父を想う
参加中のドラマ用に、昔の写真を探していて発見したスナップ。
母が編んだセーターを着ているわたしと4歳位の弟。
この弟とわたしは、9月29日に、母の13回忌の法要をする予定だったが『同じ日に、父の70回忌の法要もしよう。』と弟から電話があった。『70回忌はまだなんじゃない?』『いや、計算すると今年なんだよ。』
ふたりとも、この後しばらくの間、絶句。
(87歳まで生きていた母の死後はマメに法要をしてきたし、母の冥福を祈る<四国88箇所・1360キロの歩き遍路>もしたのに・・・・父の法要は忘れていた。!)
『弟は<はいはい>をしていたし、私はまだ4つだったから・・・』では、済まない。
父は、終戦半年前の12月に亡くなっている。
久しく途絶えていたわたしのライブ活動は、治安維持法が原因で亡くなった父を想って、平和を祈念して始めたのに・・・。
ごめんね、父さん。