「BADTRANS.B」というウィルス、相変わらずメールで届いてます。今朝から今までで25通。累計だと70はいってるかも。今までウィルス騒ぎもいくつもありましたけど、こんなにひどいのは初めてです。はあ。
IEを利用していて、メールソフトにOutlookおよびOutlook Expressを利用している方は必ず上記サイトを読んで自分は感染してないかご確認ください。ちなみにタイトルが「RE:」でfromのアドレスの最初に「_」が付いてるのはウィルスに感染しているので、Outlook系のユーザーは対策をとるまで絶対に「ウィルスじゃないかと思われるメールを開かないように」←ダブルクリックしてなくてもみただけで感染することも。
オススメサイト。
神田織文堂の「考察・ネット社会」は読み応えあります。ボリューム的には多いですが、最初から順番に読んでください。ネットの歴史を紐解き、現代のコミュニケーションのあり方の問題と絡めながら、ネット社会について語っています。WEB論とかサイト論とか興味のある方はぜひ読んでください。
こういうサイトを紹介したあとでレベルの低いWEB論を書くのは我ながらみっともないなあと思いますが、「自分は何を匿名と見なし、何を匿名でないとみなすんだろう?」と考えてみたらおもしろかったのでもうちょっと突き詰めて何か書くかも。
今「BADTRANS.B」というウィルスが蔓延しております。詳しいことはこちら。
IEのセキュリティホールを利用したウィルスで、IEにサービスパックを当ててなくて、Outlookを使っていると(HTMLメールを読めるようにしておくと?)「メールをみただけで」感染してしまいます。Outlookユーザーは上記サイトを読んでみて、心当たりがあれば駆除して、あとIEにサービスパック2を当てておいてください。
このウィルス、累計で50通近くきています。たぶん「ヒカルの碁感想」のメールマガジンの購読者が感染してるんじゃないかとは思うんですが。あれって読者数500程度なんですが、だとすると1割の人は感染してるってこと? なんだかな〜。
LLLちゃんの11/28の日記がとても興味深かったです。「匿名掲示板の是非」の本質的な問題とか。
私は2ちゃんねるはリードオンリー、砂金さがしをしている程度なので、本質的に匿名でのコミュニケーションってものがわかんないんですよね。かつて「ゲスッ」に掲示板のURLを載せられて荒らされて嫌な思いをしたこともあるからなあ、余計。
「ネットで匿名とはどういうことか?」「匿名での議論の意味は?」あたりは気が向いたらまた書いてみたいテーマです。
雑誌?「b.p.m.#01」(工学社 1200円)購入。正式タイトルは「ボーイズパラダイスマガジン」でして、タイトルどおりボーイズラブ関係のムックとなっております。ボーイズラブゲームの特集とか、あとマンガと小説があったけどこれはイマイチ、コラムは結構おもしろかったです。でも、これは「ボーイズラブ好き」な女の子のためというよりは、やおいに夢見てる少女に「リアルゲイはそんなものじゃないだ〜〜〜」と現実を付きつけるためのイヤミ雑誌?と思わなくはないかも。やおい好きな人の大半はあれは「幻想」だとわかってると思うんですが。あ、でも若い子はそのあたりわかってないかもしれないなあ。
151ページのバイセルシャルに聞いたインタビュー、33才映像作家さん最高です。「自然に」って、そういうなりゆきのどこか自然なんだか聞いてみたいものです。
今更な「ヒカルの碁」アニメ感想はこちら。
ジャンプの「ヒカルの碁」感想はこちら。
最近、自分の底の浅さが情けなくなることがあります。
基本的には生き方全般とかそういう話なんですが…
WEB日記もね。内容の浅さというのもあるけども、総量の少なさが… WEB日記を書くことは、自分の中に蓄積していたものを少しずつ削っていくようなものじゃないかと思うのですが、私の場合もうとっくに鉱脈は尽きちゃってて。そこをだましだまししながら、時間がたったり外から刺激を受けて少しずつ中にたまっていくのを待って搾り出せばなんとかなくはならないけども…
時間をWEBになかなか割けないというのも足かせになってます。
これからは更新は書きたいことがあった時に不定期にすることにします。
本の感想と、「ヒカルの碁」感想だけは続けたいけど… どうなるかなあ。
これからは週イチ程度でダラダラ続けていくつもりですが、もしそれでもよければ今後ともお付き合いくださると嬉しいですが…
メールの返事が大変遅れててすみません…
アニメイトの店頭告知より。
アニメ「ヒカルの碁」DVD1巻が1月発売。
サントラ版が1/23発売。
既報ですが、OPテーマが11/28発売です。
近所のアニメイトではTCGのスターターパックが売りきれてました。そこそこは売れてるんだなあ。
LLLちゃんの11/21のがおもしろかったので引用。
「:剽窃、模倣、類似、影響、パロディ、パスティーシュ、この辺りの線引きまったくわかんない人てのは確かに多いねぇ。
L:ワカリ易く言えば左から順にビバップ→黒猫、幽白→烈炎、ワンピ→RAVE、キング→ジョジョ、池上→クロ高、ちょっとヨロシク!→スラムダンク なんだけどね。あと引用てのも。
今週の「ジャンプ」は「ヒカルの碁」は休載なので… あ、TCGのブースターパックでは三谷くん、伊角さん、和谷くんも登場するようです。…緒方さんはプロ編まで待たなきゃダメなのかなあ…
秦文家さんのカソウ者の日々(11/17)に下記のようなことが書かれてました。
