「ヒカルの碁」のジャンプ感想はこちら。
昨日の日記の補足。
ネット上で「信用」を得るためには「嘘」を書いてはいけないのではないか?と書きましたが、この「嘘」を単に「事実と違うことを言うこと」にしてしまうと私が言いたかったこととズレてしまいます。「嘘」にはネガティブなものだけではなく、エンターティメントとしての嘘だって、優しさのための嘘だってあるんですから。
というわけで、「自分の間違いを取り繕ったり、自分の虚栄心を満足させるためだけの嘘は書かない」という言葉に置き換えさせてください。
あと、上記のような「自分の〜の嘘をつかない」というのは「信頼を得る」ための十分条件ではなく、必要条件にすぎないわけで。「信頼できるかどうか」はその人の発言の姿勢や内容の一貫性、嘘をつくことによるメリットやリスク、その他色々なもので総合的に判断されるわけですから、難しい…
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2/24の日記の続きです。
もし、身に覚えがないのに匿名の批評者の「正体」だと言われてしまったらどうすればいいのでしょうか?
自分なりにあれこれ考えてみたんですが、物理的にはアリバイは証明できないのではないかと思います。正体を隠すためなら文章やHTMLのクセもわざと変えたり、プロバイダーも偽装のために新しくとる可能性があるわけで「リモートホストが違うから別人」とは言えないんですよ。思考回路の違いなどを明示するのは難しいですし。しかもその「匿名批評」がある人を陥れるための周到な罠だとしたら、偽装チャットログなどの「証拠」がでっちあげられて逃げ場を無くす可能性すらあります。こうなってしまったら、物理的にアリバイを証明する方法はないんじゃ…
結局「それは私ではありません」と宣言して、その言葉を信じてもらうくらいしか道はないような気がします。
読者に「自分の言葉」を信じてもらうためには、普段から「信用の貯金」をしなきゃだめなんでしょう。「嘘」は書かない。それに尽きるような気がします。
「嘘」といっても単に事実に反することだけではありません。
「書いてあること」と、それを書くに至った「根本思想」がズレていている場合でも、読者には「嘘くささ」が伝わってしまうものなのです。例えば表面だけの謝罪文を読んで「実は全然悪びれてないなあ」とピンときたことは誰にでもあるはず。よほど嘘をつくのがうまい人でない限りは、つい文章に本当の気持ちが滲み出てしまうのだから。
また、自分の意見に対して痛恨の指摘があった時に、いい訳を考えた挙句、過去の記憶まで脳内修正して「もちろんそんなことはわかっていますが…」と取り繕ってしまった場合、これまた文章を読んでる人には「ごまかしている」というのがバレてしまうことが多いです。部分的には損なワカレになってでも、過ちは素直に認めてしまった方が最終的には局面を有利に導くことになるのではないでしょうか。
ちなみに最悪なのは指摘を受けた後に慌てて過去ログを修正してしまうこと。文章を消したところで、それを一度読んでしまった人の記憶までは消せません。却って印象が悪化するだけ。
ネットは実体を伴わないために行動の蓄積で「名前」に「信用」をコツコツと付け加えてゆくしか、自分というメディアの力を大きくしていくことはできないんでしょう。
「メディア力が大きい」ことがネット上での幸せに必ずしも結びつくものではありませんが、個人的にはないよりはあった方がいいのではないかと思っています。いくら自サイトのアクセス数が多くても、自分のことを皆バカにしたりまともに取り合ってくれない(=メディア力が小さい)状態では個人サイトを続けてたって空しいのではないでしょうか。
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一部で話題沸騰のロボット操縦ゲーム鉄騎ですが、専用コントローラーをみて私も猛烈にほしくなってしまいました。でもダンナはアンチゲイツなお人なので、「X-BOXは絶対に買わない」と言い張ってます。いざとなれば自分で買ってもいいんだし、とか思っていた私に「…歩けるの?」とのダンナの一言が。うっ、どうせ私はGTでまっすぐに走ることさえできないんですよぅ。
