つっこみメールがきたんで昨日の話に少し追記しておきました。あと、2ちゃんねるが使用しているBig-serverはある転送量までは料金一定、それを超えたら従量制になるとのこと。
さて、昨日の【インターネットはタダではない】関連として、愚者の戯言の8/31に補足説明があります。「転送料」はインターネットのしくみを知っていれば当たり前のことでしょう。でも今のインターネットはブラックボックス化していて、テレビやラジオと同じようにしくみなんて知らなくても使うことはできますもの。一体何割のユーザーがシステムを知っているやら。(…そういう私も最低限の知識しか持ってないですが)
「牛飼いとアイコンの部屋」の件は、通信ログの件は口実にすぎなくて実際に問題にされていたのは転送量だったのではないでしょうか。ただし「転送量無制限」と言った手前、それを口実にでていってもらうことはできないので、「通信ログさえこれだけの量があるんだから転送量はもっとハンパじゃないんだ、という意図を読みとってほしい」とサーバー屋さんは思ってたんじゃないかなあ、と私は邪推しました。
2ちゃんねる売却というのは雑誌あわせのネタだったそうですが、それを知ったときに、今回の閉鎖騒動自体がネタ?と一瞬思ってしまいました。あまりにもタイミングよすぎたので。
でもまあ、ネットにおいてコミュニケーションの場の寿命は3年だという説がありますが、それに従うと2ちゃんねるもそろそろ崩壊してもおかしくないかなあ、と。なくなるとそれなりに寂しいのはたしか。(801板だけでも生き残ってほしい…) でも数か月もしないうちに新しい秩序ができるだろうし。バトンは誰かに引き継がれるんでしょう。
おまけ。2ちゃんねるの批判板のスレッドサーバー変えたらいかんの?に昨日私が書いた疑問「サーバー自前で立てたらどれくらいのコストがかかるのだろう?」試算が載ってました。2ちゃん規模だと月々の回線費用だけでもかなり高くなりそうなんですねぇ。
「The Sneaker」購入。乙一の新作短編「未来予報 あした、晴れればいい。」が載ってました。地味な話ではありますが、繊細で美しい硝子細工のような切ない短編でした。くう、いいなあ、乙一は。
「ファミ通ブロス」購入。「流血女神伝」のイラストを描いている船戸明里さんの久しぶりのオリジナルマンガ「Honey Rose」を短期連載です。みなしごのフィオナは、ある家で下働きとしてこき使われていた。そこに現れた、兄と名乗る男に連れられたのは、大きな伯爵家だった。フィオナは伯爵の13番目の私生児に当たるらしい。彼女を迎えた、12人の兄たちの視線は冷ややかだったが…というような話。シスプリとは関係なく昔から温めてたネタだそうです。今後の展開が楽しみ。それにしても、兄たちがすばらしい!! 二番目がいかにも船戸美形なクールなメガネ様でもうたまらんです。12番目の生意気なお子様も好みだなあ。
あと、「多重人格探偵サイコ7」と「少年★周波数 王様の棋譜5」を購入。サイコは話はわけわからなくなりつつありますが、田島昭宇の絵には圧倒されるものがあります。うまいだけでなく、独特の雰囲気があるのがいいんだよねぇ。そんな田島さんも最初の頃は下手だったんですよね。古本屋でMADARAの一巻をみて、あまりのへたさにびっくりしました。よくここまで成長したものだ…
「少年〜」は将棋のプロ棋士の話なんですが、今回は北山先生のダークっぷりが素敵です。
SF大会の解説ありがとうございます〜。行っちゃおうかなあ。温泉は魅力だし。ああ、でもやくもは嫌だ…飛行機しかないか。
「まいじゃ〜推進委員会」の8/24より。私はライトノベル/ミステリ/やおいについては、小手先のテクニックがあるだけのお話よりも、魂を感じさせてくれる作品の方が好きですねぇ。それもあって、そのジャンルの新人さんの作品はとりあえず手にとってみることにしてるんですが。
新人賞の下読みをやっている方に聞いたことがあるんですが、ライトノベルの場合は「初めて小説を書いた」人が少なくないので、最初がめちゃめちゃ下手だったのが、最後の方でぐんぐんよくなっていくこともあるそうです。ただそういうのは一次は通過しても二次は通らず、小説を書き慣れた見栄えのよい話(でも中身はスカスカ)の方がどうしても上に行っちゃうようで。それに下読みの人の中には最初だけで判断しちゃう人や、ジャンル小説しての価値をきちんと見極めできない人もいるそうで、そういう人に当たってしまうとその小説はいくらいいものを持っていても上までなかなか行けないそうです。デビューまでの道には運という要素もかなり占めるみたいですので、ライトノベルで作家デビューを目指している人は諦めずに投稿を続けることが大切かと。
一般エンターティメントは即戦力を必要とされるからある程度のうまさを求められるのも仕方ないだろうけれども、ライトノベルというジャンルではどちらかというと同時代性や魂の共鳴の方が重要なファクターだと思うので、出版社ももっとイキのいい新人さんを頑張って発掘して育ててほしいものです。電撃はそういう意味ではよく頑張ってますよね。逆に徳間デュアル文庫は他社出身の人気作家や旧作に頼るだけでなく、もっと新人さんを頑張って発掘していくようにしなきゃ、レーベルの先行きはあまり明るくないと思うんだけどなあ。SF新人賞は受賞作はハードカバーででてデュアルには降りてこないんだから、独自の賞を持つとかした方がいいのになあ。
遅くなってすみませぬ。…というわけで、2ちゃんねる閉鎖危機事件についての話。
もしご存知ない方がいれば、初心者のための2ちゃんねる存続危機解説を参考に。