Books by 麻弥さんの11月16日付の日記を読んで色々考えてしまう。考えさせられた部分は
>そういえば芸能系でもドリーム小説はありますが、こっちの場合はやお
>い萌えの方がイタく感じるんですね。(念のため、私もかつてナマモノ同
>人に大ハマリしていたことがありました… 今も萌えなナマモノカップル
>はあるんですが、ここでは絶対に言えません。)
という部分だったりします。
この文章がね、どうしても気になるんですよ、この文章。否定と肯定が同一線上あって。もちろんそれを意図して書いたかもしれないし、違うかもしれない。ある取り方をすれば物凄く失礼な文章になるんじゃないのかなって考えてみた。
この文章のキーワードは「イタい」という文章なんですよ。たぶん。麻弥さん自身この「イタい」という言葉は2000年4月23日の日記で触れられています。要は「イタい」という言葉が卑下する言葉であることなんですねたぶん。そして卑下しておきながらそのあとに卑下したことを無かったことにする文章があるってことだろうと自分で考えてます。
この「イタい」という言葉が本当はどういうニュアンスで使われたかは私には判らないし、多分私が考えてるほど深い意味では無いかもしれないし本当に判らないのだけれど、ただ1つ判っていることは言葉は取る人によって色々な意味になっていくことだということ。
あ、すみません、該当部分は単に「ナマモノやおい萌えはイタいですが、私もそのイタい人間のひとりです」という程度の意味です。わかりにくかったようでごめんなさい。元の文章にも追記しておきますね。…あと上記の文脈から考えると「卑下」はジャストフィットする単語ではないような。(参考)
ナマモノ同人を過去形で語っているのは、今の萌えてるナマモノカップルには同人誌のような素敵なものは存在してないだけの話で…だって、同志は私の他にあと一人だけ。それでも昔はナマモノ同人誌も買いあさったこともありますし、ナマモノやおい萌えな気持ちは十分わかります。
ついでにドリーム小説についてもひとごとのようにはいえないんだよねぇ… 私も中学生の頃「キャプ翼」にハマったときに、小次郎×自分を夢みたことはないとは言い切れないので… わりとすぐに同人誌を知ったので、その夢はやおいにみるようになってしまいましたが。
それでも自分を含めてナマモノについてはドリームよりもやおいの方がイタいと思います。それをわかっていてもやめられないんですよね、ナマモノやおいは。人目を気にしながらでもついやってしまう楽しい遊びというか、いやそれよりも既に半分本能かも。
ただし、外からみてイタいことでも、そのイタさを自覚していればそれほどイタくないんですよね。
実際、2ちゃんねるで「イタい人」として晒されウォッチされるのは、「自分は外からはこう思われているに違いない」という姿と「実際に外からみた自分」にギャップがありすぎるという人が多いんじゃないでしょうか。
イタさを自覚してない人で困るのは、バカな行動で他人に迷惑をかけてしまうこと。例えば芸能同人でいえば、同じ趣味の人がこっそりとクローズドな場所で楽しむ分には全然かまわないと思うんです。でも芸能同人(しかもハードやおい)を対象となる芸能人のコンサート会場で読みふけったり、芸能人のオフィシャルサイトでナマモノやおい萌えな話をしたりしないでくれ〜。(今なら、Yahoo!オークションに芸能同人誌を出すなら伏字を使ってくれよ… コンサートチケットやグッズを探しにきた普通のファンにみせていいものではないと思います。)
私が昔やってたジャニーズ総合情報サイトでは、芸能同人の話題を出すことは一切禁止していました。だって、一般ファンだけでなく、メリーさんやつう子さんまでみてるかもしれない場所なんですから(ひょっとしたら本人も?)。そういう場所で芸能同人の話はすべきでないでしょう。J禁の本来の意味を知ってほしい、そういうこと。
それに、私がこの日記でナマモノやおい萌えな話を一切しないのは、こういう「表」な場所でやるべきことじゃないと思ってるからです。(特にアクセス制限してないですし、googleランキングもわりと高くて「目立つ」ことは自覚してますから)
今回のタイトルが「自らのイタさを知る」であるのは、まあ知ってた方が後で自分が受けるダメージが少なくて済むんだよねぇ…程度の意味であります。他人から指摘されて自分のイタさを自覚した後に、過去の自分の行為を振り返るとどれだけ恥ずかしいか。私自身も何度となく体験してますが、過去をなかったことにはできないですからねぇ…
ただし、自分のイタさを知らない上での暴走行為は、9割はまずただの迷惑にすぎませんが、残り1割は「壁」を打ち破くパワーになりうる可能性もあるわけで。…だからこそ、「自らのイタさを知れ」と命令形では言えないんですよねぇ…
それでも、最低限のことは知っておいてほしい気もしますが… 複雑。
「ヒカルの碁」のアニメ感想。
3,4月に自殺者が多いのは、異動の季節だからでは?>GARUさん
卒業して社会にでなきゃいけなかったり、左遷されたりしたらなあ…
昨日の購入物。「魁!!クロマティ高校3」:限定版のメカ沢ストラップ付を購入。あー、でも平面じゃなくて立体の方がよかったのになあ。メカ沢なら作りやすいだろうに。収録作品ではネット番長ネタが一番好きです。
「逆転裁判」攻略本:薄くて高い(1000円)だけども、キャラデザの人による書下ろしマンガがすばらしいっっっ!! みっちゃんが可愛いんだっ、これがまたっ!!
