板を選ぶ権利があるから、閑古鳥が鳴いたり、別の場所で叩かれても仕方がない。
・ローカルルールはローカルでしかないことを自覚するべし。よそのやり方にまで口だししない。
・参加者はルールが気に入らなければ別の場所に行くか、新しく自分で作るべし。
・問題のある発言を削除するのは管理人の権利だと思うが(でもあらかじめルールでその旨を断っておいた方がトラブルになりにくい)、自分への批判や意見も封殺するのはみっともない。


【捜索願い】 00/09/26

2ちゃんねるでジャンプの早売りネタバレをやっていた、まきもさんのサイトって今日みたらなくなってたんですが、どうなったかご存知の方がいましたらぜひ教えてくださいませ。荒らされて閉鎖とかだったら悲しいなあ… でも日記だけでも残しておいてほしかったです。おもしろくて好きだった。

第14帝国ネタ。ご本人にはメールしましたが、みなみさん、私のところにきたメールは元々私の読者で、たまたま第14帝国のファンの方が、「ファンサイトの現状はこういう感じですよ」と教えてくださっただけですので。とても丁寧なメールで、不愉快でもなんでもなかったので気にしないでくださいませ。
でもま、芸能系ファンサイト文化をゲーム系と単純比較するのはちょっと違うかと。ゲーム系の場合は、あくまでも作品のファンであって作者のファンでないのが当たり前ですが、芸能系はその比率は変わるからね。特にアイドル系なんて、生み出す作品世界自体のファンよりは本人のファンの方がはるかに比率が高いですから。本人に惚れちゃうと信者になりやすいですもの。恋は盲目。ジャニーズ系でも「コンサートでどういう内容のメニューをやったか」よりも「どんなMCだった」とか「お手振り貰えた」とか「本人の顔の調子がいいか」の方が重要だという人が大半ですから。ライティングや演出に文句をつける私の方が珍しいでしょう。でも、恋愛感情でもいいじゃないですか。それもひとつの道。…問題は、その惚れた相手にちょっとイタいところがあったらどうするか、なんでしょうが。

あとは心の距離の問題かと。ゲーム系でも、コンシューマー系と違ってオンラインソフト系のような、作者との距離が近い場合は批評がしづらいところがあります。私が好きな「カードワース」はシナリオ作者も同じ一般人でネットワーカーという距離の近さのせいで、酷評のせいでシナリオ作成をやめたり、批評をする人を責める人も一部にいたりします。30分程度で安易なシナリオを作成して、酷評されて「傷つきました」とあっさりとやめるのはあまりも覚悟が足りなさ過ぎるよなあ、と思うけれども。お手軽ゆえに気楽に表現の世界に入ったわりには、「素人」を免罪符に批評をさけるというのはホームページ作成と同じようなものでありますが。
話戻って。現在は、私が知ってる中では「批評」をやってるサイトはひとつだけかなあ。あとはオススメシナリオの紹介や、感想にとどまっています。私のところもオススメシナリオの紹介ですもん。…っていうか、私の場合はつまんないシナリオに言及して「カードワースのシナリオのレベルをあげよう」というような情熱を持てないだけなので。それでも、「批評をタブー視するような空気はなくそう」という動きがあります。努力が実を結ぶまでにはまだまだ道は長そうだけど。

アーティストとネットとの距離のとり方について、教えて貰ったページ(ありがとう)。ミュージシャンの佐野元春さん角松敏生さんのインタビュー。色々とトラブルはあっても、それを乗り越えてファンといい距離を保っているようです。でもこれくらいのミュージシャンだと、ファンの年齢も高そうだから若い子向けのところよりはかなり運営は楽なんだろうなあ。


【86局】 00/09/25

今週のジャンプ。「ライジングインパクト」、いくら成長期でも3年であそこまで変わるものなんでしょーか。
「ヒカルの碁」。→第86局「予断許さず」。プロ試験の中盤は伊角さんメインでしたが、終盤は越智くんメインかな? 今回の話もほとんど越智くんの視点で話は進みます。第16戦、前日のvs伊角戦の敗戦のショックもなく、飯島くんとの対局に勝った越智くん。終わった後、控え室にいたヒカルとやりとりをしたが、棋士としての大きさを感じさせるヒカルの発言に焦りを覚える越智くんでした。次の17戦は、ヒカルは本田くんに負けてしまいます。しかし、ヒカルの力強い碁に「勝った気がしない」という本田くんの弱音を聞いて、越智くんはさらに不安を感じるのでした。
ヒカルは負けた一局も引きずることなく、精神的な成長を感じさせるように。一方、越智くんは祖父にアキラを指導碁に呼んでもらうように頼む。祖父は越智くんに無断で既に頼んでいたために、この日からアキラが越智くんの家にやってきます。それにしても、越智くんは運転手付きの車で送り迎え、家政婦はいるし、駐車場広いし、お坊ちゃまなんだなー。金持ちってことでますます読者の反感を買いそうです。
さて、やってきたアキラはいきなり「この三週間は先生と呼んでもらおうか」…なんかアキラらしいのう。対ヒカル戦の特訓として、秀策の棋譜を並べることを勧める。そして、ユン先生から教えてもらった、ヒカルvs秀英戦の一局を越智くんの目の前で並べると、越智くんはヒカルの「一見悪手が好手にかわる」一手をみて驚愕。ヒカルの実力がこれほどなら、3週間では難しい…と弱音を吐く越智くんに、「そんなことはない。そのためにボクがきた」とアキラが力強い言葉を。
この越智くんとアキラのやりとりで二人の気持ちの力関係が変わってゆく様の描写が見事ですなあ。
でも疑問がふたつほど。まずは、ヒカル対策としてアキラが「秀策」の名前を出したこと。…少々唐突感はありますな。秀策=佐為なわけで、アキラはどこまで佐為の正体を感じているんでしょうか? 二度の対局の布石に秀策を覚えたのか、それとも言葉では否定しつつも、アキラはsai=ヒカルだと内心は認めているんでしょうか。(saiが秀策に近いというのは、和谷くんの言葉からのイメージかも。) それにしても、いくらヒカルの師匠が佐為=秀策とはいえ、対策が有効となるものなんでしょうか。そのあたりはもうちょっと後でフォローあるのかなあ。
疑問の二つ目。実際はヒカルの対局をロクに知らないはずなのに「進藤対策は任せてくれ」って自信あるのはなぜ? アキラがヒカルvs秀英の一局をユン先生から聞いたのは、アキラが越智くんちに一度目指導碁に行った後でしょう。この対局を知っていれば、ヒカルがプロ試験に六連勝しているのをみてあそこまで驚くことはないだろうし。院生の対局やプロ試験は棋譜が残らないようですし。アキラがひたすら追い求めていた「進藤」は実際は佐為であって、アキラが知ってる「本当のヒカル」の対局は中学の囲碁大会の直接対決のときと、このvs秀英だけなのに。…なんせアキラくんはストーカーですから、院生研修の間に隠しカメラを仕込んでヒカルの対局をチェックいれていたとか…それ、嫌すぎ。
でも、アキラもそんなにヒカルが気になるなら、家でも訪れて直接対決すればいいものを、意地っ張りだからなあ。

