戦争と平和を考える
昨日は、原爆が落とされてから62年目の8月6日でしたね。広島での平和式典のTV中継を見た後、目黒・羅漢寺において毎年催されている、<桜隊原爆殉難者追悼会>に出席して、新劇界の先輩・佐野浅夫さんから『桜隊の前身・苦楽座時代の丸山定夫さん達との交流』を聞きました。
佐野さんは『どうせ、あとわずかで死ぬなら、したい事をしよう!』と俳優の道を選ばれたそうで、軍隊に入った自分が生き残り、桜隊で国内を慰問していた丸山定夫先輩や、同級生の高山象三が原爆で死んでしまった』と、切ない思いを、明るい口調で話されました。
また、同席なさった加藤武さんは、わたしの所属する新劇俳優協会の会長・北村和夫さん(今年5月に他界)を偲ぶ言葉を語られました。
毎年列席されていた先輩たちが、次々と亡くなってしまう事を考えました。 【多少でも戦争を体感した俳優】としてのわたしのするべき仕事についても考える一日とも成りました。
※ エッセイのページに昨年の原爆忌の関連記事あります。『フィールドバック』
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桜隊の皆さんはお若かったんですね。
無念なお気持ちを思うと涙がでます。
ヒロシマの悲劇を次の世代、全世界へと伝えていくことこそ、日本人の責務だとあらためて思いました。
投稿者: プチネコ | 2007年08月08日 14:47
>プチネコさん。
中々書き込みしにくい、重たいテーマとおもいます。
コメント、ありがと。
わたしたちは平和憲法があったからこそ、この62年間、身内を戦争で失わずに暮らしてきました。
その平和憲法を<自国の発案ではないから、見直すべきだ>と言う人が増えてきた現在、戦争を少しでも知っている人間のひとりとして、わたしは自分のするべき事を考えなければならないんですよね~。
戦争のために、父を失ったわたしには【戦争はダメ! 戦争に繋がる道は嫌です。』と、語る義務があるのですよね。
わたしがう~んとお金持ちなら・・・・・【世界中のトップ政治家を、広島か長崎の原爆資料館に、ご招待】するわ。
京都観光とか、オミヤゲも付けちゃってねっ!ふふ。(来て、見てもらいさえすれば、わたしの気持ち伝わると思うから・・・。)
投稿者: Leiko | 2007年08月09日 13:12
6日の夜は朝霧高原の牧場で原爆記念の日と言うことで一面にろうそくの火を灯して慰霊のための草笛コンサートを行いました。
深い霧に覆われて幻想的な中で十数曲を吹かせて頂きましたが、なぜか「長崎の鐘」を演奏した時は現地に行った時のことが脳裏に。
戦争の根本原因は・・・・なになんでしょうか?
投稿者: 富地蔵 | 2007年08月09日 18:51
>富地蔵さん、こんにちは。
「戦争の根本原因は・・・・なになんでしょうか?」
・・・「欲じゃないかしら?」って、わたしは思う。
少数の『兵器産業で、お金を儲けたい人たち』の作戦に、踊らされているように思うの。
多くのエネルギー(人的にも・物質的にも)が、そんな人に利用されてしまうの、もったいないと思う。
世界中のひとが、穏やかに健やかにくらすために・・・・・
わたし達は、もっと賢くなるべきよね。
投稿者: Leiko | 2007年08月10日 12:10