アニメの「ヒカルの碁」の感想はこちら、ジャンプの「ヒカルの碁」感想はこちら。
もうすでに誰かからつっこみが入っているかもしれませんがひでさん、「キル・ゾーン」シリーズを読む場合は第一部と第二部の間に「ブルー・ブラッド」シリーズも読まなくてわっ!!(本当は発刊順に読むのがベスト。) 火星サイド、ユージィンとヴィクトールの愛憎物語をじっくりと描いたもので、「ブルー・ブラッド 虚無編」はMy須賀しのぶベスト作品となる位、読み応えのある作品です。「キル・ゾーン」に比べるとかなり暗いけれども、深くて味わいのあるシリーズですので、ぜひ読んでください。
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「電撃hp」の最新号を読みましたが、秋山さんって鬼のような人ですな。でも、秋山作品のそういうところが私は大好きです。
mtakeshiさんの宵越しのキオク2/14で紹介されていた個人でwebサイトなんてやめておけ、おもしろそうなんで注文しちゃいました。
サイト持ちvsサイト持ちのネットケンカの方が、サイト持ちvs読者のネットケンカよりも仁義があるかどうかは一概には言えないと思いますが、サイト持ちがケンカの相手だと、相手の価値観や所属するコミュニティーの文化などがわかりますから、対処がしやすい部分はありますよね。
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2/9の日記に書いた「ネットケンカ」の話に二つ付け加えると。
(1)非難であっても批判であっても、その論が自分自身を、「私」を省みたものでない場合は中身がスカスカになります。自分との対話がなされずに出てきた言葉は、空虚です。
そういう空虚なケンカを続けていると、災いはいずれ自分に戻ってきます。「言ってることとやってることが違う」と非難されたり、自分自身を映す鏡が歪んでいることを指摘されたり。「自分」のバカさやみっともなさに気がついて、恥ずかしくて居たたまれない思いをするハメになります。(もっとも、いくら言われても気がつかない人はいますが…)
(2)自分の中の怒りや悲しみのうち、「義憤」と「私怨」の区別はつけておいた方がいいです。「ネットケンカ」をする場合はその中でも「義憤」の部分にだけ焦点を当てるようにしておけば、第三者がみたときの説得力が増すので、「ネットケンカ」を自分に有利に展開しやすくなります。もちろん「私怨」だけでやるのは自由ですが、それは自分自身への他者の評価を大きく下げるというリスクが高いものであることは覚悟しておくべき。
最悪なのは、「義憤」よりも「私怨」がほとんどの感情を占めているのに、本人はそれを「義憤」だと思いこんでる場合。傍からみると、相当「みっともない」です。
話変わって。
楽天ブックスの「ハーツ」の感想ページに書きこみしましたか?というメールがきました。…記憶にはないです。
これは、私が昔書いた「ハーツ」の感想をそのままコピー&ペーストしたもののようです。
オンラインブックストアーの感想ページに、個人サイトの書評や感想から文章を勝手にコピーするような人もいるらしいとは聞いたことはあります。その場合は、感想掲載でもらえるポイントが目当てのようですが、楽天ブックスの場合は特にそういうのもなさそうだから、別にいいです。感想読む人には、誰が書いたかなんてどうでもいいでしょうし。
万が一(?)パクリ疑惑がかけられたとしても、私のサイトの文章関係は、考え方や表現のクセから、蓄積されたものの一貫性は読んだら分かってもらえると思っているので、心配はしてません。
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メールフォームで「巨大テクストサイトを閉鎖にまで追い込んだ「パクったかも事件」をご存知でしょうか。」と聞かれましたが、実は全然知りませんでした。最近は巡回範囲が狭いので。
こういう「ネットケンカ」はリアルタイムで関連する場所をみていないと実際の空気というのはわからないものではありますが、その経緯をまとめたサイトを読んで自分なりに感じたことをまとめてみますと。
ネットケンカについての私の考えは昔日記に【ネットケンカの極意】(01/07/26)として書きましたが、今回の件に感想に付け加えることがあるとすれば、責めた方も責められた方も「自分のコントロールができていなかった」、すなわち「本当は自分はどうしたいのか?」をちゃんと考えずに、脊髄反射行動をとってしまい、それがエスカレートして、「責めた方が手段が目的化している」ように第三者には思えてしまったことが問題だったのではないでしょうか。
騒ぎの発端となった「パクリ疑惑(?)」ですが、両作品を読んで私は「あれはジャンル《綿の国星》で、単にネタが被っただけ」という印象を受けました。だからこそ今回責めた方が、自分も関わった作品にパクリ疑惑を受けたら腹が立つのは分かります。ただし、行動に移す前に「どうすれば腹立ちが収まるのか」という落しどころを具体的に考えておくべきだったのでは。
