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中学校吹奏楽部による吹奏楽コンクールへの参加も4回目となりました。 曲はこれまでの選曲とは一線を画した初の邦人作品。これまでは吹奏楽オリジナルの過去の名曲を演奏していましたが、今年は部員数の関係もあり、小編成でも演奏でき、かつ内容の濃い作品を選曲しました。演奏自体は第30回定期演奏会で一度披露しているものの、今回は新しい1年生を加えての演奏でした。 出場した人数は30名を切り、これまでで一番少ない人数での出場となりましたが、このメンバーで新たな歴史を作るんだ、という気持ちで精一杯の練習を重ねました。 結果は中学校吹奏楽部として初の銀賞。たかが銀賞、と思われるかもしれませんが、週3回しか練習が出来ない中でこの結果を出すことが出来たのは大変価値があるものでした。 |
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今年のコンクールは、第30回定期演奏会で初演を果たした新曲を、コンクール初演という形で披露しました。 この曲は専修大学松戸高等学校創立50周年を記念して委嘱された作品で、専修大学のシンボルでもある「鳳」が雛鳥から成長して巣立っていく様子が音楽によって表されている曲です。作曲は専修大学松戸高校OBでもあり、今年度の課題曲作曲者でもある、田嶋勉先生によるものです。 この曲をコンクールで初演するにあたり、田嶋先生には定期演奏会で披露したものに加筆、補筆をしていただき、なおかつ何度も直接指導をしていただきました。今年は部員の士気もこれまでとはひと味もふた味も違ったものであったと思います。 だからこそ本当は金賞を取ることが田嶋先生に対する感謝のしるし、と思っていましたが、結果は残念ながら銀賞に終わってしまいました。 それでも部員たちはコンクールに対してある種の「夢」「希望」をはっきりと抱くことができたのではないかな、と思っています。 |