昨日のボーダーライン話から、あれこれ。
●「現実とフィクションが区別がつくのは10歳頃である。」
…と朝日新聞のコラムに書かれてあるのをみたような、というメールをいただきました。ありがとうございます。ちなみにその趣旨は「だから親は気をつけてください」だったそうです。
でも10歳といえば小学校4年生なわけで、その頃にはもうサンタクロースは実在しないことやゴンタくんの中には人が入っていることや、大人は必ずしも正しくもないことを分かっていたような気がしますが。…自分が10歳の頃に何をどう考えて生きていたかをはっきりと覚えてないので曖昧だけども。
●「外から与えられた虚構」と「現実」の区別はつくようになっても、「頭の中だけに存在している空想」と「外部で本当に起こっている現実」の区別はつくのだろうか?
思春期の頃って肥大した自我をもてあまし気味だから、自意識と外部からの認識のギャップを埋めるために脳内妄想で補完するのはよくある話かと。前世がなんとかの戦士だとか、自分には超能力があるとか、オーラが見えるとか、宇宙人とのコンタクトとか。今なら「なんちゃって多重人格」あたりかな。それでも大人になるにつれて、完全に区別はつかなくてもある程度妥協できるようになってくるものなのでしょう。できない人もいるけども。
…なんか、昔「僕の地球を守って」(日渡早紀 白泉社)で「フィクション宣言」したことを思い出しました。前世と生まれ変わりがからんだ大河恋愛マンガの傑作なんですが、この世界観に共鳴して同じようなムーンドリームを見る少女たちがでてきて、別のマンガのせいで「前世をみるために」自殺した少女がいたこともあって、異例の「これはフィクションです」宣言をしたのでした。そんなこともあったなあ。
●脳内キャラとの恋
少女マンガからさらに連想。昔、「ぴーひょろ一家」という美形4兄弟が悪霊退治をするという話のそこそこ人気のマンガがあったんですが、コミックスに収録されていた作者のはみ出しコメントにひいたことがあったなあ。作者は主役キャラのひとり(たしか次男だっけ?)に本気で恋していて、彼のことを考えるだけで涙がでてくるとか… 自分の脳内キャラに本気で恋するなよ… いや、恋するのはいいとしても、それを表に出されると思いっきりひいてしまいます。
特定のキャラに惚れるあまり、物語が歪んでしまうとかいうのも… 「グイン・サーガ」も最初はいい話だったのにねぇ。
もちろん作者が自分のキャラに愛情を持つのは悪くないんですが、ただそれを表に(特に物語に!!)露骨に出さないでほしいなあ、と。
突然ですが。「ドリーム小説」というのをご存知でしょうか? アニメやマンガのキャラを対象に、キャラ(♂)×自分(♀)な小説を指します。同人誌で見かけることはまずありませんが、Webではかなりの数のサイトが存在します。製作者も読者も主に10代の少女、Javascriptを利用して自分の名前を予め入れると小説中で好きなキャラが自分の名前を呼んでくれてラブラブな話に…という感じで。
前に友達に「こういうイタいサイトがあるよ」と教えてもらってみたけれども、それは私は少ししか読んでない作品だから何も感じなかったのですが。この前たまたま「ヒカルの碁」のドリーム小説サイトに漂着して、つい怖いもの見たさで自分の名前を入れてみました… ぐっ…
うーん、やっぱりもぞもぞする。でもなぜ「やおい萌え」よりも「ドリーム小説」の方をイタいと思っちゃうのかなあ。そういえば芸能系でもドリーム小説はありますが、こっちの場合はやおい萌えの方がイタく感じるんですね。(念のため、私もかつてナマモノ同人に大ハマリしていたことがありました… 今も萌えなナマモノカップルはあるんですが、ここでは絶対に言えません。)←(2001/11/19追記 ここは単に「私もそのイタい人間のひとりです」程度の意味です)
あれこれ考えてみたところ、たぶん私が受けたドリーム小説への違和感は「世界の違いを踏み越えてしまったところ」なんじゃないかと思いました。
ナルトやワンピの世界は完全別世界なのでおいとくとしても。「ヒカルの碁」は佐為の存在以外は現実世界となんら変わりない世界で、日本棋院はマンガに描かれた通りニセモノの魚もいるし、ヒカルいきつけの碁会所も現実に存在しています。それでも、ヒカルもアキラも緒方さんも現実には存在しない「異世界」の住人。「テニスの王子様」でも以下同文。
「やおい」は「世界が違う」ことを分かってて第三者視点から楽しむようなもの。それがドリーム小説の場合は異世界の中に自分が入っていっちゃうんだから、その「世界の境界」を分かってないように見えるところをイタく感じるのかも。
逆に芸能人相手の場合、同じ世界に存在してるので実際に触れ合える可能性はゼロじゃない。だからこちらの場合はそれほどイタさを感じないかも。(ただし20代後半にもなってマジで「●●くん(芸能人)と結婚するもん!!」とか言ってる人はちょっとねぇ。)
もちろん、ドリーム小説を書いてる/楽しんでる人たちも「世界の違い」を分かった上でちょっとだけ夢みてるだけの人がほとんどでしょう。ただ外からみたらそう見えなくもないということで。
そんなこと言いだしたらゲームはどうなるんだ、って感じですが。主人公に好きな名前を入れる作品は多数存在するわけで。まあドラクエみたいな異世界ファンタジーを舞台にしているものは別として… 一昔前のエロゲーやギャルゲーでは、主人公のグラフィックがないか、あっても顔を隠すとかしてましたよね。それで自分の名前を入れることができるわけですが、ああいう形でやってるときには「主人公=自分」なんでしょうか? 自分×萌えキャラなのかな? それとも「自分と同じ名前のキャラ×萌えキャラ」みたいに心の距離があるんでしょうか? ちょっと聞いてみたい気がします。
ちなみに女子向け恋愛シミュレーションの代表作「アンジェリーク」の場合、浮世離れした世界を舞台にしているし、主人公の分身は金髪碧眼の女の子なので、主人公=自分と没頭することはできないんじゃ… 女の子キャラグラフィックもたくさんでてくるし。もちろんアンジェに自分を投影して夢みてる子もいるだろうけども、=自分とは微妙に違うんですよ、それは。