ゲームといえば、「ゼノサーガ」が来週発売でゲーム誌でも大々的にとりあげられてますが、こんなマニアックなゲームがそんなに売れるとは思えないのにいいんでしょうか… 私はこの監督の前作「ゼノギアス」には激ハマリしたんで購入予定です。でも雑誌の記事を読んでもこの世界がどうなっているんだかさっぱりわかんないよ…
ちょっと前の話なんですが、ジャンプ系同人のあるジャンルでちょっとした問題があったそうです。特定ジャンルのネット小説を匿名の人たち5人で「批評」するサイトを立ち上げたんですが、サイトを立ち上げた次の日に参加者は誰であるのかがすべてバレ(みんなそのジャンルの小説サイトを持っている人だったそうです)、その次の日には閉鎖して謝罪文を書くという顛末。「批評」にしてもどちらかというと「悪口?」みたいなシロモノで… 詳しいことを知りたい人は、2chの難民板の「管理人スレッド」の過去ログを漁ってください。
個人的にはたとえ同人系サイトであってもネットで公開している以上は、評価にさらされるのは覚悟しておくべきだとは思っていますが、今回の件は批評する側が「批評は諸刃の剣である」ということを全然分かってなかったのがなんだかなー、と。バレてすぐに謝るくらいなら最初からやらなきゃいいのに。
そのあたりの私の考えは昔に日記で書いた【無言の大衆】(01/06/19)【批判の反作用】(01/06/20)あたりにまとめてあるので、今回はそのあたりの話はかきませんが。
その批評サイトの参加者が誰なのかがバレたのは、主催者の方が作っている同人系サイトの(表から辿れる)裏日記でその手のサイトを作るようなことを仄めかしていたことがきっかけだそうです。あとは交友関係と文章のクセから芋づる式に。匿名でやってるわりには文体を変えてなかったようで、日記で示唆しなくてもバレてた可能性は高いようですが、なんで裏日記にわざわざそんなことを書いたんでしょう? 匿名で始めたということはそのジャンルのネット上で通用している名前を使うとまずいと考えたからだとは思うんですが。でもその一方で誰かに知られたかったという気持ちもあったのでしょうか。「裏日記まで読むような人は、私に好意を持ってる人だけだろう」とでも思ってたのかなあ…
その一連の経緯を読んでてふとある考えが頭に浮かびました。今回はその推察された「正体」はアタリでしたから「自業自得」ですが、もし犯人に指名されたのが身に覚えのない人だったらどうなってたんでしょうか。その上、もしアリバイを証明できなかったら?
話は後半に続きます。
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個人的連絡。ICQのバージョンアップをしたんですが、Passwordを忘れてしまいナンバーが変わりました。前の時に使っていたコンタクトリストもわからなくなったので、もう一度番号を教えてくださいませ。メール送信フォームでお願いします。>知り合いの皆様。
まいじゃー推進委員会の極楽トンボさん企画の活字中毒者に50の質問・回答に参加してみました。
でもこうやって答えみて、「私って活字中毒者とは呼べないなあ」と実感。私が中毒なのは「活字」というよりは「物語」かも。小説じゃなくても、マンガやゲームでも代替がききますから。
あと、物質としての本にはあまりこだわりがないんですね。だから個人的には初版本にこだわるコレクターの気持ちはわからなかったり。中身一緒ならどれでも同じじゃないか、と思っちゃうんですよ。
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個人的連絡。ICQのバージョンアップをしたんですが、Passwordを忘れてしまいナンバーが変わりました。前の時に使っていたコンタクトリストもわからなくなったので、もう一度番号を教えてくださいませ。メール送信フォームでお願いします。>知り合いの皆様。
やっと2001年のマイベストテンを作りました。どれもオススメの本ですので、興味があったら読んでもらえると嬉しいです。
昨日書いた、IEの累積セキュリティホールのパッチの説明がINTERNET WATCHに詳しくでています。IEを使ってる方は必ずパッチを当てておいた方がいいかと。
さて。
「盤面描写ゼロのハッタリ囲碁」(無題 2/9の日記より)