この話を聞いたときに思い出したのは、ちょっと昔の自分絡みのこと。私がやっていた「みーはー倶楽部」というジャニーズ系総合情報サイトは、とある会社がサービスで「無料HPスペース」として解放していたところでした。開設した96年頭の頃は、私の利用していたプロバイダのHPスペースが500KBしかなく、geocitiesなどの無料HPレンタルサイトも存在しなかったのでご好意に甘えたのでした。
最初は友達くらいしか来なかったサイトも、2年半後に閉鎖したときには1日8000くらいトップページのカウンターが回るくらいになっていました。
…で、そのサイトを間借りしていたサーバーがサービスを辞めることになって今のbignetに移動したんですが、そのときにサーバーの管理人からメールをいただきまして。なんと、うちのサイトは最盛期には1日で200万ヒット(画像も含めて)あったそうです。チャットや掲示板は含まない状態(別のサーバーに置いてたので)でまさかそんなにあるとは想像もできませんでした。そのサーバーの管理人は、うちのサイトのためにサーバーや回線を増設したりしてたとか。そのメールを読んだときにはその場で土下座したい気分でした。サイトを作るのに自分だけが苦労してボランティアしてたような気分でいたけれども、それは無言でインフラを支えてくれる人の努力に甘えた上でのこと。「インターネットはタダではない」のだから。ネットについての知識が全くないわけではなかったのに、それらの視点が抜け落ちてた自分があまりに恥ずかしかったのでした。
(念のため、そのサーバーの管理人の方は「苦労したことで勉強になりました」とねぎらってくださったし、今でも昔のアドレスにアクセスすると自動で転送されるような設定にしてくださってる、優しい方です。)
…さて。恥ずかしいですが、自分の無知をさらけ出します。今回の危機の原因である「サーバーの負荷は大丈夫であるが、転送量が多過ぎて転送料が月に700万ほどかかり、サーバー会社が限界と言っている」という話を聞いて、「あれ?」とひっかかったのは私だけでしょうか? 「転送料って?」と。
そう思ったのは、私だけではないんじゃないかと。たとえば私の知り合いは「転送料? なんでそんなものにお金がかかるんだ? そんなわけないだろう」と言ってましたし。ちなみにLinuxを使う程度にはマニアな人なんですが。(8/31 22:49追記。Windowsプレインストールマシーンしか使えない初心者と比べるとLinuxユーザーというのは十分にパソコンマニアであるし、このご時世ですからパソコンマニアは自動的にネット一般の知識もそれなりに詳しいだろうという程度の意味合いです)
インターネットのイメージはテレビ的なものである人は少なくないと思います。初期投資(テレビ購入)とランニングコスト(電気代)にはお金がかかるものの、いったん接続してしまえばあとはタダで見放題、そんな感じ。マスメディアも「インターネットを使えばタダでなんでもできるぞ」みたいな煽り方を昔はよくしていましたし(今も?)、そういうイメージを持っている一般人も多いのではないでしょうか。
自分が直接サービスや物に対して対価を払っていない場合は、それにかかるコストについての意識は鈍感になりがちです。(ゴミ処理とかね)
かつて、サーバーさえ自前で用意して「インターネット」につないでしまえば、あとはいくらでもタダでサイトを持てるのでは…と思ったことがありました。ちょっと調べてみて、それはありえない話だとわかりました。
インターネットというのは多くのサーバーが網の目のように結びついたものであります。でも「蜘蛛の巣」というよりは樹形図の方が近いかもしれません。NSPIXP(Network Service Provider Internet eXchange Point)などのインターネットの基幹ネットワークの多数が相互接続するポイントがありまして、「一次プロバイダ」と呼ばれるプロバイダはここに接続しております。さらにその下に別のプロバイダやレンタルサーバーの会社が繋がってたりします。基幹ネットワークの相互接続ポイントに接続するサービスを行なってる会社のひとつがJPIXですが、接続するだけで毎月かなりのお金がいるようです。…私の知識不足のために2ちゃんねるレベルのサイトを維持するためには毎月どれくらいの金額がかかるのかはわからないのですが…
また、検索しててこういう記事を見つけました。AGC、太平洋横断海底光ケーブル南ルートの接続が完了。こういう事業って今は国じゃなくて、企業が営利目的でやってるんですね。かかったコストのことを考えると、その回線を使うのにお金がかかるのはしごく当たり前のこと。インターネットに直接接続したとしても、その回線の太さ分の費用が月々発生しそうです。
で、「転送料」のこと。レンタルサーバーの場合はデータの「転送量」によって料金が決まるところが多いというのは、ただ単に利用者間での不平等を無くすためなんでしょうか? 同じ料金が払っているのに、一部の人気サイトにアクセスが集中するせいで回線が占有されて遅くなったら損した気分になるのはもっともかと。それに転送量が大きくなると、速度を出すために回線をさらに太くする必要が出てきて、その分さらに整備投資がかかりそうですものね。
もしくは、レンタルサーバーの会社が回線を借りている、さらに上流のサーバーへ払う金額は接続してる回線の太さだけではなく、転送量によって決まるったりするのでしょうか? これについては調べてみたけれどもよくわからなかったのです。もしご存知の方がいたら教えてくださいませ。