…とても小さかった頃、デパートでやってる仮面ライダーショーか戦隊ショーかを見にいった記憶があります。それで悪の組織の下っ端が幹部の命令で(見に来てた)子供を攫ってステージに連れていくのですが、それが当時の幼い私にはとても恐ろしくて。泣いたかもしれない。記憶がはっきり残ってないけど。たぶんあの頃は、テレビの中で行なわれてる出来事が「絵空ごと」であることが分かってなかったんでしょう。テレビの中も、目の前の怪人たちも「ホンモノ」の存在だった。だからこそ、攫われるのが怖かったんです。たぶん。
小さい頃はフィクションが「作り物の世界」であるということがわからないんですよね。それがいくつになると「現実」と「夢物語」の区別をつけてフィクションとして楽しめるようになるのかなあ。自分の場合は「いつの間にか」だったのではっきりと覚えていませんが。
ボーダーラインを見極められるようになるのは、「大人」になる一歩なのかも。
アニメやマンガやゲームを趣味にしている人が世間から白い目で見られることがあるのは、「現実と虚構の区別がついてない」→「ナリが大きいが中は子供」みたいに思われる部分もあるのかな。外からみたらそうかもしれないけれども、実際はちゃんと分かった上で「夢物語」を楽しんでるだけなんですけどね。…いや、たまに本気で区別つかない人がいて、そういう人たちがとんでもない事件を起こしてしまうから白眼視されるんだろうなあ…
話に飛躍がありすぎる上にまとまりなくてごめんなさい。
風邪悪化。
購入物。
「ヒカルの碁 トレーディングカードゲーム 棋聖降臨 スターターボックス」1280円。買ってしまいました… わざわざ囲碁をカードゲームにしなくても、と誰でも思うでしょうがルールを読むかぎりではそれなりにおもしろいかも。もっとも周りに他にやる人がいないし、対戦する機会はないでしょうけどね。で、第一目的の絵ですが、結構きれいです。原作の絵をトレースして加工、彩色してるのでは? 既視感があるけど原作をみたら色が全然違った絵とかありますので。あとは服が変わってるとか。元ネタがすぐに思い出せないのもありますが、小畑さんの書き下ろしではないと個人的には思います。小畑さんの書きおろしであればジャンプでその旨が宣伝されると思うので。でも絵も彩色も小畑ティストが再現されてますので、小畑ファンには結構満足できるかと。ただ紙をもうちょっといいの使ってほしいかった。実際にゲームやったらすごく傷みそうなんですが… GBAの特典カード(佐為・ヒカル・アキラ)とジャンプフェスタ販売のプレミアムパック(佐為・ヒカル・アキラ・加賀・筒井・あかり)とスターターパックの違いですが、絵は同キャラでも全部違います。また、前二者はキラカードです。でも能力はキャラが同じなら全部同じ。スターターパックに入ってるカードのキャラは佐為・ヒカル・アキラ・筒井・加賀のみ。緒方さん、なかったです… たぶん今後発売されるブースターパックにはいつかでてくるんだろうけども。 …あー、緒方さんを求めて箱買いになるかもなあ。ちなみにブースターパックは12/13発売。
公式サイトはここ。
あと、ついデキ心で「クロマティ高校」のカレンダー買ってしまいました。おもしろかったけども。…どうするんだよ、それ。ひとり暮らしなら使わなくもないけども、ダンナに白い目で見られそうだからなあ…
シュミ特が「ヒカルの碁」だったので久しぶりに「ファンロード」を購入しました。ざっと他のページもみたけども、質が落ちちゃってるよねぇ… ヲタクファンのエネルギーの向かう方向がネットになってるのかな。ネタ話も萌え話も今はネットで発散できるもんねぇ。
●電撃のイラストに少女マンガティストのが増えたのはギャルゲー系の絵柄が似非少女漫画系に傾いてきてるから話(みのうらさん 11/13)
あ、なるほど。電撃は絵の流行には敏感ですからなあ。でも私が読んだ本では、少女マンガティストの絵がついてるのは書き手も女性で話が少女マンガぽいの多かったんですよ。ブギーポップからこっちは電撃も女性読者多そうですから、女子対応というのもあるかなあ、とは思わなくもないですが。
話はちょっと変わって、ライトノベルでは電撃がブックデザインへの力の入れ方がダントツでしたが、最近はスニーカーもかなり気を配っているんですよね。一番ひどいのはソノラマかなあ。
そういえば、たまに「小説本文こそすべて」でイラストを非常にバカにしているような人もいます。読者なら別に構わないんですが、中には作ってる側でそう思ってる人もいるわけで。「商品を手に取らせる」ためにパッケージデザインの重要性を認識してないのは商売としてダメじゃないかと。もちろんイラストだけでなく、本のタイトル・ブックデザイン・帯のキャッチフレーズ、トータルで考えなきゃダメですが。
いくら本の中身がすばらしくても、こんな表紙じゃまず手にとってもらえないって… 特に新人さんでコレはあまりにも… 中身は本当にすばらしいんですよ、谷山由紀●「コンビネーション」は。
ブギーポップがあれだけ売れたのも、緒方さんのイラストと鎌部デザインがすばらしいというのも大きいかと思います。「キノの旅」がそこそこ売れてるのも、イラスト&デザインの力がかなり大きいだろうし。…本のデザインについてはあれこれ書きたいことが沢山ありますが、今回はここまで。
風邪気味。
昨日書いた毛利名人、今はファミ通の編集部員だそうです。教えてくださった方、ありがとうございました。
また「IEのセキュリティレベルを簡単に切りかえられたらいいのに」については、BugBrowserというIEコンポーネントを利用したブラウザを教えてもらいました。ありがとうございます。
なかなか使い勝手のよさそう。
今週の「ヒカルの碁」感想はこちら。いやもうすごいです、今回は。この話のために、今までの話があったのかっ!!と思うほどに。
メモ。
●IEにcookie関連のセキュリティホール――個人情報漏洩の恐れ
まだ穴をふせぐパッチは出てないので、JavaScriptはオフにしておいた方が賢明。セキュリティ意識の高い方は元々オフにしてるでしょうが(それよりもIEは使わないか)、最近はJavaScriptが動かないと表示すらできないページも多いので、ついつけっぱなしになっちゃうんですよねぇ… ワンタッチでIEのセキュリティレベルを切り返るボタンを組み込める(もしくは右クリックからできる)プラグインってないんですかねぇ?
