父の故郷
戦争の終わる半年前の1944年の暮れに亡くなった<わたしの父親>は、今日わたしたちのマイ・フェア・レデイの公演をする<新潟県の出身者>です。山奥の松之山で生まれた。
戦争前のことで、耕す畑は与えてもらえなかった次男坊は、東京に出て働いた。
そして、当時あった治安維持法に引っかかって、拘束されて(重い結核に罹り)亡くなるハメになった。
それがあって、わたしは人一倍 「 戦争は嫌だ。」と思う気があると思っていた。
だが「思うだけでいいのか?」と、夕べしきりに考えさせられたの。
夕べ、パソコンの接続が上手く行かなくなった時に、アレコレあたふたしながら、何故か前近代的な【タタリ】のように思ったの。
ホテルマンは『サーバーとの接続のセイだ』と答えたが、わたしには父が『オレノコトモ、スコシハ、カンガエテヨ』って、言ってる気がした。あはは。
そして今、日本の未来に一番大事なコト『 憲法改正の話題を、避けていて大丈夫なのか、れいこ? 』と、父から問われているような気がしたの。
出かける時間がきた。上手くアップ出来ますように! 父さん、助けてネ!
コメントコメントを書く
私も新潟県人なので、ヘェーと読み始めたのですが・・・
なんとも切ないお話で、言葉もありません。
新潟の人たちに感動をありがとうございます!
投稿者: Yukiko | 2007年05月20日 17:14
> Yukiko さん。
Yukikoさ~ん。重たい話でごめんね~・・・。
わたしより若い、戦争を知らない人に伝える/と言うか考えるきっかけになる【言葉かけ】をしてゆきたいと、いつも思ってるの。
でも、忘れる時もあるので、自分のための言葉でした。
今日がその日だったのかドーかは、? ふふ。
投稿者: Leiko | 2007年05月20日 21:50
今日の新潟公演観ました。
夫婦共々感激して帰ってきました。
ありがとうございました。
投稿者: midareuti | 2007年05月20日 23:08
>midareuti さん、こんばんは。
ようこそ!
ご夫婦で、観劇する・・・・ステキ!
同じ芝居を観なくても、趣味が一緒なだけで嬉しいじゃない!
いつまでも、演劇を愛するおふたりで、居てくださいね。
投稿者: Leiko | 2007年05月21日 22:36