もちろん「転送量無制限」をうたっているレンタルサーバーもあるけれども、実際のところはあまりにもアクセス過多だと追い出されるようです。超有名素材サイト牛飼いとアイコンの部屋の「HTML MEMO」→「直接りンクの話」にも色々と。2ちゃんねる研究にも2ちゃんねる以外の規模の大きい掲示板でもサーバー転送量が多過ぎて追い出された話がでています。
レンタルサーバーだけでなく、有名なプロバイダに個人サイトを置く場合であっても、あまりにもアクセス集中すると追い出されてしまうこともあるそうです。ひょっとして、有名サイトで独自ドメインとったりするところの何割かはプロバイダのスペースを追い出されてしまったのでしょうか。
自分が直接払っているお金には敏感でも、自分の行動によって発生するコストは見えないだけに鈍感になりがち。地上波のテレビ放映やゴミや下水道の費用のように最終的には自分がなんらかの形で負担しているのならいいんですが、誰かにコストをすべて押しつけているような形になっていることもあるかもしれません。
ここ1年ほど、「広告」に頼るのではなくサービスの有料化を行なって、ユーザーにコストを負担させる商用サイトが増えてきました。「インターネットはタダ」はそろそろ限界に来てるようです。その動きはこれからも加速しそうです。
なんらかの恩恵を受けるなら、それにかかるコストはエンドユーザーが負担するのは当然だというのが私の考えです。今までの「なんでもタダ」の方が歪んでたんじゃないかと。でもそれを実現するには、それにはネットでの小額課金が普及しないことには無理だろうから、まだ先の話でしょうが。
「ヒカルの碁」感想はこちら。
土日は泊りがけで遊びにいってたので2ちゃんねる危機(?)のことは落ちついてから初めてしりました。その話を書こうかなあと思ったんですが、「ヒカルの碁」感想にかなり時間がとられちゃって。
というわけで次回のタイトルは「インターネットはタダではない」の予定。
次のSF大会に行ってみたい…
前からSF大会には興味はあったんですが、私はSF者じゃないから行っちゃだめかなあとか、ひとりで行くのも寂しいし…とかでどうも腰が引けちゃって。でも生での上遠野浩平&古橋秀之&秋山瑞人な会話をみてみたいよぅ。(←結局はミーハー心が理由なわけで)
あと、温泉!!というのが非常に魅力。その温泉宿の交通案内をみていたら、「やくも」という文字を見つけて愕然。昔、松江だっかな?に出張にいったときに特急「やくも」に乗ったのですが、あまりの揺れのすさまじさに(走行中はまともに歩けません。ジェットコースター状態が続く)、ただでさえ乗り物酔いしやすい私は完全にグロッキーになってしまいました。どういう惨状を招いたかはここではかけませぬ。…ちなみに帰りは無理矢理飛行機で帰ってきました。
でも世の中には剛の者もいるわけで、会社にビールでへべれけに酔っ払ってあの「やくも」に乗る…人もいまして。私には信じられない世界ですが。
大阪からだとバスがでるようですが、値段は安くてもあの山道を走るかと思うとぞっとします(聞いた話では、バスの方が列車よりも揺れは少ないとか)
もしSF大会に行くとしても飛行機だろうなあ。
SF大会どうしよう…
〔再掲〕諸般の事情でメールの返事やら遅れてて申し訳ありません。「あなたのサイトに来る読者のうち、あなたに好意的な人・あなたなんてどうでもいいと思ってる人・あなたに非好意的な人がそれぞれどれくらいの割合いると想定していますか?」アンケートも現在思考停止中なのでいつまとめに入れるやらメドが立ってません。気長に待ってくださいませ〜。
なんかバテバテっす…
ハーボットの話。ハーボット揮発性日記は大体1日50人くらい来てくれるんですが、名前のわかる人が少しずつ増えていってます。(サイト持ちでなくても、たまにハーボットが訪問者に名前を聞いたりするからね)
所詮はハンドルというかりそめの名前であっても、固有名詞があることでなんだか相手の「顔」が見えてきたような気になっちゃうもんなんですよねぇ。
名前というのは、区別のつかない多くのものからえり分けるための印ですから。…でもネットでは仮面は簡単にすげ替えることができるから、名前の向こうに何かあるかなんてわからないのに。
ハーボットの訪問者ならともかく、掲示板やメールの場合は名前だけではダメで、文章を通して人が見えてこないと信用できないけども…でもそれもなぜ信用に価すると思ってしまうんだろう。
疑いだしたらキリがないけど、どこで線引きをするかというのはなかなかに難しい問題ですな。
…ここからネットでのアイデンティティの確立の問題をうだうだ考えようかとしたけども、思考停止状態なんですわ、今は…ううう。
ちょっとツッコミ。「ヘルズガルド戦史」はハルキ文庫じゃなくて集英社スーパーダッシュ文庫です。あれの続きは猛烈に読みたいけども、続編は難しいのかなあ。
台風真っ最中。
月刊少年エース9月号増刊「多重人格探偵サイコ 渡久地菊夫リミックス」購入。雑誌としては高いけどね、780円だし。でもトレーディングカードやらその他色々がついてきます。コミックス版「サイコ7」は9月1日発売。あと、10/26発売の「少年エース」で清涼院流水JDCシリーズを大塚英志がかんでコミックス化するそうな。原作の妙なはったりの部分を大塚さんならうまく処理してくれるでしょう。絵は誰になるのかな。
あと、これについてるポスターがモーニング・コング。氏の手による美和ちゃん。小畑健さんの別ペンネームであります。色気がありながらも清楚な空気を纏う、不思議な少女にしあがっています。うまいなあ。いや、これだけ女の子の微妙な色気をかける人なのに、「ヒカルの碁」では女性がほとんど出てこないというのが勿体ないというか。いや、あれで小畑さん自体はオジさんを描くのが好きだというのも不思議な話だったりしますが。