●アメリカや韓国で活躍するプロゲーマーたち 日本でもいよいよ始まった、女性プロゲーマーの養成!
記事としてはちょっと古いんですが、たまたま見つけたので。ほう、プロですか。でも一過性のものじゃないかなあ、と思わなくもないんですが。
プロゲーマーと聞けば、思い浮かぶのは「高橋名人」なんですが、主演映画も製作されたり歌手デビューしてたんですねぇ…
私はFF3の直前くらいにやっとゲームを始めた人間なので、「名人ブーム」の頃はよく知らないんですよ。おぼろげな記憶では「ゲームやってお金稼いでる人」というイメージがあったんですが、実際はゲーム会社の企画部の方なので、宣伝の一部としての活躍だったんですね。(詳しいことは高橋名人のファンサイトファミコン少年団REUNIONに) …ちょっと検索してもわからなかったんですが、毛利名人は元はどこの人で、今はどこにいるんでしょうか…
アニメ「ヒカルの碁」感想はこちら。
よしながふみ「西洋骨董洋菓子店」の3巻発売。えっ、ついこの前雑誌に載ってたエピソードまで収録されているとは。…それにしてもこの人はキャラの肉付けとエピソードの見せ方が抜群にうまいなあ。ドラマでも楓子ちゃんはでてくるんでしょうか?
掲示板運営のはなし。
実物を見ずに伝聞情報だけであれこれいうのはあんまり誉められたものじゃないというのは分かっていますが。LLLちゃんの日記を読む限りでは、鳴り物入りで生まれた1chももうダメな様子。しょうがないかも。枠組みが決まっていて互いの顔を知ってる規模の組織の運営でも大変なのに、枠組みが決まってなくて参加者が流動的な組織をまともに動かそうとしても、意図的にどうにかなるものじゃないのですから。まあ理念を具体化するためのシステムがお粗末だったという面もあるでしょうが。
コミュニティ中心サイトのメリットは、作成者がコンテンツの内容を全部作る必要がないということです。でも、長い目でみれば人に頼るよりも自分で作った方が楽で質もいいかもしれないかも。掲示板っていうのは、管理人の意思だけでコントロールしきれるものじゃないですから、思ったとおりに持っていくのって難しい。
1chだけでなく、今までみてきたサイトをまとめて一般論にしてみます。
まず、典型的な掲示板の一生を追ってみました。
(1)〔萌芽〕 掲示板が設置される。最初は閑古鳥。→閑古鳥のまま閉鎖のパターンも
(2)〔黎明期〕 個人サイトなら管理人の人柄に惹かれてくる人たちが少しずつ増加。大規模サイトであれば、何かの話題をきっかけにしたり(2ちゃんねるの場合は東芝事件?)、プロモーションに力をいれることで人がやってくる。
(3)〔正のサイクル〕 人が増えてくると、情報のやりとりやコミュニケーションが加速的に増加。参加者が場に愛着を感じたり、書込み内容に価値を認めて、自分からもどんどん情報などを提供しだす。
(4)〔輪の停止〕 しかし、参加者がある数を超えると、内容が多すぎて読みきれないために脱落者がでてくる。またコアとなる参加者同士が直接コミュニケーションを取り出して掲示板にはこないようになる。
(5)〔逆回転〕 評判を聞きつけた「空気を読めない参加者」が激増。場をわきまえない書込みが増え、初期を支えてたコアな人材が雰囲気を嫌って来なくなり、書込みの質が低下する
(6)〔負のサイクル〕 質が低くなったため、参加者が徐々に減る。人がいないと情報もなくなるために、さらに人がこなくなる。
(7)〔終焉〕 管理人が疲れて閉鎖or実質的に死んだまま放置。
実際はもっと細かくて、参加者の入れ替わりがうまくいって別の雰囲気のコミュニティに進化することもあるし、(3)から(4)に移りそうになったときに管理人が適切な処置をとることで、いい雰囲気のまま続く場合もあります。でもこの場合は、参加者の絶対人数が少ないか、会員制などの参加者制限システムをとっている場合が多いかな。
このサイクルは、ネットへの参加者が増えたことでどんどん短くなってます。極端なのが、2ちゃんねるのスレッドとか。2ちゃんねる自体は、全体的にはもう(5)の段階(逆回転)にあると思うけども、それでも時々「良スレ」と呼ばれる質の高いスレッドもでてきます。でも良スレ(特にエンターティメント系)はニュースサイトや他のスレへの転載を通じて評判がばっと広がって、頭悪い書込みや荒らしが増えて、駄スレにあっという間に転落…がたった1日(場合によっては数時間)で起こってしまいます。まあ、2ちゃんねるの場合は読む方も砂金探しやってるのはわかってるからいいのでしょうが。
…ということを実感してるから、2ちゃんねるでもいいスレッドは荒らされないようにsage進行になってたりしますよねぇ。私も、本当に好きなスレッドは絶対に日記にはかきませんもの。
Yahoo!掲示板の場合は、最初から流入者が多かったためか、ずっと書込みの質が高くないまま続いてるという印象が私にはあります。ひょっとしたらすごくレベルの高いトピックスもあるかもしれないけれども。発言ひとつずつみていかなきゃいけないから、砂金探しの手間がかかりすぎるし…
さて、掲示板サイクルの実例の話をします。もう時効だろうから詳しく書いちゃいますと。