文脈からしてたいして意味はないことは分かってますが、無粋なのは承知でつっこみさせてもらいます。…いつか書く予定の「ヒカルの碁のリアリティと嘘」という文章の下書きも兼ねて。
「ヒカルの碁」の盤面ですが、デタラメではないそうです。ほったさんが作成したネームにあわせて、日本棋院に依頼をして棋譜作成をしてもらうとか。エピソードにあう盤面を古碁から探し出したり、現代の棋譜を流用したり、場合によっては作成することもあるそうです。そしてコマごとに「こういう棋譜です」というのを作成して小畑さん(or編集部?)にFAXし、それを元に小畑さんが作画するとか。ちなみにエピソードの中心となる盤面だけでなく、隣の対局程度の扱いでも作成されるようです。(もっと扱いの小さい脇での対局は、棋譜が使いまわしされている様子)
マンガでは盤面がはっきり描写されることもあれば、ちらりとしかでないこともありますが、囲碁に詳しい方だと一部分だけでもその碁の元ネタが何かわかることがあるそうです。そういう話はヒカルの碁 かってヨミ。や畠山裕次製作所やヒカルの秘密などの囲碁系サイトに解説が載ってます。でもそういうのを読んでも素人にはどこがすごいか全然わからないんですよね。(ちなみに私の棋力は中一夏休み頃のあかりちゃんレベル。ヘボヘボ) でもこの前「かってヨミ。」掲示板で酒尽尽さんやTOMOさんが解説してくださった「偽saiのどこがヘボなのか」「囲碁大会でなぜアキラは「ふざけるなっ」と叫んだか」などのヘボ碁解説は私でもわかったのでなんか嬉しかった。(2/7あたりの書き込みです)
もちろんその作成された棋譜もキャラの棋風にフィットしてないことや、エピソードからしておかしかったり、現代での碁なのに古碁を使ったせいで古臭く感じられたり…と棋力がある人からみたらおかしく見えることはあるようですが。
囲碁っていうのはルールがわかる程度の素人には「どこかそんなにすごいのか」はいくら詳細に解説されてもやっぱりわからないんですよ。盤面みたところで僅差の場合はどっちかが勝ってるか負けてるかさえ全くわからないですから。50目くらいの大差だったらさすがの私でもわかるけども…
マンガのターゲットが一般人だけに、詳しく説明するよりも雰囲気でさらりと「すごい」とか描写するだけにしておく戦略をとるのは悪いことではないと個人的には思います。(ちなみに、さらりとでてくる作中の囲碁専門用語による感想・解説は、理にかなったもので「大嘘」ではない様子)
結局何がいいたいかというと、「そういう風に思われてたら毎週せっせと棋譜を作成している日本棋院の人や、碁石に黙々とベタを塗る小畑さん&アシスタントが浮かばれないよなあ…」ってことだけ。でもジャンプの読者で「囲碁部分は適当に描写されてるんだろう」と思ってる人も結構いるんだろうなあ。
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またしてもセキュリティ関係の話。
●IEに6種類のセキュリティ・ホール,すべてをふさぐ累積パッチも公開
IEを使っている方は必ずパッチをダウンロードしてあてておくべきでしょう。
●リマインダー機能を外せ (slash.jp)(セキュリティホールmeno 2/12)
リマインダーとは、オンラインショップや無料メールなどでPasswordを忘れた場合に自分でいれた言葉の「ヒント」で答えるとPasswordを教えてくれるという、ありがた迷惑…いや親切な機能のこと。これ、自分の身近な人にIDを知られていれば、その人に簡単に破られてしまう危険性があるわけで。…そういえば、たしかbk1にもリマインダーがあったような。危ないので私は「好きな作家」というヒントに実在しない名前を適当に入れましたが、何をいれたか忘れちゃったのでリマインダーとして役に立ちません。
ハッキングを実際にしかけるのは、どこか遠くの見知らぬ頭のおかしい人だけではなく身近な人である場合も多いので、Passwordを手帳にメモして机の上においておくとか、そういうのも危なかったりするわけで。まあそれを言い出すと、物理的に近くにいる相手の場合はこっそりスパイソフトをし込んだりすることもできるからPasswordがどうのとかいうレベルじゃないし… でもPasswordの管理をちゃんとしておく方が、金庫の鍵をあけっぱなしにして「出来心」を刺激するよりはマシかも。
