≪幼馴染に逢えあるかと | メイン | 恐ろしいJAL機長さんの説明 ≫

今井正「にごりえ」

新劇俳優協会の夏の勉強会に参加します。
今井正監督作品『にごりえ』モノクロ130分の鑑賞会。
この夏、一番の楽しみにしていた行事です。 ふふ。

久我美子さん・十朱久雄さんが主演の樋口一葉の「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」のオムニバス映画。
田村秋子・丹阿弥谷津子・三津田健・芥川比呂志・長岡輝子・中村伸郎・龍岡晋・荒木道子・岸田今日子・杉村春子・賀原夏子・南美江・文野朋子・宮口精二・山村聰・北城真記子さんなどの・・・・・我が新劇界の大先輩が、沢山出演している作品なので、真っ先に申し込みをしていました。
 ☆ 高校野球の決勝戦も大事デハありますが・・・いってきま~す!

コメントコメントを書く

わぁー、豪華な出演陣ですね。
明治時代に生きた人々の悲哀が描かれている
近代文学史に残る有名な作品の映画化ですね。
機会があったら、私も観たいと思います。

如何でしたか??
こうして沢山のお名前を見ていると
子供の頃のTV(映画は観ませんでした)に出ていた人が
懐かしく思い出されます。

この顔ぶれを 全部知っている年代です。

久我良子さんは 兄(75歳)が大好きでした。

十朱久雄さんも懐かしいですね。幸代さんのお父様・・。

これで見ると 凄い実力派ぞろいですね。

もの凄いメンバーが揃っているし、にごりえの淡島千景さんの美しさと色っぽさなど、少人数で観て勿体ないと思う勉強会でした。

鬼籍に入られた方が多い中で、北城真記子さんの演技を、懐かしく拝見しました。(わたしの一人芝居のスタートの頃にアドバイスをして頂いたご縁もあるので)

また、十三夜のおせきを演じている丹阿弥谷津子さん(マイフェアのヒギンス夫人を演じてもおられます)とか、ドラマや、勉強会でご一緒した加藤武さんなど、何処かで接点のある先輩俳優さん達の、存分な活躍シーンに圧倒されました。

超・長回しの場面の台詞のやりとりの場面が、いくつかありましたが、当然のコトながら、台詞術がスゴイのっ!
新劇は言葉を大切にする劇。そのことを改めて考えもしました。

この作品は劇団文学座の、ユニット出演による松竹の映画でしたが、日本映画の全盛期に新劇の先輩俳優さんが、いかに貢献していたのかを証明もしている作品でもありました! 

>早百合さん。
兄上が、ファンだそうですが、久我美子さんも素敵でした。
口うるさい主人夫妻に仕える奉公人が、主人のお金に手をつけてしまう「大つごもり」の主人公・・・・健気に生きている奉公人(昔の日本の庶民は皆、律儀に生きてましたよね)を演じていましたが、久我さんって、華族のご出身ですよね。

一度だけお話したことがあるの。その時に誉めていただいた言葉、今でも嬉しく思い出します。
『あなたの演じた、たま子先生には品があって、素敵でした。』   
品のある久我さんの言葉だから、誰に言われるより嬉しかったの!ふふ。

私はこの映画、かなり若い頃と、10年くらい前と二回観ました。若い頃は「にごりえ」の宮口精二さん、杉村春子さんの良さがわからなかったのです。ただただ山村聰さんと淡島千影さんの二人に魅入っていたのを覚えています。

私の三男坊に是非見せてやりたい催しでしたね

文学とはおよそ縁のない私ですが、映画化されてるのを見ると何だか作品に触れたような気がします

私は誰もダンスの師匠が居ません
他人が踊ってるのを見て覚えたダンスです
映画で見たたまこ先生のような方が居られたら即習いに行ったでしょうネエ

コメントを投稿


注)プログラムの性質上、半角の『<』、『>』で囲むと、その間の文字が文字として認識されない可能性があります。ご面倒でも全角の『<』、『>』をお使いくださるか、他の括弧記号をお使いください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www12.big.or.jp/~kusamura/mt/mt-tb.cgi/533

各月の日記

携帯用サイト

QRコード

このブログのフィードを取得
[フィードとは]   Atom
RSS2.0
Powered byMovable Type 3.33-ja
Powered by kinarie.&May
Powered by MT4i
Copyright ©2005-2018 Hero&Lei企画 Reiko Kusamura