それはサッカー日本代表がアジア予選の最終戦で劇的な勝利を飾り、初めてのワールドカップ進出を決めたときです。私もにわかサッカーファンになって最終予選をはらはらしながらみてたんですが、ヒデが素人目からしてもカッコよくてねぇ、ホレちゃいまして。それから熱病に浮かれたように色々な情報を探してある掲示板にたどりつきました。
そこはベルマーレのファンで、ヒデひいきの人がまったりとサッカー中心の話をしてる場所でした。私は読んでるだけでしたが、サッカー選手としてのヒデのすごさはどこにあるかとか、昔からのエピソードとか聞けてとても読んでておもしろかったです。当時の参加者は基本的にサッカーファン、そのためか男性が半数以上を占めていたようです。
ところが、それからしばらくしてヒデブームがやってきました。Yahoo!で検索してたどり着くヒデ関係の掲示板が少なかった(というかそこひとつだけだったような…)ためか、サッカーをよく知らない女性ファンが少しずつ増えてきまして。昔からいた人も、最初は新しい血を歓迎していたようですが… そういう「ミーハーな」女性ファンがある時期を境に急増しちゃいまして、話題はサッカーからヒデのプライベートについてや萌え話ばかりになってきました。ただそのプライベートの話が行過ぎたこともあって、一部の参加者からまずのではないか?という横槍がはいったんですね。そのときにプライベートについての話をしていた人たちが「ミーハーな話したっていいじゃない!!」と開き直り、管理人がそれを許容する発言をしたために、古くからの参加者は去ってゆきました。
そのあとは、プライベート話についての憶測(A子みたいなのがタイプらしいよ)からデマとなり(A子とつきあってるんだって!!)大問題が発生して(実社会でA子に嫌がらせする人がでてきた)。…結局は騒動に疲れた管理人が閉鎖したようです。あれは私が見出してから2か月もかからなかったんじゃないかなあ。
この場合は、管理人判断が間違いだったこともありますが(プライベート話は犯罪に発展する可能性があるので許容すべきものではない)、あれは悪条件が重なった不意の大波みたいなものだから、どんなにがんばったとしても防ぎきれないでしょう。
ちなみに現在のヒデのファンサイトでは、管理人がちゃんとしてていい雰囲気のところも結構あるようです。オフィシャル会員制サイトは入ってないのでどんな感じかはわかりませんが。
掲示板の質を長く保つためには、システム面では掲示板やスレッドを分散させることで目的別にわけてユーザーがほしい情報などを得やすくすることがまずひとつ。(質低下原因の公開メール状態をフリートーク掲示板を設置して切り離すのもこれに含まれます。) また、管理人が意識してコアとなる人材を育成して、そういう人たちを尊重してうまく動かすことがポイントのひとつであります。かといって、常連さんばかりを大切にして新参者を排除するような空気にしちゃうとコミュニティの新陳代謝がおかしくなって、老衰してゆくだけに。もし新陳代謝がうまくいってても、いつかは寿命がくるのは人間もコミュニティの場も一緒かもなあ。
昔は頑張って流れに逆らったこともあったけども、今はなるようになるのが一番だと思ってたりします。私自身は気心の知れた人たちとまったりできたら十分だし、そういう場所が私には既にあるからそれでいいので。
…枯れちゃってるなあ、と自分でも思いますが。
メモ。
●IEの素敵なクリップボード傍受機能およびそのテスト&対策ページ。(インターネット殺人事件 11/7)
IE使ってる人は読んでおくべきかと。…でもこれを「仕様」って言われてもな〜。
●電子マネーのビットワレット本格始動、「絶対いける」とソニー出井会長
個人的には電子マネーはさっさと普及してほしいとは思うんですが、当分は無理だろうなあ。導入時の初期コスト&手間を越えるほどの「動機」って一般ユーザーには今の段階ではないですから。普及率があるレベルを超えたら、「みんな持ってるから私も」という形で一気に標準化が進むと思うんですが、そのレベルに持っていくのがねぇ。…まあバックにソニーがついてるから、まだ今回は成功する可能性が高いかも。サイバーにおいては、ソニーはキラーアプリを持ってますから。…ピンクのクマのために大金払うのを厭わない人も結構いますからねぇ。他にもトロとか、音楽関係やゲームなどのソニーが持ってる全資産をうまく活用すれば、普及する可能性もゼロじゃないかと。
というわけで、掲示板運営話。
私がよく知っているのは個人サイトの掲示板の話ですので、まずはそれから。
サイトの規模が小さく、掲示板にくる人がさほど多くない場合は、主催者はホストorホステスとして書き込みしてくれる人全員に返事をつけて、「なごやかな」雰囲気を出すのが一番無難でしょうか。その位の規模だとルールを細かく書かない方がいいです。細かいルールは参加をためらわせてしまう可能性大なので。「楽しく●●の話をしましょう」とか大まかな方針を書く程度の方がいいかと思います。
でも、書き込みする人が1日100人とかになってしまったら、管理人が全部に返事をつけるのは不可能。この場合は管理人は「レフリー」となって流れを整えることに徹した方が掲示板はうまく回転します。