さて、次は巻頭カラー。あれ、ついこの前も巻頭カラーだったじゃないですかー。小畑先生は絵がうまくてカラー映えするし、原作がある分他の作家さんよりは余裕あるかもしれないけど、酷使されてるよ…でも何が問題かって、来週は新婚旅行でいないのでジャンプが買えないってことです。最初はマンガ喫茶で後で読めばいいかと思ってたけど、巻頭カラーなら保存しておきたいし。…友達に購入を頼みました。
俳句企画というのは一体なんなんだか。


【オフ。】 00/09/24

サッカー、負けて残念でした……くぅっ、でもこの経験は2002年に繋がるよね。

土曜日は、オフでした。がくしくんと、雫くんDEKくんみのるさんとご一緒。一応午前零時繋がりかな? あんまり本ネタはでなかったけどね〜。
とても楽しかったです。酔っ払ったせいでかなり暴言吐いたような気がしますが(あ、酔ってなくてもそうか…)、すみませぬ。でもがくしくんはカッコいいから、もっと積極的になった方がいいと思うよん。DEKくん、いつか制服姿みせてね〜。雫くん、早売りジャンプありがとう!! みのるさんとは初対面でしたが、同じ業を背負っていることが判明。萌え話楽しかったです。また遊んでくださいませ。

「SHOCK」、外れちゃいました〜。うー、みたかったよ、光ちゃんと晃とヒガシの3人でのダンス!! …悔しいけどチケット一般発売日には機上の人なので、今回は諦めます。みた方はぜひ感想を教えてくださいね。

旅行一週間前にして体調イマイチ。旅行準備、まだ何もやってないよ。大丈夫なのか?>自分


【痛いの、痛くないの。】 00/09/22

恩田陸の「光の帝国」が文庫版ででました。ハードカバーで発売当時に買って読んでハマったんですが、文庫本も購入。だって、ハードカバーは置き場所ないし、持ち歩くのに不便なんで。これだけ大切な本はいつでも好きなところに持っていきたい。「光の帝国」は名作。恩田陸の小説を読めるのは日本人に生まれた幸せのひとつです。ぜひ読んでください。

他の購入物は「西の善き魔女 外伝2」(荻原規子)今回はお気に入りのアデイルの話ということで期待。「司星者セイン」(ペニー松山)。あのウィザードリーシリーズを書いた人の作品なので。小林智美さんのイラストも美しいなあ。「快楽の伏流 鑑定医シャルル」(藤本ひとみ)。このシリーズは二作目がなかなかおもしろかったので期待。

9/19の日記に書いた、第14帝国のオフィシャルとファンサイトの関係の話ですが、二通ほどメールをいただきまして。オフィシャルサイドに問題はないこともないのが事実だが(主要メンバーのひとりが批評を嫌っているらしい)、批評をきちんと行っているファンサイトもいくつもあるとのこと。もちろん一部のファンがイタかったからといって、すべてのファンがダメだとは思ってないです。でもそうとられかねない書き方だったのは確かです。申し訳ありませんでした。
ネットにおいては、どのジャンルでも「真性のイタいファン」というのは一部、最初から良識的なファンも一部、あとは悪い人ではないんだけども経験の浅さゆえの「イタい人予備軍」がいると思うんです。私も今はこんなえらそうなこと言ってるけど、通信始めたばかりのことは「たくさんの人に書き込みがみられるかもしれない」ということの意味や「発言の自由と責任」なんてなーんにも分かってなかった。間違ってる部分を指摘されたり、色々なトラブルを経験して、やっと少しはまともになった、というところですもの。
インターネットを使える人は増えていても、実際の使い方は友達とのメールや、ある特定のサイトにしかいかないなど、目的が限定された使い方をする人が増えてきているとか。アーティストのオフィシャルサイトにもそういう人が結構参加してると思うんですが、他のジャンルをみないでそこにしか参加してないと、そこでの体験のみがその人にとって通信世界での唯一の「ルール」の基礎となってしまうんです。それがどんなに歪んだものであっても。そういう意味ではオフィシャルサイトでのファン教育がどれだけしっかりされているかが、ジャンルの雰囲気の形成に大きなポイントとなるのでは? 「本人もファンも棲んでいる水槽の狭さと特殊性に気がついていないゆえのイタさですな。」と書いたのは、そのあたりのことを想定しています。ジャニーズの場合は、オフィシャルサイトが存在しないのと、初期の大手ファンサイトの管理人がわりとしっかりしていたために、(非ネットユーザーの)ジャニーズファン全体のレベルから考えるとかなりまっとうな状態ではないでしょうか。少なくとも、ジャニーズ系でサイトに雑誌からのスキャン画像載せてるようなところはまず存在しませんから。(あってもそれをみた人からすぐに注意が行く)…それでも新規参加者も多いために、常にいろんな問題に晒されてますけどね。
とにかく、特定ジャンルしか知らないと世界が狭くなるのは確か。それはネットだけの問題ではないんでしょうが、様々な体験をするのは財産になるかと。


【E-ジャパン】 00/09/21

なんだか国会でITだとかE-ジャパンだとか騒いでいるようですが、ネットに接続することそのものよりもネットに携わる意識の教育に力を注いでほしいものです。言論の自由と責任の覚悟とか、あとはセキュリティ意識とか、コミュニケーションでの距離のとり方とか。個人的にはそういう超初級の講習を受けて、試験に合格しないとインターネットできないようにしてもいいんじゃないかと思ってます。インターネット免許制というか。「知らない」せいで傷つくことは実生活でもあるけれども、ネットの世界は広いのにダレイクトにアクセスできるメディアなせいで、実生活では想像もできないようなひどい被害に会う可能性だってあるんだから。

挙式まで2週間を切りました。困ったことに、淡路花博でうっかりとしてしまった日焼けの跡が残ったままです。色が黒めなのはまだいいとして、皮が剥けかけなのが困りものでねぇ。長袖のウエディングドレスはあるんだろうか…

「読むかどうかわかんない本はもう買わない」と心に決めていたのに、今日も買ってしまった…デュアル文庫の新刊を二冊。「イミューン ぼくたちの敵」(青木和)は日本SF新人賞の方なんだそうですが、はっきりいってイラストのために買いました。緒方剛志なんですよぅ。ああ、表紙左の彼がカッコいいっ!! 口絵もいいしねー。でもあらすじをみるとどこかブギーぽく感じるんですが、イラストが緒方さんっていうのはキャラかぶりすぎになって困るんじゃ? …まあ趣向の近いファンをとり込むための策略だとは思いますが、作者の将来のためにはもう少し独自色を強くしたプロモーションの方がよいと思うのですが。
もうひとつは「おもいでエマノン」(梶尾真治)。この作者は前から気になる人でしたので、これをきっかけに読んでみようかなー、と。
予告をみると、来月のデュアル文庫は「サイコ」の大塚英志の書き下ろし新作もあるようです。楽しみ。

本日のURL:Excite 翻訳
無料でテキストおよびWEBの英語→日本語、日本語→英語の翻訳をやってくれます。WEBはリンクで辿る先も翻訳してくれるので、英語ページのサーフィンに便利。


【思い出のRPG】 00/09/20

オリンピックサッカー、日本の決勝トーナメント出場めでたい!! …けれどもなんか消化不良なんだなー。相手があのブラジルとはいえ、今日の試合をみてたら勝てない相手じゃなかったような。ま、今回の試合は選手にもいい経験になっただろうし、この借りは決勝戦で返せば済むこと。

ネタ。バーガーキングのリンクに関する規定がすごい。リンクするには、前もって許可申請の手紙を「郵送」しなきゃいけないそーだ。でもここの「法律に関する情報」の余りに不自然すぎる日本語って、本家のサイトの英文をあやしげな翻訳したのかしらん。

