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旅の目的は久しくお会い出来なかったジンジ先生のお見舞で、日帰りも可能な
伊那市への旅でしたが、あえて前後に各一日、母が愛した蓼科の山荘に泊り
母と歩いた道を歩いて、花を見ながら在りし日の母を偲びもしました。
ジンジ先生もお元気だったし、沢山のオマケをこころに詰め込んだ旅でした!
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<お見舞いしたかったのは・・・この人> |
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ジンジ先生と奥さまと。肝心の先生との写真は、たったの一枚。でも(⌒ー⌒)!!
先生の気力は充実して、思った以上にお元気!(⌒ー⌒)(⌒ー⌒)!
映画のシナリオ執筆目指して調べものをして居られた。兎も角嬉しかった。
一度目の時は、後遺症も無く中学の理科の先生に戻られたのだが、数年前の
2度目の発病で左半身の自由を奪われたジンジ先生に「お逢いしたいデス」
「近々伺います。」と何度も何度も葉書を出したのに、ご無沙汰していた。
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ジンジ先生とのお付き合いは長い。30歳を過ぎている末のご子息の誕生以前
劇団に所属していた頃に知り合って、それ以来、沢山の事を教えていただいた。
一人芝居の立ち上げのころに、穂高の喫茶店で先生の主催による公演も・・・・。
中学の先生なので、辰野・駒ヶ根・松本・穂高・伊那と転勤されたが
その殆どのお宅に泊っているのかな。母や相棒も一緒に泊ったりも・・・。
今回も、相棒と弟とを引き連れての訪問。気易く一泊し、ご馳走にも!ふふ。
会話は『来る来るって、10年ぶりじゃん!』から始まった。
そんなハズは無い!と断定出来なかったので『遠くない再訪を約束』して辞去。
先生は、奥さまの介護を受けながら、お好きだった演劇からシナリオ創作と云う
新たな道を歩み始めておられた。やっぱり尊敬する人は・・・! |
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<先生からもらった・・・オマケ> |
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先生の住む伊那市は、雄大なふたつのアルプスにはさまれたまち。
先生お勧めの、羽広温泉<みはらしの湯>で南アルプスの山々を見ながら浴びた朝風呂はちょっと熱めで「気持好かった〜(⌒ー⌒)!」・・・・この足の主は?(あはは。)
広いお風呂・特に温泉は大好きなので、気軽に入れる温泉の存在は嬉しい。
蓼科でも茅野市の温泉に入っているが、伊那市の朝風呂は格別に好い気持ち。
露天風呂の、ま新しい木スノコの上で、早朝のひるねも(?!)しました。
頬を撫でる早朝の風の気持好さと、独り占めの露天風呂を絵にしたい!と考え、とうとう
女湯に、デジカメを持ち込みました。あはは。その時に見た大空は、広かった〜!
ふふ。
因みに羽広温泉では<ダチョウ料理>が名物とのコトでしたが・・・今回は見るダケ。
20代のころ【並足】まで出来た乗馬も楽しめるようですが・・・これも、見るだけ。
ポニーにもこの手つきで接するようでは・・・・・ねえ。あはは。
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<旅の相棒は・・・この人> |
'06年8月22日の午前中パソコン仕事を精力的にしながらご無沙汰している
【病を得て左半身の自由を失っておられるジンジ先生】の事をふと、考えた。
思い立って昼食の後、ひょいと弟に電話をしたら、運よく山荘に滞在中と言う。
マネージャーに聞くと、衣装合わせの日程もO・Kになった! ラッキー! (⌒ー⌒)
23日蓼科・24日伊那・24日蓼科、弟の山荘を足場にするお見舞い旅行を決意。
電話をすると、逢いたい人の奥さまはニコニコの声で『待ってますヨ』『!(⌒ー⌒)』
相棒を誘うと即座にO・K(⌒ー⌒)。早速荷作りをして、15時に家を出た。
今回の旅の相棒は、人生の相棒でもあるこの人↓で〜す。あはは。 |
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迷カメラマンからの「学校の怪談って判るようにクッション持って!」等との注文にも
素直に乗ってくれるので、ありがたかった!