そういえば、昔どこかで、OSレベルで完璧なセキュリティを施していたけれども、奥さんが物理的にハードディスクを外して付け替え、ファイルにかけたPasswordも時間をかけて解析して浮気が発覚した…という記事を読んだ記憶が。自宅のパソコンには配偶者に見られて困るようなデータは持っておかない方がいいということなんでしょうねぇ。むやみに隠す方が「何かあるんじゃないか?」という疑惑も招くこともあるだろうし。
こっそり昨日の日記の漢字間違いを直しておきました。ミスの指摘、ありがとうございます。
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あと、「ヒカルの碁」のアニメ感想。
ネットでのマナーや安全関連の話をまとめて。
●SECがネット詐欺? いいえ,啓蒙活動です(ZDNet NEWS 1/31)
まずExcite翻訳あたりを利用して、www.mcwhortle.comを読んでみてください。どう思いましたか? そのあとこの記事を読んでみてほしいなあ、と。
● 教材ドットコム、ネット上の危険を仮想体験できるサイト(INTERNET Watch)
百聞は一見に如かず。というわけで初心者の方はいってみるといいかも。実際はこんなに単純でわかりやすいものではありませんが。
●安心インターネットライフ★ガイド(Eジャパン協議会)
初心者向けのインターネットセキュリティガイドブックで、PDFになってますので印刷をして配ることができるようです。
このガイドはうまくまとまっててなかなかいいデキ。しかも従来のガイドとは違って、「被害者になってしまう」というだけではなく「加害者になるかも」という視点でも書かれているのがいいですね。これに付け加えるとしたら以前「ホームページ安全講座」のコラムで書いた【もしかしたら犯罪者?】と、あとは素人ダフ屋でも逮捕されることがある(ジブリ美術館のチケットを大量にネットオークションで販売していた主婦が逮捕された件)ということでしょうか。
このあたりを乱暴にまとめると、深く考えずに「ネットで楽して小金を儲けよう」と思ってると痛烈なしっぺ返しを食らうかもってことで。
●警察庁、古物営業法の改正案を発表〜ネットオークションなどの規制を強化(INTERNET Watch)
「古物営業法」の目的からするとそれがネットに及ぶだろうというのは予想のついたことですが、気になるのは個人サイトで「チケット交換掲示板」などを開いている場合にも影響するかということなんですが。個人サイトであっても詐欺事件に巻き込まれることもよくあるし、私の持っていた掲示板でもそういうのはあったので…
●特別企画:セキュリティ対策ガイド(ZDNet Japan)
ADSLなどで常時接続をしている方で、この手の特集を読んだことのない方はぜひ一読を。
それにしても。
ネットにでてくる情報は玉石混交なので、それとどういう風に付き合うか、自分なりのフィルターを確立する必要がありますが、それが本当に難しい。簡単なのは、誰か…大手マスコミだったり、有名サイトの管理人だったり…にフィルタリングをまかせて「信頼できる人から聞いた情報は信頼する」という形にすること。いちいち全部自分が一次情報にあたって確認するという作業はあまりに非効率的ですし、私も大半はこれで済ませてますが、それでも常に頭の中に「これでいいのか?」という疑いは忘れずにいるべきじゃないかと思います。誰かの言ったことを鵜呑みにするのはあまりにも危険。自分の頭でちゃんと「考える」クセはつけておきたいものです。
関西(というより大阪・京都限定?)では、節分の夜に家族そろって、その年の恵方(えほう)を向いて、太巻き寿司を一本一言もしゃべらずに食べるとよい年になるという風習がありまして、2月3日にはスーパーで太巻きが山積みになります。私も買い物にいったときに山積みの太巻きをみて「あ、節分なんだ〜」とつい買ってしまい、ダンナと二人で並んで黙々と食べました。
この風習自体はわりと新しいそうですが、それでも十ウン年前に私が小学生のときからうちの家ではやってました。