メモ。ひろえさんのサイト使えるネット書店はどれかは参考になります。そういえばbk1にマイナーな詩集を注文したんだけど、二か月は経つのになんの連絡もありません。引越し前後でバタバタしてたこともあって、「届け先を変更してください」と連絡はしたんですけどね…bk1は在庫のあるものは届くのが異様に早いそうですが、総合のサービスという意味ではまだまだ。

みのうらさんの9/18の日記より。…そういう意見を聞くと、FF2について語ってみよーってことで。FF派かドラクエ派かと言われると、私はどっちかというとFF派です。それはたぶん最初にやったのがFF2で、そのあとFFはリアルタイムで楽しんでいるけど、ドラクエは時期外れにやったからというのも大きいかも。それと「自分で演じる」というよりも、物語を外から楽しんで、キャラを愛でる方が好きというのもあるかな。
FF2でよく語られることは…バリバリネタバレなので(古いゲームだけど、ワンダースワンで復刻版がでるし)→ミンウの犠牲で手に入れたアルテマがあまりに使えなくてわびしかったとか、ラストダンジョンが鬼のように長くて、再週セーブポイントからラストボスにたどり着くまでが三時間くらいかかったとか…敵の攻撃もキツくて、モルボルグレートが6匹とか、クアールが6匹でたときは泣きそうになったなあ。成長システムが斬新で、一度の戦闘でどれだけ体力を減らしたかでHPが上がったせいで、「特訓」と称してパーティアタックばかりしたもんです。シドの最後がカッコよくて泣けた。どれだけ戦っても状況は好転せずに仲間がどんどん亡くなっていって、心細い気持ちでフィールドを歩いたことが忘れられないです。FF2のフィールドの曲を聞くと今でも泣けるもんなあ。
大学生の頃にRPGゲームはよくやりました。反射神経がニブいんで、ゲームだとRPGが一番好きです。今までやったRPGを仕分けすると
●心の殿堂入り
FF2,FF4,ゼノギアス、女神転生2
●複数回クリアして、細部もはっきり覚えている
ドラクエ3、ウィザードリー2、ウィザードリー外伝、クロノトリガー
●やりこみはしてないけどおもしろかった
FF7、FF9、ロマンシングSaGa1-2、ポケモン赤緑、ヘラスレスの栄光3
●おもしろかったけど記憶はあいまい
FF3,FF5,SaGa1-3,真・女神転生、MOTHER
●まあまあ
FF1,FF6、FF8,ドラクエ1,ドラクエ2、ドラクエ4、ドラクエ5、聖剣伝説
●いまいち
ドラクエ6、サンサーラ・ナーガ、聖剣伝説3
●挫折
幻想水滸伝、クロノクロス、SaGaフロンティア、女神転生1、ポケモン銀、ペルソナ1、俺屍

うーむ、もっとあったはずなのにやったことすら思い出せない作品がたくさんありそうな。やはりスクウェアものが多いですな。挫折は最近のがほとんどです。ゲームに割く時間がないせいで、最後までクリアせずに終わってしまうという…俺屍とかおもしろかったのに。ううう。
ドラクエ7もクリアできるかどうかわかんないし。自分ではクリアしてないのに、クリアした人の感想を色々と読んだりしてしまったんですが、それを読む限りでは100時間近くかけてまでプレイするべきゲームなのか躊躇してしまうんですよ。だって、それだけの時間があればカードワースなら100本ほどのシナリオで遊べます。それ以上の充実感を得られるものなんでしょうか…
まだ序盤で、転職もできないゆえのグチでした。


【ファンサイトでの批評】 00/09/19

今週の「ジャンプ」に載っているスクウェアのワンダースワンカラー用の新作RPG「WildCard(仮)」がなんかカードワースのパクリっぽい…とカードワースのオフィシャルサイト掲示板で見て、ジャンプを読み返してみたら……これはちょっと言い逃れができないんじゃ? でもまあ、カードワースはシステムもしっかりできてますが、最大の魅力はユーザーが簡単にシナリオを作成できることで終わりのない冒険を楽しめることと自由なキャラメイキングだと思うので、こういうことになってもカードワースの魅力が落ちることはないけど、逆に「WildCard」をやった人に「カードワースってWildCardのパクリじゃん」って思われたらASKさんが浮かばれないよ。それがなんか気に障る。
…といいつつ、このゲームもやっちゃうかもしれないけど。FF2は私の最初にやった心のRPGなので、ワンダースワンカラー購入に心が動いているのだ。今でもフィールド音楽を思い出すだけで泣けます。でも初恋の人には会わずに思い出だけを大切にするべきかも。

ちょっと「ヒカルの碁」のネタバレ追加。→今週のジャンプの近況報告でほったさんが取材で京都−山陰をめぐったと書いてありましたが、Yahoo掲示板のヒカ碁のトピックで「佐為の過去ネタじゃないか」という書きこみが。なるほど、京都は平安時代の都、因島は本因防秀策の生まれ故郷ですから。…でも私の予想・葉瀬中修学旅行というのもありえるじゃないかと。ほったさんならひとつのエピソードを複数の展開に利用することはよくあることで。佐為ゆかりの地めぐりが修学旅行先というのは設定として結構おもしろそうじゃないですか。