「モーニング・コング」で検索をかけてみると色々と…雑誌「九龍」にもイラストを書いているとか。あと、チョコエッグ関係のコミックを書いてたんですね…知らなかった。でもジャンプの連載で忙しいのに(しかもカラーは頻繁に入るし)よくそんな暇あるなあ。
さきぽんさんの8/20の日記より、よしながふみさんのお茶会レポ。ああ、わかるよ、エイジが智也っていうのは。バカで直情的なところがかわいいって感じ? 私のイメージだと、十代の頃の敦啓がジャストフィットなんです。あー、当時の彼だと演技力に問題がありますが…今の彼だと年齢が合わないからなあ。
今週の「ヒカルの碁」感想はこちら。
台風が近づいてきています。台風がきたら水不足は解消するだろうけども、それ以上にあちこち被害がでるからなあ。警報が出ているときには無理をしない方がいいんでしょうね。特にV6コンサート行く方、無理は禁物ですよ。…という私も光GENJIの現役時代はたとえ台風が直撃しようが、大雪が降ろうが、公演が行なわれる可能性があったらあらゆる交通手段を乗り継いで会場に向かったものでした。今はそんなパワーはどこにも残ってないや。
引越し疲れでバテてて、メールの返事やら遅れてて申し訳ありません。「あなたのサイトに来る読者のうち、あなたに好意的な人・あなたなんてどうでもいいと思ってる人・あなたに非好意的な人がそれぞれどれくらいの割合いると想定していますか?」アンケートも現在思考停止中なのでいつまとめに入れるやらメドが立ってません。気長に待ってくださいませ〜。
メモ。
●草一屋
「パラサイトムーン」シリーズの渡瀬草一郎さんのサイト。「文学賞応募ガイド」がなかなか読み応えありました。…でもこの方って「萌え〜」な人だったんですね。「陰陽ノ京」がわりと(?)まっとうな作品だったせいで、なんとなく電撃大賞に応募してたのかと誤解してました。
十夜さんの空想風景で、田中芳樹の「KLAN クラン」の続編を霜越かほるが書くことを知りました。ちょっとショックかも。霜越かほるはすごく期待している作家さんだけに、オリジナル作品をガシガシ書いてほしいというか、「双色の瞳 ヘルズガルド戦史」の続きが読みたいんですよ〜。…まあこれについては色々と事情もあるだろうというのはもちろん分かってますが。こういう非オリジナル作品でも名前が売れるきっかけになるだろうし、なにより収入の安定化に繋がるだろうし…とかわかっていてもなんだかもやもやしたものが残ってしまいまして。田中芳樹は嫌いじゃないですが(一時は「銀英伝」にハマってました)、「KLAN」はさほどおもしろい作品とも思えない、というのも「もやもや」の原因のひとつかなあ。うむむ。
…ということをわめいていたらダンナが「全然理解できない」と。なんで見ず知らずの作家さんのことでそんなにわたわたするのかがわからないそうです。…そりゃ、京極夏彦や宮城谷昌光のようなメジャー作家しか読まない人にはわからないよぅ。私が青田買いすぎるのかもしれませんが。…そういう私も、マンガについてはメジャーどころしか読んでないので、マイナーマンガ好きな方々の悲哀というのはわかっていないんだろうなあ。
緊急更新。
10月8日スタート、月曜9時フジ系でよしながふみの「西洋骨董洋菓子店」がドラマ化。元ボクサーでパティシエ見習いのエイジ役に滝沢秀明くん、オーナーの橘が椎名桔平さん、天才パティシエ小野が藤木直人さん。千影が残念ながら別キャラになって(しかも女性化)、エイジをボクサー時代から追いかけている新聞記者で小雪さんが演じるそうです。
(9/28訂正。小雪さんとは別にちゃんと千影も登場、阿部寛さんが演じるそうです。申し訳ありませんでした。)
演出は「踊る大捜査線」の本広克行監督、脚本は売れっ子の(「イグアナの娘」はよかったです)岡田恵和さん。
8/17のニッカンスポーツによると「3人の男の友情を軸に展開するコメディータッチのヒューマンストーリー」だそうですし、監督が監督だから結構期待できそう。…でも千影は残念だなあ。あの外見であの中身だから萌えるのに〜。まあ女性キャラが少ないお話だから、仕方ないんですけどねぇ。個人的な夢は、千影をヒガシに演じてもらうことでした…
あと、ドラマ内で出てくるケーキは辻製菓専門学校スタッフが担当するそうです。このマンガのポイントのひとつは読んでて悶えてしまうような「おいしそうなケーキ」にあるので、ぜひ頑張ってほしいものです。もちろん滝沢くんにも全身でケーキの美味しさを表現してもらわなくては。
ニッカンスポーツには企画としてドラマにでてきたケーキの限定特別販売も計画しているとか。大阪でもやってくれるのかな〜。
あと、10月スタートということは、最終話はおそらく「ケーキ屋の一番忙しい日」でしょうね。原作でもあのあたりのエピソードすごく好きなので、本広監督がどうテンポよくコミカルにみせてくれるかを楽しみにしています。
原作ファンの人にはイメージが崩れるとかの心配もあるだろうけども、ドラマがきっかけでよしながふみファンが増えるのはいいことなんじゃないかなあ、と思います。(でもこの作品を気に入った人が他のよしながさんのホモホモな作品を読んでのけぞるんじゃないかという心配はありますが…)演出家と脚本家からしてそう大ハズレな作品にはなるとは思えないし。ただ問題は「魔性のゲイ」ネタがどこまでOKなのかなあ、ということですが…ゲイも恋愛のひとつの形としてさらりと描いてもえるといいんだけどな。あとは橘の立て板に水!!なケーキの説明。これがこの物語の最大の魅力だと思うので、脚本家と役者さんには頑張ってもらいたいものです。
原作は現在2巻まででていますが、とにかくオススメです。未読の方は一巻だけでもいいから手にとってみてください。1巻→【bk1】 2巻→【bk1】