レフリーとして掲示板をうまくコントロールするためには、書き込みしている人たちの信頼と理解を得る必要があります。これは一朝一夜でできるものじゃないので、長い時間をかけて自分のビジョンや、ファールとフェアの線引きを分かってもらえるようにします。ただそれも押しつけがましいものだと反感を招くだけだから、参加者と「話しあって一緒に作る」姿勢をみせた方がいいでしょうね。ただし、参加者の意見を全部「そうですね」と受け入れるのはバカなので、自分が譲れない一線があるならそれは守るべきではないかと。
それで「ルール」がはっきりしてきたら、「掲示板のルール」という形でまとめます。「ルールがあると堅苦しい」という意見もありますが、書き込み数が多くなると過去ログを全部読むのは不可能になりますし、参加人数が多くなるとルール違反な書き込みが頻繁に現れて、注意するだけで大変になるので。(2ちゃんねるですら、続きのスレッドが立つときには発言の1〜10などの最初の方にルールが明記されるようになっています)
掲示板はお金を出して管理している人が一番偉いのです。管理人がルールブック。(法律違反でない限り) ただしそれは自分の王国だけで成立する魔法…ローカルルールにすぎないことを自覚しておくこと。
参加者は、そのローカルルールが合わないなら別の場所に行くなり、自分で作るなりすればいい。その掲示板で閑古鳥が鳴いても、管理人の自業自得なので。
「レフリー」であれば、掲示板の流れを悪くする発言に適時イエローカードを出したり、有害な発言を削除したり、別掲示板を作って掲示板の雰囲気を損ねる関連発言を隔離するのもお仕事となります。発言がOKなのかNGなのかの判断は、参加者にも線引きが分かるように努力するべきかと。気分によって削除したり、しなかったりは参加者に不信感を抱かれるだけだと思うので。対応に一貫性を持たせること。状況が変わったせいで、過去とは違った対応をとった場合は、その説明もちゃんとすること。
イエローカードもあまり早く出しすぎると「言論封殺」と受け取られかねないし、遅くなりすぎると解決できない状態に問題が発展する可能性があります。難しいんですよ、これが。個人的な体験からすると、騒ぎになりそうな一歩手前で出すくらいがちょうどいいでしょうね。沸騰するかなーという直前に水を挿すタイミングで。
ただし、管理人に対する批判だけは別。あからさまな脅迫であれば速攻削除でもいいと思いますが、それなりに礼儀を弁えている批判には「聞く耳を持つ」姿勢を見せることが大切です。…というか、参加者の信頼を勝ち取りやすい一番簡単な方法なんですよね、「自分への批判を聞く姿勢を見せる」というのは。本当に聞く耳持ってるかは別です。心の中では「何書いてんだよ、バカ」とか思っても、それを外には見せないように。
ちょっと話が長引きそうなときは、別掲示板を作って「じっくりご意見を聞きたいので」とか理由をつけて隔離して、「じっくり考える時間がほしいので」と言いながら返事を書くのは週末ごと…という風に引き伸ばし作戦にでて自然消滅を狙うとかいうのもいいかも。
またこの場合は、「私は頑張ってるのに、文句いうなんてヒドイ!!」と泣くとか、グチを書くとか、「私の方が正しいよねっ?」と周りに確認を求めるような「かまってちゃん」な行動をとると、掲示板を読んでるだけの人にバカにされたり、「●●ってどうよ?」いうような揶揄するスレッドが2ちゃんねるに立てられたりするかもしれません。
泣き言は親しい人にメールやインタスタントメッセンジャーでグチる位にしておいた方がいいでしょうねぇ。
これは、1日の書き込みが数百程度の規模の掲示板での話。私が分かるのがここまでなので。書き込みが数千になったりするようなサイトであれば、管理人は複数人必要で、役割分担を決めたり、ガイドラインを明確してコンセンサスを得なきゃダメなんでしょうけども… 大きなサイトの場合はどうやって管理してるんでしょうねぇ。一度話を聞いてみたいものです。
つづく。
今週のジャンプ。「ヒカルの碁」感想はこちら。
LLLちゃんのところのここしばらくの日記を読んで。気力体力さえあれば、掲示板運営話はしてみたいです…
とはいうものの、私が分かるのはたかが数千人規模の参加者の掲示板でのコントロールの仕方だもんなあ。その方法論を数十万単位でのコミュニケーションの場に当てはめることはできないだろうし。(1chにはそれほどの参加者はいないでしょうが。)
…ま、いいか。日記には書きたいことを書くということで。
予告だけしておくと、前に書いた「ある程度の規模の掲示板の管理人」はレフリーに徹した方がいいのでは?という話にもう少し肉付けしたものになる予定です。
この土日も昼まで寝て過ごしてしまいました。それで体はなんとか楽になるけれども、週の半ばあたりになると疲れが蓄積してきてぐったりという感じになっちゃって。体力なさすぎなのかなあ。季節の変わり目はいつも体調を崩してしまうので、それもあると思うんですが。
「ヒカルの碁」アニメ感想はこちら。