(☆ 因みに、後半で紹介する友人・楢喜八さんは、漫画の本の「学校の怪談」の
絵を担当されてます。好評を受けて、今年も新作が2冊、発表されていま〜す。 ☆)
上の写真にある階段は、弟の怜が割りと器用なので、JRの、払い下げ枕木を再利用して、
セッセと作りました。弟の夢は手作りの小鳥の巣箱を売って、生計をたてるコトのようです |
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(中央のは、エサ台で、右のは自然に出来た木のウロを利用した巣箱とのこと。団地住まいの
わたしには無用の長物、ではありますが、買い手は何時の日にか現われるのかしらと心配!) |
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<もう一人の連れは・・・この人> |
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久しぶりに訪れた弟のちいさな山荘の玄関前に咲いていた、ウドの花。
<ウドの大木>って、言いますが、ホントはこんなに綺麗なのね!
我が弟・草村怜は、芝犬を2頭飼っています。動物好きでもあり、山登りも好きなので山に詳しい。
最近はわたしの仕事、特に【ダンスボランティア・夢のダンス】の強力なサポーターです。
犬の散歩をかねながら三人で母の晩年の話を しながら散歩をしました。
「木苺だ。母さんいたら絶対に食べてるね」「この木と一緒の写真撮れってって言ったよ」
「夏になる度に、何度も一緒に来ていたのに〜随分来てなかったねえ〜」
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2度目の脳梗塞で言葉を失い、半身の自由も失った母は養護老人ホーム
で看てもらっていたのですが、夏の数日を母を山荘に連れ出していました。
介助が一人では出来ないので、3人でローテーションを組んだ事も含め
車椅子に乗った母としていた最後の旅も、母の為ではなく、わたし達の為
だったなあ、等とも話し合いました。 |
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<弟の山荘の近くには・・・この人も> |
福井尚敏さん、楢喜八さん、木許太三郎さん 三人の画家と 87.6.15
☆ わたしの一人芝居を観て頂いたのがご縁で、これらの絵を描いていただいたの。☆
三人の画家がお持ちの絵の題名は、どの絵も「草村礼子一人芝居・精霊流し」なのヨ!
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毎年、夏の1ヶ月間楢喜八さんはこのアトリエで創作をしつつ、個展を開催される。
今年も寄らせてもらったら、何と広くて気持の良い・立派なテラスが作られていて、
ソコにも作品が展示されているではありませんか! 三人共に『ビックリ!! 』
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☆ 風刺の効いた、ちょっと怖い感じもする作品を得意分野とされますが、最近は
書家でもある奥さまとの共同作品(?!)も発表しているンですよ〜。(右写真)☆
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<旅の拠点にしたのは・・・蓼科> |
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いつものわたしなら目を背けて通り過ぎるだろう<自動車事故にあったマムシ>にも
カメラを向けたり葬式をしたり・・・・。
母の好きだった野の花を見つけるたびにシャッターを切っていました。
そんなコトをしながらも、最近事情があって少々落ち込んでいる弟と語り合い、
励ましたいと思ていたのですが、今回の旅で、元気になれたのは、わたしなのネ。
↓写真見れば、一目瞭然? 『 みんな(⌒ー⌒)みんな(⌒ー⌒)アリガトウ!! 』 |
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『写真の出来は、腕が好いか、モデルが好いかで、キマル!』とつぶやきつつ
景色の説明を申しあげま〜す!あはは。
『左の写真は、後ろに見える諏訪湖に目が行ってたし、右のは、中央の雲の下にある
蓼科山を写したかったンだけどなあ〜。ドーモ、わたしの撮った写真のデキが悪いなあ。』
『 ふふ。それに引き換え、わたしの写真のデキは!』 あっはっは。
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