このイベント、「寿司屋の陰謀で始まったのかなあ」とずっと思ってましたが、ネットで調べたところ、名古屋で明治頃からローカルで行われていた行事が(大阪起源説もあり)「1977年に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で節分のイベントとして巻き寿司早食いイベントを行った」ことがきっかけで広まったとか。寿司屋じゃなくて海苔屋だったのね。
調べてわかったこともうひとつ。太巻き売り場には「今年は北北西」などというように「恵方」もセットで告知されるのですが、毎年変わる恵方はてっきり寿司屋協会(?)あたりが適当に決めていたかと思い込んでました。実は陰陽道とかかわりのある概念だそうで。歳徳神がその年にいる方向なんだそうです。詳しくはここ。
久しぶりにマンガの感想。
●「鋼の錬金術師 1」(荒川弘 エニックス・ガンガンコミックス)
おもしろ〜〜〜〜!! これはオススメ。
触れてはならないものがある。人間としての禁忌を犯し、神の領域に足を踏み入れた重い代償。…天才・錬金術師エドと弟のアルは失ったものを取り戻すための旅を続けるのだった…
無敵主人公の魔法系バトル冒険物語。少年マンガらしい、パワーに溢れた、いい意味で荒唐無稽なお話。キャラクターや世界観もなかなかいいし、なにより物語にメジャー感があるのでこれは大バケするかも。雰囲気としては「ONE PIECE」を彷彿させるものがあります。
●「まにぃロード 1」(栗橋伸祐 メディアワークス)
なんて説明すればいいんだろう。美人三姉妹が経営する、アキバにある潰れかけた小さな電気店を、行き倒れのところを拾われたオタクな青年が建てなおす…という話なんですが、マニアアックでおもしろかったです。
●「マジック・マスター 1〜3」(黒沢哲哉/阿白宗可 エニックス・ガンガンコミックス)
普通の少年がマジックの才能を見出され、最初は興味なかったのにライバルの情熱に引きずり込まれてその道を志す…という感じの話なんですが、現実のマジックのトリックの種明かしがたくさんされています。なので、しかけがわかったら興ざめしてしまう人は読まない方がいいかも。話は…まあまあかなあ。そのトリックの話や、巻末のマジックについてのエッセイはおもしろいんですが、ストーリーにそれを支えるだけの力はないような。あと、キャラクター配置が「ヒカルの碁」を彷彿させてしまうあたりがマイナスポイント。主人公が輝きを秘めた素人、ライバルはサラブレッドな努力型天才…というのはよくあるパターンなんだけれども、ライバルが思い込みの激しくポエマーでストーカー気質なところがアキラと重なってしまいます。他にも、つかさ=ヒカル、直基=アキラ、マーリン=佐為、ミスター・シャッフル=名人、加也田=緒方って感じ。
アニメ「ヒカルの碁」の感想はこちら。
感想を書いててふと思ったんですが、アキラの読みきりでは→その対局相手というのは島野さんでは? (←アマ碁世界大会の日本代表です) 原作で「名人の研究会に昔顔を出していた」という説明があったもののそれは特にどこにも繋がらない話となってました。名人の研究会にきてたってことは、島野さんもかつてはプロを目指したはず。今はアマとして活躍しているということは、その道を諦めたのでしょう。プロになるかどうか迷っていたアキラをプロへ向かわせたのは、その道を目指していたのに挫折せざるをえなかった人たちとのかかわりがあったのかもしれないなあ、と思いまして。←
「ぱふ」のよしながふみさんのインタビューはおもしろかったです。「西洋骨董洋菓子店」のドラマに萌えていたご様子。あのドラマ、ストーリーはともかく、ビジュアル的にはすばらしかったですもんねぇ。
1/31の同人誌生活文化総合研究所でも取り上げられてたインタビューの傑作の一コマ。
ぱふ編 「ドラマ化でご不満だったことがありますか?」
よしなが「ひとつあります。ドラマの同人誌が作れないことです(笑)。」
たしかに自分の作品のドラマ版の同人誌だけは、自分の作品であって自分の作品でないために作るわけにはいかないでしょう。マンガ家さんの場合は絵でバレバレですから、こっそり別名で出すわけにもいかないですもんねぇ…
そうそう、滝沢くんのことをよしながさんは「礼儀正しい勉強家」であると誉めていたので、ファンの方はチェック。