迷子になった
夕べはMiXiの足あとからの、つながりで<ひとりしばいナイト>と云うイベントに出かけた。
知っている人は居ない上、13名の出演者がそれぞれにひとりしばいをする・・・どんなカタチなのかも不明なので、誘う友人も限定される。
寸前まで自分が行く気になれるのかどうかもハッキリしていなかった事もあり、結局ひとりで観劇することに・・・。
友人の他界以来、気持ちが平らでなく何処か、つんのめった様な日々から脱出できたので、観劇する気になれたのが嬉しかった。
はしゃいでいたからか、プリントアウトして持って出た地図を失くし、迷子になった。
ライブハウスの名前を覚えていなかったのがマズかった!アハハ。15分遅刻で場内に。短い作品が並んでいるイベントなので助かった!
一人芝居のコミュのメンバーののんべさんが、お目当てだった。
かれの作品(?)は、落語の御題拝借のように観客から、輪ゴム・虫・シカゴ・ゴリラ・ラッパ~と言葉をもらって唄うという即興だった。
「ふ~ん。こう云うものも、ひとりしばいなのかなぁ?」とか思う。
他の皆さんも、それぞれに頑張っておられるのを観ながら
自分はどんなひとり芝居をやりたいのかを、つい考えて居ました。
この夜だけでも13名の人が一人芝居を目指す仲間として肩を組んでいたので、その事にまず驚いた。
みんなは気付いているのかなぁ。肩を組める相手の居てくれるありがたさに。(年寄りくさい、セリフだなあ。ヤダヤダ。あはは。)
そして 奥歯をかみ締めながらしていた頃の、自分の稽古を思い出した。
プロダクションに席を置いてはいたが、劇団を離れたわたしには、常時稽古に付き合ってもらえる仲間も少なくて、また
経済的に演出家を常時同伴できなかったので、23年前のわたしの一人芝居の稽古は、孤独との戦いでもあった。
無料の会場を探して、目の前に置いたテープレコーダーを演出家に見立て
【60分ノンストップで語る】コトを目標にしての稽古。
あれっ?! 嫌ダ~。
自分の一人芝居を、中々再開できずに居るクセに こうして平然と他人の一人芝居について公開日記に、書いたりしている。
【こんなふうに過去を思い返すようになたらオシマイなのかも】
『イヤイヤ、頑張りたいからこその・・・! 』
芝居人生の道中で 迷子になっているのかも・・・。
頑張りたいからこその・・・! なんてキレイ事を言ってないで
自分に向けて『頑張りたいからこその・憎まれ口もハッキリ言え!それをバネに頑張れよォ!』と、大きな声で言いたいで~す。 あはは。