やっと、ファンサイトネタ。書きたいな、と思ったきっかけがあなたの知らない第十四帝国の「帝国雑記」-「帝国日記」の9/12,9/13あたり。半分アマチュア(でも観客動員数はかなりらしい)の劇団のファンサイトです。これを読んだ感想は、「王様は裸だ!!とひとりで叫ぶのも大変だろうなあ…」でした。
こういうインディーズに近い状態では、アーティスト(作家)とファンとの距離が近すぎるせいで、気持ちの上で他者としてきちんと区別することができない、相手を自己の一部みたいなものだと同一視してしまう状態になることがあるんですね。なんでも受け入れてもらうのがあたりまえだと思いこんで。そうなっちゃうと、作家にとってはファンが、ファンにとってはアーティストが思いどおりに動いてくれないと、「それは間違っている」とキレちゃって、トラブルに発展して、ヘタしたらコミュニティが崩壊してしまうことも。この劇団の件も、そういう距離を見失っているような感じです。
ファンがイタくてトラブルに発展したようなことについては、前にデーモン小暮閣下のサイトの件を12/20の日記でとりあげたことがあるけど、この劇団の場合はオフィシャル側がちょっと困った言動をしてるようです。そのため、賛辞以外の批評めいたことは書けない雰囲気なんだそうで。
「ファンサイト」での批評のあり方は難しいものがあると思うんです。ファンサイトを立ち上げようとする動機は、好きな気持ちを同好の士と「シェアしたい」という気持ちが大きいと思うんですが、実際問題としてサイトをみるのはファンだけじゃないし。ネットの強力な検索性とたどり着くまでの敷居の低さのせいで、アンチな人も、対象となっているアーティスト本人や関係者がくることだってある。ファンでもひたすら盲目的に愛でる人もいれば、冷静に批評の対象にしている人もいる。ファンサイトでポジティブな意見は広く受け入れられやすいけど、文字だけのコミュニケーションの摩擦係数って結構高いから、ネカティブな意見は読んだ人まで傷つけてしまうこともあるし。ファンだけじゃなくて、本人が読むこともあるし、その意見をみかけた仕事のクライアントにマイナスイメージを植えつけてアーティストの仕事やチャンスを奪ってしまうかもしれない。
アーティストを応援するはずのファンサイトがアーティスト本人を傷つけるのは本末転倒といえなくもないかも。かといって、盲目的な賛辞はスポイルするだけ。…要はバランスと表現のし方の問題かな。あと、批評というのは批評した本人にも必ず反動があるものだから、それらをきちんとかぶるだけの覚悟はあるか。自分は好き勝手にいって、それをとがめられたら「言論の自由だ!!」と相手の意見を封じ込めるのはみっともなさすぎ。
ふりかえって、自分のことになると、ファンサイトとしては光GENJI淳くんのを持ってますが、私は結構キツいことも書いたりしています。淳くんについては、本人が私のサイトも読んだことがあるようだし、ラジオで「活字で(批判を読むと)キツいよねー」みたいなことを言われたこともあります。私は淳くんのことは愛してるけども盲目的な信者ではないので、ダメだと思ったことはこれからも容赦なく書いていくつもり。淳くんも、文句はいいつつもファンの声に耳を傾けるだけの度量があるのは幸い。淳くんはむやみにファンサイトに関わらないし、距離のとり方をちゃんとわかっている。
ただ、自分の責任のとれる範囲でやりたいので、批判を行うのは自分のサイトだけにするつもりです。楽しいお喋りがモットーの掲示板で議論を起こすほど無粋なことはしたくないし。
なんか話がズレてきちゃったなあ。今回の件の場合は、本人もファンも棲んでいる水槽の狭さと特殊性に気がついていないゆえのイタさですな。創造者がどんな世界を望んでもかまわないと思うけれども、楽園は外からどんな姿に見えてるかを知っておいた方がいいのか、それとも…閉じた暖かい世界で安穏として過ごすか、冷たくても広い世界に歩み出すか。閉じた楽園は外からは丸見えで、そのため部外者が乱入して踏み荒らす可能性だってある。インターネットは見晴らしは悪いけれども隠れる場所のない荒野なのだから、できることなら荒野でも過ごせるだけのタフさを身につけておいた方がいいのは確か。

本日のURL:裏サイトオーナーのためのSmall Tips
裏サイトとはいってもアングラ系ではなく、同人系のような見る人を選ぶサイトのこと。ここでは検索エンジンにページが勝手に登録されないための方法や、アクセス制限の方法などについて具体的に書いてあります。


【復活。】 00/09/18

メモ。e-Business実践法律講座「第4回 著作権」。特に音楽著作権ビジネスをする上での注意。音楽、小説、写真などを使う際にどの団体に連絡をすればよいかの一覧が便利そう。

今週のジャンプ。「HUNTER」が「必殺仕事人のようだ」という意見はありがち? でもマチってそのまんま三味線屋ですもん。
「シャーマンキング」は久しぶりに面白かったです。アンナの左がナイス。
「遊戯王」、若社長、最高っす!!

今週の「ヒカルの碁」。→第85局「起死回生」。伊角VS越智戦の続きです。越智くんの暴言に、気合を取り戻していつもの調子に戻った伊角さん。秀英戦のヒカルを思いだしながらも、「オレはオレだ。」と自信を回復。それにしてもこの伊角さん、めちゃめちゃカッコいいですっ!! ちょっと前は「美人」という形容詞が似合う伊角さんでしたが、今はまさしく「男」。いい表情してるよねぇ〜。こういうのみてると、伊角さんがこのプロ試験編の主役ではないかと思えるほどです。
自分の対局が終った院生たちは、伊角さんと越智くんの対局を見に集まってきます。伊角さんが勝ったあとに検討する院生たち。伊角さんは越智くんに心の中で自分の復活のきっかけになってくれたことに感謝。和谷くんが話かけてきて、久々に言葉を交わした伊角さん。「…和谷の顔、久しぶりにみた気がする」の伊角さんの表情がラブリー。なんかこのあたりのやりとり、スミワヤな人間じゃなくても萌えな感じですわ。そして、伊角さんとヒカルのわだかまりもとけてよかったです。まだまだ試験は中盤、これからで。
さて、越智くんはひとりトイレで反省会。謎に満ちた(?)トイレの中での光景の公開。泣きながら、扉に向かってブツブツといいながら壁を叩いてたんですね。それでも闘志は失わない越智くん。負けず嫌いだからなあ、この子も。トイレからでてきた越智くんは院生たちの帰り際にぶつかってちょっと気まずい空気に。そして、ヒカルが最終戦で戦う越智に、「オレ今よりもっと強くなってるから」と挑戦状を叩きつけます。それにしても、このあたりの流れるように自然なカメラワークは見事ですなあ。
現在の勝敗は、越智くんが一敗、ヒカルと和谷くんがニ敗、伊角さんと本田くんが三敗と、優勝争いはこのあたりに絞られたんでしょうか? ここしばらくの、伊角さんが主役としか思えない展開で、ますます先が読めなくなりました。…ここまで伊角さんというキャラを育ててきて、これで伊角さんが落ちたらすごすぎですよ、ほったさんも。
さて、越智くんは家に帰って閉じこもってしまいます。そして、心配した祖父が無断でアキラを呼ぶことに……ここでアキラの存在がどうストーリーに絡んでくるんでしょうか。アキラが余計なことを言うせいで、ますます越智くんにダメージを与えちゃいそうな気がするのって私だけ?
…それにしても、伊角さんカッコよすぎ〜。なんども見てはため息ついちゃいます。あ、でも私には緒方先生がいますから〜。…早く再登場してくれないと浮気しちゃうぞ。
巻末の近況報告によると、ほったさんは取材で京都から山陰にかけて行ってきたそうです。なんの取材だ〜。…場所がら囲碁ネタに絡むとは思えないし、葉瀬中修学旅行でどうだっ。ヒカルはまだ2年生ですが、受験のジャマにならないように2年で修学旅行に行く中学もありそうだし。…いや、話は来年の夏まで飛ぶとか。修学旅行なら、テーマはそうなると三谷くんと仲直りね。囲碁部のその後はすごく気になってるから、そうなるといいなあ。でもその前に囲碁セミナーで取材した件がその前にあるか。どんな展開になるか、楽しみであります。


本日のURL:おかっぱ倶楽部
「ヒカルの碁」、塔矢アキラファンサイト。緒方率も高し。イラストもうまいんですが、なんといっても笑えるネタが多いのが素敵。プロ騎士トレカネタは必見。やおい系ではないので男性でも安心。


【オリンピック】 00/09/17

ドラクエ7、久しぶりに進めました。でもまだ序盤も序盤、動物村のあたり。ボスに何度か負けてムカ。…今のところは戦闘も単調で、もうひとつ燃えないんですが、ネットで感想みてるかぎり中盤あたりからは結構ハマるようで。早く転職したいなあ。…今年中にできるかしらん。まあのんびりとやっていきます。キーファってなんかバルトを思い出す。

オリンピックの日本の入場時の衣装って評判悪いですが、私の第一印象は「…衣装デザイン、ジュリー・ケイ?」でした。V6コンのオープニングでありがち衣装ぽかったかなあ、と。でも、アトランタのときは覚えてないんですが、バルセロナのときの日本選手団の衣装もすごく趣味が悪かった記憶が。白スーツに日の丸がデザインしてあったんですが、それを着て光GENJIが「リラの咲く頃バルセロナへ」を歌ったんです。悪趣味衣装を山のように着ている光GENJIが着ても「…趣味悪い」って感じだったんですねぇ。でもあれからもう8年ですか。オリンピックがくるたびにあの頃の光GENJIのこと思い出しちゃいます。