やっと復活です。ふう。引越し作業はそりゃもう大変でした。暑かった…
一週間ほどネットできない生活でしたが、なんだか感覚器官の一部を失ったような感じがしちゃって、落ちつかない。ネット中毒なんだろうなあ。
ネットできるようになって、溜まったメールをチェックしたり、色々なサイトにアクセスして確認。一気に情報の波を受けたせいか、クラクラ。しばらくキーボードを叩いてなかったせいか、文章がスムーズにでてこないし。明日位には感覚も元に戻るんじゃないかとは思っていますが。
8月14日のお昼の部のプレゾン見てきました。いやあ、いくつになってもカッコいいねっ、少年隊は。まぎれもないスターなんだよなあ、としみじみ。私がみたのはおーちゃんの回でしたが、演技はぎこちなかったものの、歌は気持ちがストレートに伝わってきてなかなかよかったです。…あう、またちゃんとした感想を書きたいけれども…今日はこれが限界。
「電撃hp」購入。巻頭が秋山瑞人さんのインタビュー。イリヤもいいんですが、「EG FINAL」は一体いつになるんでしょうか…たしか去年の冬の予定だったんじゃ。
電撃大賞の結果発表となってましたが、今回は大賞受賞者が出た模様。電撃の受賞作品はわりとツブが揃っているし、大賞はそれなりの作品じゃないと受賞しませんから、刊行されるのが楽しみであります。
上遠野さんのが連載じゃなくて竹泡対談になってるのは原稿が間に合わなかったから?(邪推)
「赤丸ジャンプ」購入。「ヒカルの碁」のポスター、こちらは佐為を中心としたアダルトメンバー。緒方さん、カッコいい〜。あと、アニメ化情報は、声優さんの一部が発表。ヒカルが川上とも子さん、佐為が千葉進歩さん、アキラが小林沙苗さんだそうです。佐為の声って男の人になるんですね。ほったさんと小畑さんのアニメについてのコメントあり。アニメの一話は原作とかなり違ってるそうで、どうなるのか楽しみです。
あとはほったさんの中国棋院取材旅行の話。「今後の本編にも登場させられればいいなあ」と書いてあったけども、ほったさんのことだからもうすでに話を出すのは決まってるような気がするんですが。写真撮影もバシバシしたみたいだし。1年くらい後に、ヒカルやアキラの若手が交換留学みたいな形で中国棋院および合宿場を訪ねる…みたいな話が読んでみたいかも。
「あなたのサイトに来る読者のうち、あなたに好意的な人・あなたなんてどうでもいいと思ってる人・あなたに非好意的な人がそれぞれどれくらいの割合いると想定していますか?」
アンケート、お答えくださった方ありがとうございます。まとめはもうしばらく待ってください。まだ引き続き募集していますので、サイト持ちの方でよければお答えくださいませ。メールフォームかメールで。日記からの逆リンクでもかまいません。
今週の週刊「マガジン」の「魁!!クロマティ高校」(野中英次)が愉快です。うちのサイトでのネット関係の話が好きな人だったら爆笑モノでしょう。ぜひ読んでみてください。
ちなみに一話完結なので、今回だけ読んでも大丈夫。コミックスもおもしろいよ。劇画調の絵で不良高校生と愉快な仲間達(?)が繰り広げる脱力系ギャグマンガ、今は2巻まで発売されています。
そのネタバレ感想→学校中のワルたちにも恐れられている番長が、ネットではとても気弱ないい人だった…という話ですが、シチュエーションの「うわー、こういうことあるよね〜」という細かさが冴えてます。でも、よく聞く話はこれの逆なんですよね。ネットで雄弁で、論客として知られていて、一目置かれるバトラーが、実際に会ってみたらおどおどしてた冴えない人だった…というのは。でもネット上の人格も、ネット外での人格もどちらが嘘ということはないんでしょう。ただ同じものからでてくるアプローチの仕方が違うだけなんだろうけど。
ちなみに私は「わりとイメージどおりだった」と言われたことが多いかな?←
(少し修正)今後の予定。今度こそマジメに引越し準備しますっ!! 次回更新は8/16、赤丸ジャンプが発売されたあたりになるかと。
「あなたのサイトに来る読者のうち、あなたに好意的な人・あなたなんてどうでもいいと思ってる人・あなたに非好意的な人がそれぞれどれくらいの割合いると想定していますか?」
アンケート、お答えくださった方ありがとうございます。これのまとめとかそれ関連の話は引越しが終わってからゆっくりということで。まだ引き続き募集していますので、サイト持ちの方でよければお答えくださいませ。メールフォームかメールで。日記からの逆リンクでもかまいません。
昨日「しばらく更新なし」と書いてたのに更新しちゃいました…すみません。
アニオタニュースで知って、あちこち辿ってみました。「CLAMP系同人誌のトレースサークル問題」
・あるトレースサークルの検証を元に著作権のあり方について考える
問題検証サイト。比較スキャン画像がアップされています。
・「作品」ってなんだろう
・模写とコラージュと痛いこと
・INFORMATIONの改訂と
上記三つはCLAMPによる今回の問題の公式見解。特に最後のは、著作権ビジネスというのは作者の意向だけではどうにもならない部分があることも窺い知ることができます。
・The Battle Watcher ANNEX
今回の経緯が時系列でまとめられています。
CLAMPが同人出身作家ということで同人誌に対して寛容だからまだよかったものの、相手が相手だったら「複製権侵害」でいきなり逮捕されても仕方ない危険なことをやっていた…というのを例のサークルの人は知らなかったんでしょうか。