アニメといえば、アニメ絵のカレンダーを購入してしまいました。Bセットの方に緒方さんがでてるときいて、アニメイトに絵柄を確認しにいったんですが… 緒方さんの愛車の真赤なRX7をバックに、ヒカルとアキラをはべらせて。なんだかさわやかな緒方さんに違和感を覚えつつも、ついそれだけのために買ってしまいました。ダンナの目があるから、部屋にははれないけどね〜。
「テニスの王子様」ファンブック購入。これが結構楽しかったです。中身は青学レギュラー中心で、アイドルのファンブックのような構成(持ち物チェックとかお部屋公開とか)。それにしてもファンに人気があるエピソードの一位が寿司屋の話で、二位がカルビン(リョーマの猫)の話というのはテニスマンガとしてどうかと。…いや、私もその2話は結構好きですが。
このマンガで現段階、中学生で最強なのはリョーマではなく手塚だそうです。不二も「天才」だし、他のレギュラーたちもかなりのレベルなわけで。そうやって「最強」を連発しすぎると、物語に幅がなくなるから、先の展開はかなり苦しくなりそうな。
雑誌「The Sneaker」購入。乙一の短編が載っています。「GOTH-暗黒系-」でホラー寄りの話。今回はそっち方面ということで、イラストはいつもの羽住都さんではなく、緒方剛志さんでした。今回の話の渇いた感じになかなかフィットしてたんじゃないかと。
ムービックからのガンパレアンソロジーの2冊目が発売されてました。1冊目が舞ばかりでイマイチだったからあまり期待せずに購入したけど、これが結構アタリ。キャラが万遍なく出てるし、絵もいいし、話もおもしろいし。オススメ。
ガンパレのアンソロジーは、これの他にはエニックスの1冊目のがよかったです。
須賀しのぶさんのサイン会が京都のブックストア談であるらしい。もちろんいきます。楽しみだなあ。
最近は帰ってきたらぐったり…
たいしたことではないんですが。ちょっと前ですね、「ジャンプ」での「ヒカルの碁」で主人公じゃない人気キャラが数週間主役扱いだったときに、色々な掲示板などで「編集部の圧力で人気とりのためにああいう展開になった」みたいなことを書く人がいたんですよ。まあそういう人も今週号を読めば「本筋に必要な布石だった」ことは分かってもらえたと思うけれども… 「ヒカルの碁」はどう考えても編集部のストーリーへの介入はないと思います。細かい表記チェックはあるかもしれないけれども(例:くるくる寿司) だって、編集部が介入するのであれば→筒井さんや加賀くんは意味なく登場するだろうし、佐為は消えなかっただろうし、倉田さんはあんな外見ではなかった←でしょう。(…特に最後は今でも少し未練が…)
これはほったさんがストーリーテラーとしての力があるから、一時的な人気取りよりも長期的にみた作品の完成度をジャンプも優先しているのかもしれません。
でも、よく考えると… 今のジャンプって作品に「編集部の介入」が露骨に見える作品ってないような。新人さんの新連載(20週打ちきり)は別として。
ジャンプフェスタで流れた映像で、「ONE PIECE」の尾田さんが書きたいエピソードがたくさんあるという話をしてました。あの人のマンガは「作者、本当に好きで書いてるんだなあ」というのが伝わってきますよねぇ。この人も介入は受けてなさそうです。
昔々、「北斗の拳」と「DRAGON BALL」と「キャプテン翼」と「キン肉マン」「セイント聖矢」あたりが連載されていた当時は、「ジャンプイズム」とも呼べるものが紙面から溢れてました。あの「友情・努力・勝利」に象徴されるようなもの。どの作品も何かに憑かれたかのように、バトルをして昔の敵とチームタッグを組んでトーナメント戦をして、敵が味方になって、塔を登って「ここはオレに任せろ!!」といいながら仲間が死んで、でもしばらくしたら生き返って、敵がどんどん強くなってパワーインフレを起こし、最初のライバルで初期の仲間がただの「ヤラレ役」でザコ扱いに… と違うマンガなのに、なんか似通った展開になっちゃいまして。とにかく今を熱く描くことが大切、あまり先は考えずに作家は毎週全力投球でした。それでなんとか物語を終わらせても、連載は終了させてもらえず無理矢理先を引き伸ばすことになって、いつしか作家が限界にきて壊れてしまう…というのが昔のジャンプでした。
ところが最近は作家にローテーションで休みを与えてるし、物語が終わりとなったらちゃんと最終回として幕をひかせてるし、ストーリーを強制的にトーナメントバトルやチームタッグに変更させるような感じはしないし。…昔と比べて編集者のコントロールが巧妙になったのか、単に編集者の好みがバラバラでそれか雑誌の方針よりも優先されるのか、あまり介入をしないようになったのか。
…ジャンプは一発当てたらデカいけれども、昔のように一作で灰になってしまう作家の姿をみてたら、作家の卵に「ジャンプ」が敬遠されてしまうために、こういう「作家尊重」な雰囲気になったのかな?
長期的にみれば今のシステムは昔よりはいいかもしれないけれども、あの昔の得体のしれない熱さを懐かしく思うこともありまして。 …正直いうと、「うわー、編集部もっと介入してちゃんとした話にさせろ!!」と思う作品もいくつかあるんので。
あ… まさか編集部も物語に過剰に介入しても「人気作品」に仕立て上げることができなくなってるからとか…