「謝ってほしい」にしても、単に形式的に謝罪の言葉を受ければそれでいいのか、相手がヘコめばそれでいいのか、相手に問題の本質を理解してもらいたいのか、それによってとるべき行動は違います。
今回が第三者には「あれだけ謝ってるのに許してもらえないなんて」という状況に見えてしまうのは、そのあたりのズレもあったのではないでしょうか。特に最初、責められた方の謝罪の言葉は「文句を言われたから謝っておく」ようにとられても仕方のないものでしたが、責めた方のやり方ではそういう謝罪の言葉しか引き出せないのも無理はないかと。
問題の本質を理解して反省してほしかったのであれば、責める方は最初から「なぜパクリではないといえるのか」について力点をおいて説明するべきでした。
ネットケンカというのは「多くの野次馬の目に晒される」という意味で精神的なコスト負担は大きいので、目的をはっきり定めずにやるべきではないと個人的には思います。確固たる目的があったとしても、コストに見合うだけのメリットがあるかどうかも見極めるべき。ケンカという「手段」が目的化してしまうと、後で大きな代償を払うハメになってしまいますので、よほど図太い神経をしてない限りは脊髄反射でのケンカはやらない方がいいのではないでしょうか。
目的やコストの見極めのために大切なのは、ちゃんと「考える」ことではないかと。ただし、その作業はとてもしんどいです。苛立ちの原因をよくよく考えるとみると、結局は「ふがいない自分」に辿りつくことも多いですから。
その「考える」ということがどういうことかを説明するのは私には手に負えないので、参考サイトとしてほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。を紹介しておきます。最近では「2002-12-04 考える方法をならったことがありますか?(1)」あたりからの話は、色々と考えさせられるものがあります。
また、話は今回の件とはズレてしまいますが、最近「批判と非難の違い」について感銘を受ける意見を読んだので、それも紹介しておきます。
LOTR字幕抗議のための英語工房の、「LotR 英語なんでも掲示板」のこのスレッドのEvenstarさんの発言1705● 「批判」とのおつきあいなのですが、その中で「なるほど」と強く思った部分を引用しますと、
「なによりも、表面とは裏腹に、「批判」は相手を攻撃することを必ずしも主目的とはしないのですね。批判精神を鍛えるということのベースは、自分はどう考えるのか、自分はどう感じているのか、そしてそれはどうしてなのか、という自分との対話を行うということだと実感します。」
以上、色々と書きましたが、自分自身それが実践できているかというと全然ダメです。ネット上はともかく、実生活では脊髄反射で怒って、後で自分のふがいなさに落ち込むこともよくあります。それでも、自分のみっともなさを直視するのは辛くても、思考停止状態になるよりは自分で「考える」ことを身につけられるようにしたいなあ。
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オペレーターズ・サイドを買いました。ファミ通のレビューを読んでほしくなってしまって。音声指示でキャラクターを操作しながら謎解きを行なうアクション・アドベンチャーゲームです。
…未来、完成したばかりの宇宙ホテルで開催されたパーティーが謎の怪物に襲われた。主人公(=自分)はなんとか逃げ出したが、逃げ込んだオペレーター室から出ることができなくなってしまった。その時、警備員室にいたリオから通信が入った。彼女はあるものを探すために、主人公に協力を求める。主人公はリオに声だけでアドバイスをしながら、謎を解いていく…というような話です。
ゲームキャラであるリオとの「会話」がそれなりに成立しているのが凄いです。スタッフはどんな言い方でも認識できるように、山のように辞書の登録を行なったそうですが、これだけスムーズに会話させるまでにはどれだけの苦労が必要だったんでしょうか。
なかなか刺激的なゲームですが、二つほど不満がありまして。私の発音が悪いのか、戦闘指示の誤認識率が高く、「うしろ!!」って言ってもリオは「前ね」と進んで自爆するし〜。ただでさえトロい私には、このゲームのクリアは無理そう。それでもやれるところまでは頑張るつもりですが。
もうひとつの不満は… この話では、主人公の設定が「男」なんですよ。キャラクター性の強いRPGであれば「お人形さんごっこ」に近い感覚でやれるから、自分と性別の違うキャラが主人公でも平気ですが、このゲームは「主人公=自分」度が高く、常に自分の声も聞きながらやることになりますから、作品中で男扱いされる度に萎えてしまいます。おそらくストーリーとの兼ね合いもあって、主人公の性別を男にする必要があったのではないかと推測はしていますが。
キャラクターのリアクションが豊富だし、おもしろいのはおもしろいんなんですが、ネックは戦闘だなあ。リオちゃんがもうちょっと自分で考えて戦ってくれたらいいのに。(それじゃゲームになりません)