トレース疑惑、トレース問題というのは定期的にあがってくる話ではありますが、練習のためにこっそりやることなら全然大丈夫なことでも、不特定多数の目に晒される場所でそれをやるのはダメなのは当たり前じゃないかと。まして、金銭が絡むものは。(同人誌はたとえ利益がでなくてもお金をとってる以上、「個人の趣味です」と逃げることはできません)
私は絵をかかないからそのあたりはわからないけども…好きな作品をマネして練習というのは理解できる。でもそれを自分の作品として発表して、楽しいのでしょうか。文章でいえば、人のサイトや本をまるまる書き写して自分のサイトの文章として上げてるようなものでしょ? そこに「自分」というものがあるんでしょうか? 自分の中からでてきたものではないもので誉められても嬉しいんでしょうか? …いや、これについてはとにかく「ちやほやされること」自体を目的としている人たちもいるんだろうなあとは思えるようにはなったんですが(参考【取説:ホームページ編】)どうしてもしっくりいかないものが残ります。
少し話がかわって。
CLAMPの場合は自分そっくり絵のエロパロも特に問題にはしてないようですが、これは一般的にはちょっと危険なことなんですよね…原作そっくり絵は「複製権の侵害」と判定される可能性が高いです。過去の「ピカチュウ同人誌事件」はまさにこれでしょっぴかれたのですから。(スポーツ新聞に載ってた同人誌がくだんの作者のものだとすれば、あれは複製権侵害になるだろうと私も思いました)
たしか同人誌関連で裁判や逮捕に繋がったことでは、全部「複製権の侵害」であって、「翻案」でひっかかったものは私の記憶ではないはず。今の段階ではそれで著作権侵害を立証するのは難しいでしょう。
原作者や権利団体が同人誌に理解あるところならいざしらず、あまり理解のなさそうなところでしたら、気をつけた方がいいんじゃないかなあ。
土日に引越し準備しててヘロヘロに。
今後の予定。引越し準備とか仕事の関連で忙しい為、次回更新は少し間があいて木曜日の予定。そのあとは引越しでバタバタしているので、更新は落ちついてから…8/16あたりかなあ…になると思います。
「あなたのサイトに来る読者のうち、あなたに好意的な人・あなたなんてどうでもいいと思ってる人・あなたに非好意的な人がそれぞれどれくらいの割合いると想定していますか?」
アンケート、お答えくださった方ありがとうございます。これのまとめとかそれ関連の話は引越しが終わってからゆっくりということで。まだ引き続き募集していますので、サイト持ちの方でよければお答えくださいませ。メールフォームかメールで。
あー、でもハーボットページでの揮発性日記は毎日更新するかも。
今週のジャンプ。「ヒカルの碁」感想はこちら。あと、今週やっと「ヒカルの碁」のアニメ化&ゲーム化&カードゲーム化の正式発表がありました。また「テニスの王子様」のアニメ化も発表。その感想とか詳しい情報はこちら。
以下、「ネットケンカ」がらみの話を列記。
●みのうらさんが8/5の日記で怒った理由について述べてます。今回は人への説明用だからすごくクリアですな。…「バカにバカというのもバカ」だというのはまさしくそうだよねぇ。そういう私もバカの一員。
●ありさとさんの8/3の日記からほぼ日刊イトイ新聞―大人の小論文教室。 小論文を始めとする文章の書き方の講座だけではなく、自分の気持ちをどうすれば人にうまく伝えることができるか…さらに発展して、幸せになるためにはどんな心構えで生きて行くといいか、そういう人生全般に関わる話まで。黙々と読みふけってしまいました。「自分で考えることが大切」「自由に責任が伴うというよりは、責任をとると自由になれる」「根本思想はどうしても伝わってしまう」「自分というメディアの力を高めるためには?」…いろいろと刺激を受けて書きたい話はでてきたけれども、また今度。オススメのサイトです。
●なんとなくだらだら考えていたこと。人間って様々な経験と知識をフィードバックしていくことで様々な判断が瞬時にできるじゃないですか。あの「理屈抜きでわかる」という感覚。「わかる」人には自明なことであっても、その経験がない人、経験はあっても考察力不足のためにきちんとフィードバックできない人には、不可解だったりすることもあるんでしょう。
「テクニックを駆使したナチュラルメイク」と「単にヘタ、あるいは手抜きゆえのすっぴんに近いメイク」の差は女の子であれば大体の人は分かるだろうけれども、男の人だと少なからずわからない人がいる、というのと同じかも。
あ、もっとイヤな喩えを思いついてしまいました。「狙って萌えツボ直撃マンガ」と「萌えを狙ってみたものの作者の感覚が古いせいでなんか外してるマンガ」の差って、分かる人にはそんなもの一瞥すればわかることですが、マンガをほとんど読まない50くらいのオジさんには区別できないんじゃないかなあ、とか。
この「わかる」というのは経験と知識のフィードバックで無意識下に「判定ルール」ができちゃう状態だと思うのです。でも「わからない」人にそのルールを説明しようとすると難しいんですよねぇ。
その無意識下の「判定ルール」を誰にでもわかる方程式として示すことができたらなあ、と思って書いたのが一連の「ネットケンカの極意」だったのですが。まだまだ力不足。
「自由に対する責任」の「覚悟のある発言/ない発言」の区別なんて私には簡単にできちゃうし、他にもできる人はたくさんいるけれども、区別のできない人もいるようで。「なぜ区別ができるか」の説明はあれこれ考えてはいるんですが。うーむ。
ハーボット、遊びにきてくださった方ありがとうございます。でもこれはハーボットオーナーが訪ねてきたら「●●がきたよ」と後で教えてくれるんですが…一体何でわかるんだろう? クッキーですか?