サッカー、スロバキアにも見事に勝ちましたねっ。これで予選通過だ〜、って浮かれてたらブラジルが南アフリカに負けたせいで、まだ予断を許さない状況に……ブラジルに勝つか、引き分けでないと、もし南アフリカがスロバキアに勝てば日本は二勝しても予選敗退となってしまいます。その上、ヒデはイエロー二枚で出場停止だし。これで後がないブラジルは本気も本気でくるでしょうねー。これでブラジルがもし本選行けなかったら、選手たち国に帰れないんじゃ。オリンピックのブラジル戦というのは因縁のカードですな。
でもなんでこういうことになるかな〜。まるでマンガのようだわ。やるな、ほったゆみって感じですよ(意味不明)。

「柔道なんて普及率の低い競技で勝ったくらいで騒ぐなんてみっともない」みたいな意見をいくつかみました。うーん、でもスポーツのおもしろさって、競技人口の多さで決まるものかなあ。アメフトや野球だって普及率は低いですが、みてておもしろいし。…ひょっとしたら普及率云々をいう人は「欧米での普及率」を頭に置いてる? どんな競技でも、ぎりぎりまで研ぎ澄ましたナイフのような、そんな張り詰めた雰囲気でプレイヤー同士が対決するのをみるのは、私にはそれだけでおもしろいけどな。
でもマスコミが日本がメダルとった競技だけ騒ぐというのはちょっとねぇ。もっと幅広く色々な競技を紹介してくれればいいのに。…そういうのみたかったらBSをいれろってことかも。地上波で一般ウケしないものをタダで見ようと思うのが間違いなのかしらん。
大学生の頃、住んでたマンション全体にBSが入ってたので、その頃やってたオリンピックを延々と昼間から見つづけたものでした。冬のオリンピックでは実は一番好きだったのはカーリング。ああいう駆け引きがあるのが好きなんですが、素人目にもわかりやすい駆け引きのある競技ってそんなに多くないじゃないですか。(すべての競技に駆け引きがあるのは分かっていても、レベル高すぎてこっちには理解不能だったりするし)

ファンサイトがらみの話は…火曜以降に。

カードーワースシナリオ。
●「帝国の刺客」/ゼノタイムさん/ゼノタイムのCardWirth MiniRoom
探索・NPCメインのシリアス/レベル8-10/1時間くらい
北の沈黙の帝国から逃げ出した男と、それを追う刺客たちの物語。NPC主導型の話となっていますが、キャラの作り方が悪くなく、テキスト部分のデキもいいので、話を押しつけられている感じはないです。戦闘画面や探索シーンでなかなかおもしろい試みをしています。自キャラがあまりに強すぎる(というか、回避率が高すぎる)とハマリになる恐れあり。マメにセーブはしておきましょう。


【開幕】 00/09/14

シドニー五輪のサッカー、とりあえずは緒戦突破!!

「ファンサイトのあり方」ネタは考えが拡散してまとまらないので、また明日にでも。色々な切り口がありすぎて、どこにしようか迷うんだよねぇ。

今日はお買い物の日。本を大量に買い込んできました。
◇「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(J.K.ローリング 静山社)
今回も表紙の色使いがいいですよね。赤が生きています。
◇「文庫版 狂骨の夢」(京極夏彦 講談社文庫)
もちろんノベルズ版で発売日に読んでいますが、今回は文庫本化にあたり400枚以上加筆されているとかで…いっそのこと、旅行に持っていこうかな。これだけのボリュームがあったら飛行機での長旅でも大丈夫だし、京極夏彦なら再読に耐えれますから。
◇「NAGA 蛇神の巫」(妹尾ゆふ子 ハルキ文庫)
あの「魔法の庭」の作者の新作なので楽しみにしていました。どんな色の世界をみせてくれるかしら。
◇「カラミティナイト」(高瀬彼方 ハルキ文庫)
「天魔の羅刹兵」の作者の新作ですので、こちらも楽しみにしておりました。さて、どれから読もうかなー。
◇「度胸星」(山田芳裕 小学館ヤングサンデーコミックス)
みのうらさんの日記をみて興味を持ったので。宇宙開発根性モノ。人類は遂に火星に辿りついた。しかしその記念すべき一歩を踏み出した後から、火星からの連絡は途切れた……火星に残っているかもしれない乗務員を救出するために、NASAは第二陣を送り込むことに。そのため、乗組員を世界中から求める。トラックの運転手だった度胸は、父親の夢をかなえるために、パイロットに志願するが…
正直いうと絵はヘタ。表紙のデザインセンスもイマイチで、どんな作品が全然知らなかったら買わなかっただろうなあ。話はじっくりと丁寧に作ってあって、なかなかグッド。SFの魂を感じます。特に火星でのミステリアスな展開は先行き不明でおもしろい。何をやっても詰まらなさそうなのにソツなくこなす石田くんが個人的には好みかも。
◇「電撃hp 8」
秋山瑞人と上遠野浩平の読みきり目当てで購入。秋山瑞人の「イリヤの空、UFOの夏(後編)」……全然話終わってないじゃないですか。それにしても、「現代高校舞台ならおもしろかったのに、ファンタジーやSF書いたらボロがでた」ならよくあることですが、秋山さんの場合はその逆か…? いや、ヘタではないだけど、すごく違和感感じるの。ああいう言いまわしとか、「EGコンバット」では全然気にならなかったのになあ。こういう世界がすこし現実からズレる感じ、上遠野浩平が書いたら…とふと思ってしまったり。もしくは「あ〜る」を思わせるコミカルな学園生活部分を古橋秀之が書いていたら…秋山さんは彼にしかない強烈な魅力を持っていますが、オールマイティの力ではないんだよねぇ。とにかく、続編はでると思うので、そこで今回謎のままに残ったネタをきちんと書いてくれることを希望。
上遠野浩平は「枢機王狙撃」。「冥王と獣のダンス」世界での話です。ここにかなり気になる設定が書かれていますが、「冥王〜」の続編もでるってこと?
「〜逢えば闘う奴ら〜」、これで全部揃ったのでイッキに読もうかなと思ってたら前号が引越しの荷物のどこにいれたのかがわかんないよ。とほほ。


