Leikoの過去日記

昨夜観た、劇団民芸の公演『エイミーズ・ビュー』は、もう一度観たい芝居。

内容は切なく重いのだが、きっちり・かっちりと仕上がった素敵な芝居。

奈良岡朋子さんと入江杏子さんの、素晴らしい存在感に圧倒される。
（同年齢になった時に、同じ役を自分に与えられたら出来るのかしら？と考えた。・・・・『頑張らなくては！』と、思った）

高校時代に同窓で、一年後輩の演劇部員だった嶺田則夫さんが、胡散臭い中年男を軽やかに演じていたのも、嬉しいと言うのか、眩しい感じ。

イギリスの作品で、丹野郁弓さんの訳・演出。
「明石原人」という作品を拝見していただけだが、丹野さんは、昨年無名塾の『ドライビング・ミス・デイジー』の演出もされている。
今回の舞台を拝見して【日本の演劇界には、女性演出家が確実に増えていて、皆さんが堅実な仕事をしてる！】って、感動。

劇団を離れて２５年位過ぎたわたしだが
演劇をみて、久しぶりに【劇団という集団だからこそ、と云う力強さを感じた】のが、何よりも嬉しかった。