ハーボットはコミュニケーションツールとしてはなかなかに面白いと思うんですが、これのせいで困ったことも起こりそうだなあ。オーナーモードで入ったら「今日は●人きた」と教えてもらえますが、これが閑古鳥サイトだったら「誰もこなかった」でわびしいことになるし、「友達なのに全然サイトに来てくれない」とかバレバレですもんね。
昨日書こうと思って忘れてたこと。
サイト持ちの方、よければお答えください。
「あなたのサイトに来る読者のうち、あなたに好意的な人・あなたなんてどうでもいいと思ってる人・あなたに非好意的な人がそれぞれどれくらいの割合いると想定していますか?」
もちろん、アクセスログ程度じゃそんなことわからないし、アンケートをやったとしても正しい答えを得ることはできないから、答え合わせなんてできないけれども。
どんな心構えでやってるんだろう、というのが知りたいだけなのです。
ついでにどんなジャンルのどんな感じのサイト(例:ほのぼのイラストサイト/ゲーム系毒舌サイトなど)とかも教えてもらえると嬉しいです。今回は特に「名前を出してほしい」という方以外は絶対に名前もサイト名も出しませんのでご安心を。
(ちなみに私の場合は前にも書いたけど、好き:どうでもいい:嫌いが3:4:3くらいじゃないかと推測しています。)
メールフォームか、メールでどうぞ。日記に書いてうちにリンクでもかまいません。
「ヒカルの碁13」(ほったゆみ/小畑健 集英社)朝起きてすぐにコンビニに行って購入。表紙の佐為が美しいですな〜。線の美しさや質感の出し方が見事です。背表紙は緒方さん!! 今回は人気投票の結果発表や、扉絵以外のカラーイラストやグッズイラストの収録のせいで「ネームの日々」の数が少なくて残念ですが…「くるくる寿司」…か、かわいい〜。ほったさんの言動ってキュートですよねぇ。それなのにあんなに鬼のように容赦のない話を書くんだよなあ。
でもコミックスになるとジャンプ本誌掲載よりもサイズが各段に小さくなるために、線の微妙なニュアンスとかがコミックスになると潰れてしまうのが残念。せめてワイド版ででてくれればなあ。そうなると購入しづらくなるから仕方ないか。連載終了したら愛蔵版とかでるでしょうし、それを気長に待つか。一度でいいから小畑先生の原画をみてみたいものです。原画展、やってくれないかなあ。
今回がここで話が終わったということは、14巻は怒涛の緒方祭りですねっ。コミックス派の緒方ファンの皆様、お楽しみに〜。
そうそう、棋譜解説をやってる「ヒカルの碁」ファンサイトはヒカルの碁 かってヨミ。があります。>スズキトモユさん
ここの掲示板(非同人系)も活発ですし、オススメサイトです。管理人さんが就職活動中ということで最近の更新が滞っているのが少し残念ですが。
「なつのロケット」(あさりよしとお 白泉社)購入。小学生が夏休みにロケット(小さいサイズだけど、ホンモノ!!)で人工衛星を打ち上げようというお話。ほろ苦いひと夏の思い出。ラストシーンがなぜか泣ける。ステキな物語でした。
ハーボット、結局始めちゃいました。いやあ、かわいいね〜。日記だとか本のサイトのトップにつけたらJAVAが動かない人や重くて困る人に迷惑をかけちゃうかもしれないのでハーボット用別ページを作りました。更新しないとまずいそうなので、揮発性の日常生活話でも書こうかなあ…
メモ。
●SFファンへのメッセージ(パロディ)(ただ風のためにbyたかはしさん)
瀬名秀明さんの講演録はまだ読んでないのでした…というか、この前京極夏彦の作品を読もうとするまで、うちのパソコンにはAcrobat Readerが入ってないことに気がつきませんでした。いや、てっきり入れたものだと思い込んでたので。どうりで瀬名講演録をクリックしてもファイルが開かないわけだ(←マヌケすぎ…)
そうそう、 「スパイラル〜推理の絆〜」(エニックス 作:城平京/画:水野英多)読みました。一巻では「フツーの学園ミステリ」という印象でしたが2巻の終盤からが「プチ・カイジ」状態(でも男女ともに萌えキャラあり)になってなかなかおもしろかったです。
●ドイツで女性同士が結婚 合法化後第1号
人生のパートナーを法律でちゃんと認めてもらえるようになってめでたいですね。でもヨーロッパではもういくつもの国が合法化してるんですね。日本ではまだそういうのは受け入れられがたいのでしょうが…
ハーボットを最近あちこちのサイトでみかけますが、かわいい…私もやりたい…でもこれってJAVAで動くから、うちのサイトのトップページでやったりしたらかなりヒンシュクかいそうなんで躊躇しています。うーん、ハーボット用の隔離ページ(1行日記とかホモ話とか)を別に作ってみようかなあ。
それはただの気分さの7/30の日記に刺激を受けて考えたことを、つらつらとメモ書き。(なので返答としてはかなりズレております。すみません)
■パワーゲーム
あの一連の【ネットケンカの極意】はネットケンカをパワーゲームのひとつとみなした場合、どうすれば有利に進めることができるかのポイントをなるべくロジカルにまとめようとしたものであります。
できればケンカに限らず、ネットコミュニケーションにおける力学みたいな話にまで発展できたらなあ…という野望はありますが、そう一筋縄ではいかないですね。まあ少しずつ進めていけたら。
■ネットと実社会
私はネットは実社会のコミュニケーションツールの一部でしかないという考えです。