【距離のとり方。】 00/09/13

9/6の日記でとりあげた、飯島健男の駄文日記が更新されてます。「ファンについて」の件、実はWEBにアップする予定ではなかったのが手違いで載ってしまったとか。でもまあ、一度書いてしまったことを削除しないのはいいことですよね。(暴言吐いて、袋叩きにあってから取り繕うようにサイトを閉鎖したり、該当書きこみを削除するヘタレのなんと多いことか。)
創作の苦しみ、というのは私でも少しはわかるつもりです。その、もがく自分をありのままを受け止めてくれる人が要はほしかった…ってことかな? そういう信頼のできる「ファン」が既にいるのであれば、その人たちとクローズドな場所でやりとりできる環境を作ればいいんじゃないかな。こっそりと。外部に知られたら、「信者に囲まれて満悦してる」と言われるだろうけど。でもインターネットのコミュニティは、いずれ完全オープン環境から、気のあう人たちとだけで過ごすセミクローズな環境へと移行するのではないと私は思っています。コミュニケーションの量的増加はそのまま質的増加には結びつかないからね。
知らない相手からなれなれしくされるのが不愉快というのは、たかだか個人サイトを持っている場合でもあることですから。こっちは向こうのことをまったく知らなくても、向こうは日記や掲示板の書きこみとかをみているせいで、こっちの嗜好や思考も分かってくるわけで。そうなると、もう「アカの他人」とは思えないでしょ。テレビに出てるタレントに親しみを感じるのと同じこと。
ネットは距離も時間も超えてのやりとりが簡単なので、相手との距離を見失ってしまうことってよくあるんですよね。知らない相手からなれなれしい態度をとられてムカつくようなことは、サイトを持つ以上ついて回ることだと覚悟しておくべきことでしょう。逆にネットでは作家さんのような雲の上だと思っていた人とやりとりする機会もあるわけで、そういうときに距離を見失って相手のなわばりに踏み込まないようには気を付けているつもりです。…と色々と書いてしまいましたが、一方的に知られている相手とのコミュニケーションが嫌いなわけではなくて、「心の距離」をわきまえてない人が嫌なだけなので。ちゃんと礼儀を守ってくれる方からのメールは大歓迎であります。

このネタからみでいただいたリンク報告メールのことから、「ファンサイトのあり方について」ちと語りたい気分なんですが、そちらにリンクしてもいいのかどうかわかんないから、それを聞いてからに。
(そのサイト自体は無断リンクはOKのようなんですが、この日記でとりあげることでジャンル自体に迷惑をかけることになるかもしれないので)


【キャプテン翼2】 00/09/12

中部地方の水害、テレビで見てるだけても怖かったですが、メーリングリストで実際に被害にあった人の話を聞くと…水って怖いものだなあと思いました。状況を甘く見ず、身の安全を一番に考えて早めに避難するべきなんでしょうね。

前日書いた「キャプテン翼」シドニーオリンピック編ですが、今発売中の「NUMBER PLUS」でヒデが高橋陽一と対談していると聞いて読んできました。(教えてくださってありがとうございます>オードリーさん
…そっか、あの「ヒデの彼女(?)」っていうの、ヒデ本人の発案だったのね。翼くんにパスを送れて、さぞ本人も満足だったでしょう。あの人ってマンガ好きだし、ミーハーだし、キャプテン翼は小学生の頃に憧れてマネしてたそうですから。
そういえば、マンガもラストで「冬に何かが起こる」というようなことが書いてあったけど、今回の対談とあわせてみると、2002年あわせの「キャプテン翼」の「ワールドカップ編」連載開始かしら。連載するのは、ヤンジャンの方かな? 競争が激しいジャンプ本誌ではキツそうだもんね。それよりも、子供の頃にちょうど読者だった世代が現在読んでるヤンジャンの方がウケもいいだろうし。それにしても、今はジャンプ黄金期の続編マンガの青年誌掲載が多いですね。ざっと思いつくだけで「リングにかけろ」「キン肉マン」「銀牙」、えっと他にもあったような…子供の頃に夢中になったマンガというのはやはり特別ですから読者もマンガ本来の持つパワー以上に楽しめるし、需給両方の側にメリットがあるからかな。少女マンガは作者にファンが付き、少年マンガは作品にファンが付くといいますが、少年マンガ…特にジャンプの場合はどんなメガヒットを飛ばしたあとでもダメなときはとことん人気でないし、あっさり打ちきられたりしますもの。
話戻って。「キャプテン翼」はワールドユース編は途中で飽きちゃって読まなくなったんですが(後日ついコミックスをイッキ買いしちゃいました…)、今度はテンションの高さが続いてくれるといいんですが。ああいうノリと勢いだけのマンガの場合は、作者が年をとると辛そうだもんね。


【キャプテン翼】 00/09/11

「増刊ヤングジャンプ 五輪日本代表応援号」購入。マンガは全部シドニーオリンピックネタで、巻末に金子達仁さんの寄稿も。表紙は井上雄彦。あれ、まだ集英社とは切れてなかったのね。
…で、巻頭88ページが復活の「キャプテン翼」。キャプ翼のキャラが現在の全日本メンバーと共に、シドニー五輪決勝VSブラジル戦に挑む、という内容。翼と小次郎と若林がオーバーエイジ枠で出場。…え、この時点でいくつって設定なんだー。高橋陽一の絵は相変わらずなんで、見た目は中学生の頃から変わってません。全日本メンバーが全然似てねー、とか(ヒデのこのマンガの感想、聞きたいぞっ)、またしても翼はケガかい、とか…ノリも展開も相変わらず。物語の構成のレベルは高くないと思います。でもでも、燃えるんですよー!! 小次郎の立ち姿をみるだけで、そりゃもう血がフツフツとたぎります。やっぱり、好きなんですわ、彼が。単純バカだけど、カッコいい。中学生の頃、彼に夢中でしたから。
さて、話は書ききれずに途中で終ったような印象がありますが、黄金期とまではいかないけれども、オランダユース特別編くらいのテンションの高さを感じました。昔、「キャプテン翼」に燃えた翼・小次郎・若林ファンは必読でしょう。(他のメンバーはちょろっとだけ登場。岬くんはわりと出番多かったです)

今週のジャンプ。「遊戯王」、ビバ、若社長!! 高笑いがお似合いです。やっぱり若社長はこうじゃなくちゃ!!
「ハンター」の予言詩の解釈は戯言通信に書かれてることがなかなかおもしろかったです。
「ヒカルの碁」は→第84局「和谷VS越智」。いよいよふたりの対局。今回は主に越智くんの視点での物語でした。暗い顔をした伊角さんをみつけて、ヒカルとの一局を問い詰める越智くん。うわー、そんな傷口に塩をすりこむようなことはしないでくれ〜。和谷くんの「ホントにな」の顔、何も告げてくれない伊角さんに対してちょっといらだってすねてるって感じ? なんかかわいいっす。そういう複雑な和谷くんの気持ちに気づかず、このやりとりを立ち聞きをしてさらに落ち込む伊角さん…
ヒカルは伊角さんとの一局から完全に立ち直り、快勝。和谷くんは越智くんに惜しくも敗戦。伊角さんはまだショックを引きずったまま、フクにまで負けてしまいます。…なんでここまで落ち込みが続いてるんでしょうか? 勝てるはずの一局を、打ち間違いで台無しにしてしまったこと? それとも、自分の負けをすぐに言いだせず、ヒカルが口に出そうとして始めて負けをみとめた、そういうちょっとズルい自分に嫌気がさしたのかしら。とにかく、マイナス思考の堂々めぐりに陥ってるんでしょうね。背中がすすけてます、伊角さん…
そして、次の対局は、越智VS伊角。対局前、全勝優勝に向けて思いをめぐらす越智くんは、アキラが指導碁にきたときのことを思いだします。もし、この対局に負けたら彼の手を借りてレベルアップをはかるべきなんだろうか、と。ふとした弱気も、すぐに「そんな必要はない」と思いなおします。そして、伊角さんと盤面をはさんで向かい合ったとき、「全勝優勝のハードルは伊角さんかと思ったけど、ガッカリだ」と伊角さんをバカにするような戯言を呟くと、伊角さんが「越智、黙れ」。伊角さんの瞳には力が戻っていました。そんな伊角さんに気圧される越智くん。そして、対局が始まる…
おお、「黙れ」のコマの伊角さんがめちゃカッコいいっす!! どん底まで落ちて、そして脱皮してのNEW伊角さんを期待してますよー。予想としては、この対局で伊角さんが復活、ついに土がついた越智くんは連敗して、弱気になってアキラを呼ぶ…とか。予告の「…が…」がひっかかりますが。とにかく、ここで越智くんも星を落として混戦にならないと面白くないですから。でも結局最後は越智くんはトップ合格、伊角・ヒカル・和谷で星が並んでプレーオフにもつれ込むとか。だって、ヒカルと伊角さんの対局は中途半端なまま終ったから、ちゃんとケリをつけないといけないしね。
越智くんって、イヤミで嫌なやつに描かれてますから、読者から嫌われてるでしょうねぇ。私からみると、そういうつっぱったとこもそれはそれでかわいいものはありますが。これがジャンプの普通の作品だと、「友情」がない越智くんは「勝利」しないわけで、「友情・努力」もある伊角さんは「勝利」するんだろうけど、そうなるとは思えないあたりがほったさんのすごさ。それにしても、ここしばらくの伊角さんの描かれ方はまさに主役級で、これだけのキャラがひょっとしたら切り捨てられるかもしれないというところで「ヒカルの碁」には緊張感があるんですが。どうなるのかな。
今週は小畑先生の絵にも力が入っててよかったです。特に和谷くんのいろんな表情。勝負に向けて気負った顔、負けた時の悔しそうな顔、キャラの気持ちを雄弁に物語っています。これだけ絵で気持ちを語れるレベルのマンガ家はそうはいないわけで、この作品の場合は抜群の構成力を持つ原作者と、表現力のあるマンガ家と、幸運な出会いをしたなあ…と思うわけです。
そういえば、作中時間では1年前はヒカルはネット碁をやめたあと、三谷くんと互戦で勝てるようになった頃、ですね。あの頃はまさか1年後にプロに手が届くところにいるとは想像もできなかったなあ。
今週号ででてきた「週刊碁」はホンモノ(現実世界)のものでしょうが(若い棋聖が誕生したところですから)、どうせなら作中ネタでやってほしかったです。緒方さんが表紙とかみたかったです。……いったい、いつ再登場するんでしょうか。しくしく。


今更ネタですが、ジャンプでちょっと前に連載していた「ゾンビパウダー」の作者の久保帯人氏がトラブルを起こして自サイトを閉鎖したそうで。2ちゃんねるの少年漫画板とかに関連スレッドがあるのでそちらを参考に。それによると、「サイトの絵をダウンロードするなっ!!印刷するなっ!!」とか日記でプチ暴言吐いたり、ちょっとイタい言動をしていたそうですが、荒らしだけではなく見かねて忠告をしたファンの人の書き込みもまとめて削除したとか…それか原因で2ちゃんねるユーザーからちょっかいを出されて、掲示板がかなり荒れたそうです。
ネットにアップした以上、誰に見られるかわからないし、WEBというのは自分に好意を持ってる人しか来ない世界ではないのに、それがわかってなかったんでしょうね。今連載を持ってないからこそ、自サイトを持てたんでしょうが(週刊誌で連載してたらそれどころじゃないでしょう)、担当者さんもマンガ家が無防備にファンとの交流を深めようとしないようにチェックしておけばいいのに。
まあ、私はこの作家さんには愛がないので(というか、作品まともに読んでないから…主役がセフィロスとザックスを足して二で割ったようなキャラで、トライガンのパク…いや似た世界の話だというくらいしか知らないですから)別にどうでもいいんですが、愛する作家さんにはこういう危険なことはしてほしくないなあ。作家さんとは作品を通してだけ語り合えれば、それでいい。


【RGB】 00/09/10

オードリー羽田さんの「大富豪同人物語」がめちゃめちゃ笑えます。(8/31,9/9の日記)

淡路島の花博に行ってきました。暑くて日焼けしちゃった。元々色が白いので、焼けると真っ赤になっちゃって、痛いです。明石大橋のライトアップをサービスエリアからみてきました。ここのライトって微妙な色合いを表現できるんですが、赤・青・緑(RGBですね)の三色のライトをつけると、遠くから見ると色が混じって微妙な色を表現しているそうです。なるほど〜。こういうライト、コンサートでも使えば表現に幅がでそうですが、やはりコストがかかりすぎるのかな?

久しぶりのカードワースシナリオ感想。
●影たちの輪舞曲(RONDO)/喫茶SHUFFLEさん/SHUFFLE
レベル5-7/サウントノベル/若者男性ひとり用/1時間ほど
旧友の死を聞き、葬式にかけつけた冒険者。その町では魔法のかわりに科学が発展していたが…
なぜか現代日本らしき世界を舞台にした、男性若者ひとり用シナリオ。NPCのウエイトが大きく、また冒険者の過去を少々作り、完全一本道のサウンドノベル状態。でもテキスト部分はしっかりしていて、読ませます。ミステリアスな展開で、ラストが少々切ない。設定がカードワース世界から多少ズレていても、サウンドノベルもNPCメインでもかまわない人はやってみてください。


【倉田六段】 00/09/07

最近の私の妄想は、「ヒカルの碁」の倉田六段ネタです。私の理想の倉田さんは総攻だったんですが、ふと「…総受って感じのキャラだったら…」と考えたら楽しくて。彼は21歳ですが、高校生に間違えられるような童顔で、ちょっと女顔で、目がリスみたいにクリクリしてるの。笑顔がかわいくて、花にたとえるならチューリップ。体格は華奢がいいなあ。そんな愛らしい彼ですが、盤上では冷酷で鬼…という感じ、そういうのに萌えるのって私だけ? 倉田さんがこんなのだったら、私は間違いなく転んで倉田ファンになりそう。で、緒方×倉田なの…
ヒカルがプロになったら倉田さんもいいかげん登場すると思うんですが、どんなキャラになるのか楽しみであります。プロ編での最重要人物のひとりになるでしょうから、間違いなく美形だとは思いますが。…いや、その前に緒方さんの再登場がいつになるかの方が知りたいな。


【信者。】 00/09/06

もうカメなネタになってしまいますが、J-oさんの日記から飯島健男の駄文日記の8/29の「ファンとは」。低価格ゲームソフトを出しているメーカーの社長さんだそうです。この話は幻想四海の9/2でもとりあげられてますが…表現の自由にはその結果を受け止める責任が伴うわけで、賛辞しか聞かないのはちょっとみっともない。追従するだけがファンじゃないと思うし。それは信者でしょう。信者がほしいならそれはそれでいいと思うけど、ファンと混同しないでもらいたい。
かと言って、「ファンだから」を名乗れば何を言ってもいいとは思いませんが。完全に筋違いの批判をする人もいるわけで、そういうのまでクリエーターの方が全部聞く必要はないとは思います。賛辞しか聞きたくなくて、批判を締め出した方が作品にはいい影響がでるなら、そうすればいいんじゃ? 感想は編集者か友人かのフィルターを通して、都合のいいものだけをセレクトすればいいことで。間違っても2ちゃんねるの自分のスレッドを読みにいったり、gooあたりで自分の名前で検索をかけたりしちゃダメ。ネットではファンとの直接交流は可能だけど、ヘタしたら悪意もダイレクトに伝わってくるメディアであることをわかって、使い方に気を付けてほしいですね。こうやって、信者の賛辞しか聞かない作家さんは「イタいヒト」ってことで2ちゃんねるで叩かれることがありますけど、別にそれでもいいじゃないですか。人間ができていても作品がつまんない作家さんよりは、イタいヒトでも面白い作品をかいてくれる方がよっぽどいい。…イタくてつまんなかったら最悪ですが。
ネットではダイレクトなアクセスができる分、作家さんもファンとの距離のとり方を考えた方がいいと思うんです。
でも、クリエーターはそうでもいいと思うんですが、プロデューサーであればもっと大きな視点から作品を眺める必要があるわけで、批判も聞かなきゃダメなんじゃないかな。そういう意味では、飯島氏は商売人としては自らの可能性を潰しているような気がしますが。(社長という立場であれば、クリエーターよりもプロデューサーとしての力が必要だと思うのですが)