日常生活で起こりうることはネットでも起こるわけで、ケンカだってそのひとつ。ただし、ネットの場合は場所や時間に制約されることなく、「不特定多数の人にみられるかもしれない可能性」が存在するだけのこと。そのために問題が色々とややこしくなったりすることもありますが。
■ケンカと議論の違い
これは書こうと思いつつも挫折しています。自分の中で考えがまとまらないので。
少なくとも、「激しい口調がケンカで、論理的で丁寧な言葉なら議論」とは限らないですから。仲良しコミュニティしか知らない人がみたらケンカ見えるような激しい論議もよく見かけるし、非常に怒っていて「叩きのめしてやる!!」と考えていても【有効な戦術】として丁寧な議論にみせかけることを選択する…ということもあります。(最初は議論だったのが感情がこじれていってケンカになる場合も)
やってる当人同士・ギャラリーがそれを「ケンカ」と見なすか「議論」と見なすかの認識の問題…としてしまうのもなんだか。
うーん。
■勝ち負け
これについては【ネットケンカの極意(1)】(7/26)で「ケンカ売ると決めたとき/ケンカを売られた場合に最初にすべきなのは、メリット・デメリットを充分に検討した上で「勝利条件」を確定し、それに必要な戦術を選択することではないかと思っています。」と書きました。この「勝利条件」は時と場合によって色々とあると思うんです。
思いつくところを列挙。ちなみにこれはサイト持ち対サイト持ちの場合。
・自分の気持ちや考えをぶちまける
・相手に不愉快な思いをさせる。相手を傷つける
・自分のサイトの読者に自分の気持ちや考えを分かってもらう
・相手のサイトの読者にも自分の気持ちや考えを分かってもらう
・相手に自分の気持ちや考えを分かってもらう
・相手のバカさ加減を自分のサイトの読者に分かってもらう
・相手のバカさ加減を相手のサイトの読者にも分かってもらう
・相手に謝罪してもらう
・相手の考えを変えさせる
・相手をノイローゼにする
・相手をコミュニティ内で孤立させる
・相手のサイトを閉鎖させる…などなど。
どうなればヨシとするかは自分で決定。目標によって戦術もかわってきます。ケンカなら普通は「相手のバカさ加減を相手サイトの読者にも分かってもらう」あたりに目標を置くことが多いでしょうか。その程度だと、あまりキツくやり過ぎない方がいいかも。望んでいなのに相手サイトがいきなり閉鎖しちゃったら後味が悪くなりますもんねぇ。必要以上に相手を追い詰めると「そこまでやるのはみっともない」と逆に自分の評判が悪くなる場合がありますので、引き際が肝心。
負けについては…「あんなこと書かなきゃよかった」とウツウツと後悔したら明らかに負けでしょう。本人には一切後悔なくても、読者からの評判がガタ落ちになってしまえば勝ちとは言えないでしょうね。どの方法にせよ、主観的な判断になっちゃって、勝敗を定量的に判定するのはまず無理でしょうが。
■ギャラリーの目を意識するべきか
個人サイトの場合は、本人がサイトを持つことで何を望んでいるか?の問題によって違うかと。これは前に【取説:ホームページ編】に書いたことを参照に。
「自己表現できればそれでかまわない」という人もいれば、「みんなに愛されたい。認められたい。尊敬されたい」という人もいるわけで。前者のみであれば、ギャラリーの目なんて気にしなくても全然かまいません。後者の要素が少しでもあるなら気にした方がいいでしょう。自分のサイトのカウンターの回る数が、自分のことをバカにしている人の数とイコールになってほしくないなら。
実社会でも「ありのままの自分でモテモテ」というのはまずないです。よほど素材がよい人か中身に魅力であるならともかく。だからこそ普通の人は衣装に気を配ったり、女の子であればお化粧したりとかして少しでも自分をよく見せようと、人の目を意識した努力をするわけじゃないですか。同じくネットにおいても、自分をよく見られたいのだったら、ギャラリーの目を気にした方がいいんじゃないかなあ、と。まあ気にしすぎだとそれはそれでみっともなく見えてしまうものですが。
ただ、どんなに努力しても、読者の100%が自分のサイトや自分を好きでいてくれる…プラス評価をしてくれるわけじゃないですからね。好意的な意見の方が届きやすいのに対して、マイナス意見は沈黙をもって応えられることの方が多いので、「うちの読者はみんな私の味方なんだ」と思い込んじゃう人もたまにいますが。
私のサイトの場合は、好き(プラス評価):どうでもいい:嫌い(マイナス評価)の割合が3:4:3くらいかなあと考えてます。「好き」の割合がわりと高いのはうちの出自がファンサイトでそのときのからの読者も結構いますから。
■そもそもケンカをする必要はあるか?
ありません。しない方がいいでしょう。無傷で勝利を得られることはほとんどなく自分だってイタい思いをするだろうし、ケンカをすることで基本的には評判は悪くなりますから。それは実生活だって同じ。
もしケンカを売られた場合でもそれを無視するとか、サラリと受け流がして議論として受けとめるとか、方法は色々とありますし。
それでもケンカという道をとるならば、闇雲に拳を振りまわすのではなく、効率がよくポイントを押さえたやり方を知ってた方が勝つ可能性が高くなるんじゃないでしょうか。まあ勝ち負けがすべてではないけれども。
すみません、今日はまとまりない話で。