【対戦表】 00/09/05

ジャンプ公式サイトに、「ヒカルの碁」のプロ試験対戦表が載ってます。おぉー、飯島くんは名前が「良」なんですねー。それで16歳ですか。椿は29歳って、プロ試験は30までだからがけっぷちではないですか。仕事やめてまでプロ試験にかけるというのは人生バクチだよなあ…ちなみに勝敗は13戦までしか載ってないので、伊角VSヒカル戦の直前までですね。でも日付が入っているのはドキドキするなあ。ちょうど今日、第8戦が行われたんだー、とか。
このあとの対局組み合わせを知りたい場合は、筒井の碁を参照のこと。


【ジャンプ感想】 00/09/04

今週のジャンプ。表紙の茶パツで巨乳って名瀬ちゃん? キャラ変わりすぎで、これはイカンでしょー。
「ハンター」、キルア父がカッコいいっす。なかなか興味深い展開になっていますね〜。このまま風呂敷をきちんとたたんでくれれば…
「NARUTO」、ますます「ハンター試験」ぽくなってるんですが。この初期設定をどれだけ生かせる展開になるかがポイントですね。
「シャーマンキング」、話はジャンプお約束展開でなんだかなーって感じですが、「一見人がよさそうに見えて腹黒」なメガネに弱いので、ちょっと萌え。
で、「ヒカルの碁」→第83局「白星の行方」。巻頭カラー。小畑先生、力入ってますねー。伊角さんがめちゃカッコいいっす!! …これだけ力入ったキャラが、このシリーズが終わるともう出番がないかもしれないとしたら勿体ないですが、その思いきりのよさがヒカルの碁の持ち味なんだよね。(伊角さんが消えなきゃ一番いいんですが…)
先週の展開は衝撃的でした。で、今週はヒカルの視点で物語は進みます。伊角さんが打ちなおしをしたかどうかはっきりは分かってないヒカルは佐為に相談。伊角さんに言おうか迷っているヒカルに佐為は、「この続き…打ちたくないんですか?逆転を狙っている手があるんでしょ?」というけれども、盤上の形勢は悪く、逆転の秘策はあっても勝てる可能性は薄くて。そのため、ヒカルは目先の一勝が欲しさに伊角さんに反則をしたのか聞こうとする直前、耐え切れなくなった伊角さんが「負けました」と。伊角さんの性格からしたら、反則を認め自分の負けを告げるのは当然の帰結ではありますが…いや、ここで自分の反則なんかしらばっくれるくらいの図々しさがあれば、プロ試験もとっくに合格してそうだもんなあ。伊角さん、人がよすぎるから。
和谷くんの一局をみていた越智くん、白星のハンコを押すヒカルをみてびっくりする。対局表でヒカルの中押し勝ちをみて、「あの局面から何があったんだ」と。…この一局の余波は、越智くんにまで行くんですかねぇ。
で、次の日の対局は伊角vs和谷、ヒカルvsフク。伊角さんもヒカルも、前日の後味の悪い対局を引きずって、いいところもないまま負けてしまう。家に帰って、マクラに当たるヒカル。いつもなら勝てるハズのフクに負けてしまったのは、伊角さんとの対局で、自分の可能性を試すよりも目の前の反則勝ちに飛びつこうとしたから。それは「オレが弱いからだよ」…それが悔しくて、もうあんな無様な対局はしない、強くなりたい、と。佐為はカタをつけるために伊角との一局の続きを打とう、と提案。…「ヒカルのその決意、黒星のひとつふたつ払う価値があります」
これで現在は越智くんが全勝、和谷くんが一敗、伊角さんとヒカルが二敗、本田くんもニ敗? 次は和谷くんと越智くんだということで、これがどう転ぶか。このあたりで越智くんに土をつけてほしいものです。
ヒカルは今回の敗局も次への闘志に繋がったようですが、伊角さんは大丈夫でしょうか? このままズルズルいかずに、頑張ってくれ〜。これで先の予想も難しくなってきましたねぇ。…予想としては、越智くんが合格、和谷くん、ヒカル、伊角さんが三敗あたりで並んで、プレーオフに。仲良し三人の中、合格できるのは二人だけ…というのも盛り上がりそうだもの。今回のヒカルと伊角さんの戦いって、ああいう苦いものになったからケリをつける上でももう一度対局があるかなあ、と期待してるんですが。
今回の話は、ヒカルの表情の移り変わりがいいですねぇ。気持ちがよく伝わってきます。小畑先生の画力があってこそですな。それにしても、ヒカルって羽毛枕ですかー。部屋に冷蔵庫もエアコンもあったり、なかなかリッチなんですよね、ヒカルの家も。交通の便のよさそうなところでの一軒屋で、母親は専業主婦ですから。(まあ、それでもアキラんちの豪華さに比べたら…)


ドラクエは、やっと戦闘ができるくらいに。謎解きは色々とでてきましたが、どうも今のところは作業をやらされてる感が強くて。中盤になればもうちょっとおもしろくなるようですが。


【ドラクエ7】 00/09/01

ドラクエ7、買っちゃいました。グラフィックに関する評判を聞いて、なんかほしくなって。わくわくしながらスタートさせると、懐かしのオープニングテーマ。おおっ、ドラクエだなー。で、始まったオープニングムービー……噂以上ですわ。「これ本当にプレステ? スーファミじゃ…」と言われるのも頷けます。いや、スーファミの「FF6」の方が絵がきれいだったような。ドラクエにグラフィックの美しさを求めるつもりはもちろんないけど、でもあの舞い散る木の葉の表現とかすさまじいです。真琴ちゃんといい勝負では…これはある意味、一見の価値があるかも。
で、ゲーム本編、主人公の名前はもちろん「じゅん」に。ゲーム開始してまだ20分くらいですが、大してイベントが発生してません。ひたすら人の家にズカズカ入り込んでは、タンスを漁ったりツボを壊したりして、小銭を稼いでいます。これでこそドラクエ。
それにしても、ドラクエってかなりシンボル化されたRPGですよね。いまどき、町の人たちがあんな不自然にグルグルまわっているなんて…GBのゲームくらいしかないような。漢字が使えるのにひらがなを使うあたりがドラクエの雰囲気ですな。
私もご多聞に漏れず、「ドラクエは3で終わったよねー。」派なので、ストーリーには期待してないんですが、もうすこし燃える展開になってくれるといいんだけど…噂では中盤からが面白くなるとのことですが。
あと、今回のドラクエはバグが多くて、いつ止まるかわからないあたりもスリリングとか。セーブデータは多めに作っておいた方がよいそうです。
あんまりゲームをやる時間がとれないので、のんびりとやる予定。


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